平手友梨奈「ダンスの理由」MVコメ欄の異変にファン悲鳴の訳

こじらぶ ライター
更新日:2020-12-27 11:52
投稿日:2020-12-26 06:00

 MVを通して、あの激しいダンスを何テイクもかけて撮影するには華奢すぎるはずの平手が、何度となく笑っている。それは欅坂46時代、「不協和音」などのパフォーマンスで見せた“何かへ抵抗するような不敵な笑み”とは全く違う。心から楽しくて自然と溢れた笑顔だ。

 作曲者の1人として名を連ねるほど、平手は同曲にイチから携わった。おそらくMVの構想や振り付けにも自身の意見を反映させているはずだ。モノ創りが大好きだという彼女が一流のクリエイター集団に囲まれ、ダンスについては自分以上に経験のあるプロダンサーたちと呼吸を合わせ踊り狂う。楽しくないはずがないだろう。

 18年以降に患った腰部と手首、腕の怪我やセンターの重圧から心身を蝕まれた平手は、欅坂46脱退まで常にベストコンディションには程遠かったように見えた。それでも気力だけで踊り切っていたという印象だ。今年1月脱退以降、女優やモデル業をこなしつつ、治療するだけでなくさらに進化したダンスを披露できるまでに仕上げてきた。“思うように身体が動く”。それだけでも彼女にとって嬉しいことだったはずだ。

“J-POPの顔となり世界的スターになる”

 そんな経緯を知る彼女のファンにとって「ダンスの理由」のMVは感涙ものだが、それは日本のファンに限ったことではないのは前述した通りだ。

「私が踊り続ければ 世界が許すというのなら」

「何度だって踊るよ 倒れても構わない 誰かの悲しみを癒す その一瞬のために夢のようなターン決めよう」

 そう歌う彼女に呼応するように、世界中からコメントが寄せられ続けている(以下一部を抜粋、要約)。

「世界中の人々がこの偉大な作品を狂ったように喜び再生している。こんな幸せを世界に届けてくれてありがとう、Hirate」

「Techi(てち=平手の愛称)が世界中でとんでもなく愛され応援されていることを、彼女が知ってくれているといいな。私たちは彼女をとても誇りに思っています」

「Yurinaは才能とカリスマ両方を兼ね備えて生まれてきた」

「SONYさん(平手の所属レーベル)、この才能ある女の子を眠らせてはいけない。適切なプロモーションをするべきだ! 彼女はもっと高みへ行ける。そしてあっという間にJ-POPの顔となり世界的スターになるだろう」

※圧倒的オーラで世界を熱狂させる平手友梨奈を!別次元の頭身バランスを!刮目せよ!/平手友梨奈公式YouTube「ダンスの理由」MV

こじらぶ
記事一覧
ライター
STARTO ENTERTAINMENT、秋元康系女性アイドル、ローカル、地下アイドル等数々の現場を経験。Xでもご意見を募集しております。

関連キーワード

エンタメ 新着一覧


「あんぱん」蘭子と豪の秘めたる恋に“過去の名作”を思い出す。河合優実は百恵ちゃんによく似ている
 縁談の返事をしに出掛けた蘭子(河合優実)を連れ戻したのぶ(今田美桜)に、蘭子は本心を明かす。季節は巡って秋になり、うさ...
桧山珠美 2025-05-01 19:16 エンタメ
なにわ男子・道枝駿佑は“肉食女子”から守られたのか?「キャスター」男性俳優陣が気になるよ
 芸能界広しといえども清純派と呼べるのは芦田愛菜だけ。長年、そう訴えてきましたが、今回の一件が図らずともそれを証明したの...
共亜事件は「虎に翼」のオマージュか。あんぱん、ブギウギの3人が同時代を生きている
 昭和11年、家族や嵩(北村匠海)に見送られ、のぶ(今田美桜)は女子師範学校の寮に入る。軍国主義の担任・黒井雪子(瀧内公...
桧山珠美 2025-04-28 18:40 エンタメ
「あんぱん」最後まで毒親だった登美子(松嶋菜々子)。去っていく彼女に問うてみたいこと
 受験したのぶ(今田美桜)と嵩(北村匠海)の明暗が分かれる。静まり返った柳井家で、寛(竹野内豊)たちに頭を下げる嵩。そこ...
桧山珠美 2025-04-26 12:50 エンタメ
春ドラマの評判を調査!『最後から二番目の恋』は令和の鬼渡?『あんぱん』『対岸の家事』の感想は
 2025年4月期も話題のドラマが続々スタート! 多すぎてどれを見るのか迷ってしまう…。そんな人のために忖度なしでドラマ...
「あんぱん」千尋(中沢元紀)は本当に良い子…史実どおりの展開なのか。しょくぱんまんのようなイケメンだ
 けんかした嵩(北村匠海)と千尋(中沢元紀)に、寛(竹野内豊)は改めて後継ぎはいらないと告げる。そして、何をしながら生き...
桧山珠美 2025-04-23 17:51 エンタメ
こうでなくちゃ! 志尊淳の正解を「恋は闇」で見た。いい人よりも“妖しい姿”に妄想が駆り立てられる
 新ドラマ「恋は闇」(日本テレビ系)の志尊淳が良きです。  前クールの「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった...
「あんぱん」なんて贅沢!今が旬、河合優実の“目で語る”表現力と色気に驚く。俳優・ソニンのEE JUMP感を消した演技も見事
 なりたい夢を見つけたのぶ(今田美桜)は、女子師範学校合格に向けて猛勉強をし始めるが、成績が思わしくなく頭を抱える。同じ...
桧山珠美 2025-04-21 14:23 エンタメ
怪演・市原隼人に「ヤバい超大物」2人が熱烈ラブコール。迫真すぎる“ガンギマリ”の演技がモテる理由か
 大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(NHK)にて、盲目の大富豪にしてゾクッとする異様な雰囲気を放つ鳥山検校を怪演...
堺屋大地 2025-04-21 06:00 エンタメ
ラランド・サーヤは「名誉男性」なのか? お笑い界の“女すぎる”という悪口に思うこと
 ラランド・サーヤが参加するバンド「礼賛」が大阪で行ったライブで、痴漢行為が発生。被害女性がSNSで被害を訴えたことで発...
帽子田 2025-04-20 06:00 エンタメ
「あんぱん」松嶋菜々子の“毒”さえチャーミングにする厄介な美しさ。ドキンちゃんにも見えてしまった
 8年間音沙汰のなかった登美子(松嶋菜々子)が突然帰ってくる。登美子に対してわだかまりが残ってはいるものの、自分の漫画を...
桧山珠美 2025-04-19 06:00 エンタメ
「あんぱん」登美子(松嶋菜々子)の登場が不穏…色っぽいけど。貴島中尉(市川知宏)は“あのキャラ”を意識?
 新聞社に出した漫画で賞金をもらい、ご機嫌の嵩(北村匠海)。一方のぶ(今田美桜)は、パン食い競走で転びそうになったところ...
桧山珠美 2025-04-17 16:02 エンタメ
カトパンへの嫌味に物議…新井恵理那は承認欲求のカタマリか、悪役を演じる聖人か?
 昨年3月、8年間出演して総合司会も務めていたテレビ朝日系の朝の情報番組『グッド!モーニング』を降板したフリーアナウンサ...
堺屋大地 2025-04-17 06:00 エンタメ
【募集】春ドラマ何見る? 面白かった&ガッカリを教えて!『最後から二番目の恋』『あんぱん』etc
 コクハクでは2025年春ドラマを対象としたアンケートを実施します。4月よりスタートした春ドラマ、「期待している」「面白...
笠松将、柳楽優弥を超えなければと思っていた。俳優業の“わからなさ”は「自分自身にビビッている感覚」『ガンニバル』シーズン2インタビュー
“この村では、人が喰われているらしい……”    2022年の年末にディズニープラス スターにて独占配信がスタートす...
望月ふみ 2025-04-15 06:00 エンタメ