マスクでの肌トラブルが辛い…4つの原因&対策方法を紹介!

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2021-01-24 06:00
投稿日:2021-01-24 06:00
 感染症対策で、日常的にマスクをするようになった今、マスクによる肌トラブルに悩む人が急増しています。「マスクで隠れているから、まぁいいか!」と考える人も多いようですが、放置しておくとさらに悪化してしまうかも……。そこで今回は、マスクによる肌トラブルの原因と対策方法をご紹介します。

なぜマスクで肌トラブルが起こるの? 4つの原因

 まずは、どうしてマスクで肌トラブルが起こりやすくなるのか、その原因をチェックしてみましょう!

原因1. 肌のバリア機能が弱まる

 マスクをつけている時って、マスク内部がしっとりとして湿度が高くなっていますよね。一見、肌が保湿されそうなのですが、過度に湿度の高い状態が続くと肌の表面の水分と油分のバランスが崩れて、肌のバリア機能が弱まってしまいます。これにより、紫外線や雑菌の影響を受けやすくなり、肌トラブルにつながりやすくなります。

原因2. マスクを外した時に肌が一気に乾燥する

 マスクを外すと、マスクの中の湿気が蒸散すると同時に肌内部の水分まで一気に蒸発してしまい、乾燥状態になってしまいます。これにより、さらにバリア機能が弱くなり、肌トラブルの原因に。お風呂上がりや、サウナ後に肌が乾燥するのと同じ原理ですね。

原因3. マスクつけ外しによる摩擦が刺激になる

 マスクは、基本毎日付け替えるものです。さらに、食事や飲み物を飲む度にずらしているため、肌には摩擦による刺激が加わっています。この摩擦によって、肌の角層が剥がれやすくなり、肌がデリケートな状態になり、紫外線や雑菌などの刺激を受けやすくなってしまいます。

原因4. 雑菌が繁殖しやすい

 マスクをつけている時、顔表面は外気とは異なり、温度も湿度も高い状態が続きます。このような環境は、ニキビなどを悪化させる雑菌を繁殖させやすい状態に。

 また、湿度が高いと皮脂の分泌も増えるため、毛穴が詰まり、よりニキビなどが悪化しやすくなります。

マスクによる肌トラブルを防ぐ! 6つの対策方法

 続いては、マスクによる肌トラブルを防ぐための対策方法をご紹介しましょう。

1. マスクの素材を変えてみる

 普段から肌が刺激に弱い敏感肌の人は、マスクの摩擦による刺激で肌が荒れている可能性があります。不織布マスクを使っている人は、布マスクやガーゼタイプのマスクに変えてみましょう。

 ただし、布マスクでは感染症対策としての効果が得られないという意見もありますよね。心配な方は、不織布マスクと顔の間にガーゼを挟むことで、刺激を和らげることができますよ。

2. マスクをつける前に保湿クリームを塗っておく

 マスクをつける前に、しっかり保湿クリームを塗っておきましょう。これだけでも肌のバリア機能のサポートができるため、肌内部の水分が蒸発するのを防ぐことができます。

3. フェイスパウダーをつける

 普段のメイクの最後に、フェイスパウダーをつけてみましょう。パウダーが、マスクと皮膚との摩擦を軽減してくれます。また、メイクがマスクに移りにくくなるというメリットも。

4. マスク内部の汗をこまめに拭く

 マスク内部は常に高い湿度になっているため、夏場や汗をかいた時などには、こまめにマスク内部の汗を拭き取るようにしましょう。こうすることで、雑菌の繁殖を抑制することができます。また、汗を拭きとると乾燥してしまいがちですので、一緒に保湿ケアを行うことができるとベストですね。

5. マスクを外したら丁寧に洗顔する

 マスクを外した後は、顔の表面に皮脂や雑菌が多く付着しています。帰宅したら、いつもより丁寧に洗顔して、肌を清潔な状態に戻しておきましょう。

6. 清潔なマスクを使用する

 マスクは、毎日新しいものに取り替えましょう。雑菌が繁殖したマスクを繰り返し使っていると、肌トラブルにつながってしまいます。こまめに交換することで、肌を雑菌から守ることができますよ。

マスクによる肌トラブルは自分で治せる? 病院にいくべき?

 マスクによる肌トラブルが気になり始めたら、まずはワセリンなどバームタイプの保湿剤でしっかり保湿ケアをしてみましょう。ニキビや吹き出物ができている場合には、油分の少ないクリームで保湿すると良いようです。

 市販品を使って保湿と清潔状態を保っても悪化するようであれば、早めに皮膚科を受診しましょう。

マスクによる肌トラブルは保湿と清潔を保って回避しよう!

 マスクによる肌トラブルの多くは、肌のバリア機能が低下したことによるものだと言われています。そのため、まずはマスクの中を清潔に保ち、しっかり保湿ケアをすることからはじめてみましょう。

 また、マスクの耳ゴムが痛くならない製品や、ずれにくいテープなど、マスクに関する便利な商品も多く販売されています。ぜひ上手に取り入れながら、マスク生活がより快適になるように工夫してみてくださいね!

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

ビューティー 新着一覧


20代女子が再現する「昭和のリバイバルメイク」の落とし穴。黒のリキッドアイライナーは“鬼門”です
 リバイバルメイクは懐かしさと同時に、どこか新しさを感じさせる魅力がありますよね。しかし40代が昭和メイクをそのまま再現...
ブラの跡が消えないんだけど…! 年齢のせいだと諦める前に知っておきたい原因と対策
 着替えようとした時、背中や肩にブラの跡がしっかりついて消えないことはありませんか? 放っておくとかぶれて赤くなったり、...
40手前で老眼疑惑!?【薬剤師監修】目がかすむ…酷使による「アイフレイル」ってなに?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代の「顔色悪い」問題を救う2アイテム! C塗りとW塗りをお試しあれ♡
 新年は、メイクにも変化を取り入れたくなるもの! 大人世代が簡単に、かつ瞬時に垢抜けを狙うなら、ベースメイクにおけるカラ...
眼瞼下垂を治したい! 美容外科界隈で「世紀の大発明」と呼ばれる手術とは?【目元の美容専門医師が解説】
 この連載では美容医療“若葉マーク”の方々に向けて、テッパンの不安や疑問を分かりやすく“一発回答”。今回は『眼瞼下垂につ...
白髪以上に40代のパサパサ髪は老けて見える説…【薬剤師監修】更年期の“老け髪”対策
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
ウン十年生きてもメイクが苦手! おてもやん、人食いおばば…勇気が出る!? メイク失敗あるある6選
 メイクが上手にできなくて、「自信がない」「もうノーメイクでいいや」と諦めていませんか? でも実は、メイク上手に見える女...
前髪がぁぁぁぁ!伸ばしかけのイライラを軽減、40代に似合うアレンジ術
 前髪を伸ばしたい時、伸ばしかけの期間の煩わしさに耐えられず、結局前髪を切ってしまった経験のある人は多いはず。でも、この...
年間1,000以上の化粧品類を試して実感!忖度ナシで美容家が溺愛する部門別「超厳選4アイテム」
 みなさんは今年、どんな美容アイテムとの出合いがありましたか? 仕事柄月に100以上、年間では軽く1,000を超える国内...
初めてのTバック。冬でも履くのがおすすめな6つの理由、汚れとか気にならない?
 女性がTバックを履く時といえば、下着のラインが透けやすい夏場や、彼氏とのデートの時が多いですよね。冬にまでTバックを履...
なぜ人は酒に酔うのか?【薬剤師監修】さらば泥酔! 酒好きのための「上手な飲み方」完全ガイド
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
国民・玉木代表は好みだった? アラフォー女性「ハデなおばさん化」を回避する方法
 一時期世間を騒がせた、国民民主党の玉木雄一郎代表(来年3月3日まで役職停止)の不倫。特にお相手女性のファッションには、...
20代女子から“ママ活メイク”認定されるのは納得できん! 40代の上品な若作りメイクテクは?
 若作りを意識しすぎるアラフォー女性は気を付けて! もしかしたら年下女性から「あのアラフォー女性、もしかしてママ活中!?...
ボサ、ツル、ハミ、ポロリ…。セクシー下着&アンダーヘア処理の赤っ恥失敗談7選
 恋をした女性なら、一度はセクシー下着やアンダーヘアの処理に興味を持った経験があるはず。もちろん、彼氏や夫に喜ばれて大成...
生理期間は短縮できるの?【薬剤師監修】生理を早く終わらせたい、生理周期をズラしたい、生理の不快感ムリ!
 旅行や大切なイベントと生理が重なってしまい、憂鬱な気持ちになった経験を持つ女性は多いでしょう。そんなとき「生理が早く終...
40代以上「お疲れ顔」の原因は? 面倒でも時間がなくても「2つの工程だけ」は省略してはいけない
 40代後半くらいから、きちんとメイクもしているし、スキンケアにも気を配っているのに「疲れてる?」と聞かれてしまう頻度が...