もう泣きたくない…離婚から立ち直るために必要な期間は?

七味さや 漫画家・イラストレーター
更新日:2020-12-04 06:00
投稿日:2020-12-04 06:00
 長く厳しい離婚協議(または調停)を終え、やっと解放されたと思っても……悲しいかな、離婚は失恋以上に悲しみを引きずる場合が多いみたいです。いつになったらこの悲しみから立ち直れるの……?
 このマンガの主人公・リコちゃんも、新しい恋をしようとしたら元旦那のことを余計に思い出しちゃったみたい。気になって、離婚経験のある友人に相談してみたら……。

悲しみはすぐには消えないけど…

 離婚から立ち直るための期間は、人それぞれです。離婚理由にもよるでしょうし、付き合いの長さも関係してきそう。長く引きずる人もいれば、離婚できてせいせいした!という人もたくさんいるでしょう。

 リコちゃんのように、やっと立ち直ってきたと思ったら悲しみがぶり返してしまうこともあります。

 私は「思い出し泣き」をすることはもうここ数カ月なかったのですが、先日たまたま1年前の離婚協議中に書いた日記を見つけてしまい。日記には当時の出来事と、自分の感情がたくさん書きつづってあって……読みながら大号泣。

 離婚してよかったとさえ思えるようになってきたのに、涙が出てきた自分にびっくりでした。あの頃の自分がかわいそうになって、泣かずには読めなかったのです。それくらい、1年前の自分は苦しかったんだと今思います。

 もうしばらくしたら、この日記を泣かずに読める日がくるのかもしれません。それが半年後か3年後かはわからないですが……。

 日記によると、1年前は1時間おきに嗚咽していたみたいです。今は泣くことなんて滅多にないし、笑っている時間の方が圧倒的に多いなぁと気がつきました。腐らず生きていれば、徐々に良い方向に向かっていくみたいです。

 だから、早く立ち直ろうと焦らなくても大丈夫! いつか来る春に向けて、今はじっと耐えしのぎましょう。冬の寒さが厳しいほど、桜はより美しく咲くのだそうですよ。

登場人物紹介

リコ
離婚から立ち直りたいアラサー。同僚の柏原さんに言い寄られてデートしたんだけど、元旦那のこと思い出しちゃった……新しい仕事も恋の予感も楽しくて、やっと離婚から立ち直れたと思ったんだけどなぁ。

シンちゃん
リコの高校時代からの友人。2年前に離婚し、現在はフリーランスとして働きながら娘を育てている。子どもを連れての離婚は、人には言えない苦労も多いよねぇ。

七味さや
記事一覧
漫画家・イラストレーター
離婚済アラサー漫画家。不注意型ADHD傾向ありの綱渡り人生。世界中からゆるされたくて、「ゆるし系」漫画やキャラクターを描いています。やさしい世界をつくりたい。Xでも随時漫画更新中。お仕事実績はこちら:https://shichimin.com/

関連キーワード

ラブ 新着一覧


社会的地位の高い男にビビビ!“スペック格差”恋愛㊙成就テク
 メリ様こんにちは! いつもSNSやブログ、そして、何度も本をリピ読みさせていただいております! 私もひとつご相談をさせ...
神崎メリ 2020-07-26 06:00 ラブ
恋愛あるある!男女の価値観の違い8選&壁を乗り越える方法
 日本における離婚の大きな原因が「価値観の違い」というのは、有名な話。でも、個人の価値観という前に、そもそも性別による価...
同棲で結婚が遠のいたアラサー女子…男が逃げ出した実態とは
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。結婚を考えている相手とは期限を決めたりして一緒に住んでみることをおすすめして...
山崎世美子 2020-07-25 06:00 ラブ
心の傷に応急処置!「離婚断捨離」をして環境を変えてみよう
 幸せだった挙式の写真、もらったプレゼント、一緒に選んだ家具家電。新婚当時はキラキラと輝いていた思い出の品々も、離婚が決...
七味さや 2020-07-24 06:00 ラブ
結婚前に同棲しておくべき? メリット&ルール決めのヒント
 彼氏がいる人の中には、結婚を意識している人もいるでしょう。そんな人の中には、結婚前に同棲するかどうか、悩んでいる人もい...
恋バナ調査隊 2020-07-24 06:00 ラブ
あなたの“色気アピール”や“自分語り”は恋に逆効果なんです
 男性の気を引きたくて、ついついアピールしすぎてしまうことはありませんか? 実は、多くの女性が”アピりすぎ”で自爆してい...
内藤みか 2020-07-23 06:00 ラブ
男性から告白されたい♡ 好きな人に告白してもらう方法10選
 できることなら、男性から告白してほしいと思うのが女性の本音。しかし、なかなか思うようにはいかないのが「恋愛」ですよね。...
恋バナ調査隊 2020-07-23 06:00 ラブ
「やられた」を「やらかし」に…夫の不倫を応援した妻の思惑
 定期的に世間を賑わせる有名人の不倫劇。  この劇の嫌なところは、登場人物全員が「やられた」人間扱いされていること...
うかみ綾乃 2020-07-29 05:15 ラブ
北陸地方女性はカカア天下? 恋愛観や好相性の男性タイプ
 シリーズ「地域で違う!男女の恋愛観まるっと調査!」、今回は、北陸地方の女性を見ていきましょう! 北陸地方は、新潟、富山...
北陸地方男性は結婚向き!? 恋愛観や好相性の女性のタイプ
 シリーズ「地域で違う!男女の恋愛観まるっと調査!」、今回は北陸地方の男性をご紹介します! 北陸地方は、新潟、富山、石川...
私だけなぜ? 結婚できない女性の特徴7つ&叶えるための方法
 ある程度年を重ねると、結婚を意識する女性が増えてきます。特に現在、彼氏がいないと、周りの結婚ラッシュに慌てたり、将来に...
恋バナ調査隊 2020-07-21 06:00 ラブ
夫は苦悩の日々…“話をすり替えるのが得意”な鬼嫁たちの生態
 鬼嫁の中には、話をすり替えるのが大得意な人も少なくないのだそう。どんな話題も、自分の都合のいいように変えてしまうため、...
並木まき 2020-07-20 06:00 ラブ
気配りだけじゃダメ “真面目女子”に男性がときめかないワケ
 私はズボラでだらしない系の女子なのですが、そんなダメ人間をやっていますと、周りにはしっかりとした「真面目女子」がいるこ...
若林杏樹 2020-07-20 06:00 ラブ
なかなか会えない彼と…楽しくLINEを続ける5つのテクニック
 新型コロナウイルスの感染者数が再び増えています。第二波に備えて、一人ひとりの予防意識が問われていますね。こんな状況では...
ミクニシオリ 2020-07-19 06:00 ラブ
夫から三行半…メロンパンがとどめで離婚された美人妻の事例
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。昨今は男性から離婚を言い渡されるケースも珍しくなくなりました。生涯を共にする...
山崎世美子 2020-07-18 06:00 ラブ
どういうつもり? 恋人に2年間も結婚を先延ばしされている女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2020-07-18 07:49 ラブ