プロが伝授! マスク生活がアナタを老けさせる…防止テク3選

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2021-02-05 06:00
投稿日:2021-02-05 06:00
 マスク生活が当たり前となった今、さまざまな問題が起きています。それはほかならぬ「老け見え」。今回は、日本化粧品検定1級・コスメコンシェルジュの資格を持つ筆者が、マスク生活のデメリットとその改善法に迫ってみました。

1. もっとも多い顔のたるみ

 多くの男女が、マスクの下は「無表情」だと言われています。

 もちろん、リモートワークなどの際は笑顔を作るでしょうが、コロナ禍において、圧倒的に顔の筋肉を使う場面が奪われました。

 鏡を見て「頬がたるんで、口角がさがってきた」「以前より、顔が間延びした感じ」と思うなら、要注意です。

 そこで、たるみ防止に、以下のトレーニングをオススメします。

 可能なものを一つでも取り入れると、かなり老け顔防止にアプローチできますので、ご参考にしてみてください。

・マスクの下でも「口角をあげる」「口角をあげて話す」
・口の中で舌をぐるぐるローリングする(頬の内側からアイロンがけするように、左右10回ずつ)
・上を向いて首を反らし、舌を真上に突き出す
・耳の下(耳下腺)や、鎖骨周辺を手でマッサージしてリンパを流す
・「アイーン」の表情を作ってみる。

 筆者は、化粧室や入浴中にこれらのトレーニングや顔ヨガを実践しています。ご参考にしてみてくださいね。

2. マスクをしても紫外線防止と保湿は必須

「マスクをしているから、すっぴんでもOK」という女性も少なくありません。コンビニなどのご近所エリアなら、確かにメイクはもちろん、日焼け止めさえ塗るのが面倒くさいですよね。しかし、これは大変危険です。

 肌を老けさせる要因が、

1. 紫外線を浴びる
2. 保湿をしない

 なのです。特に、紫外線対策は、男女問わず気を付けてほしいところ。

 そこで提案。女性のご近所外出でしたら、「日傘」もしくは「つばの広い帽子」を使用するのはいかがでしょうか。直に日差しを浴びるダメージを抑えることが可能です。

 また、最近ではスキンケアにこだわったり、ひげ脱毛をするなど、美意識の高い男性が増えてきましたね。営業をしている40代の知人男性も、美容皮膚科で「レーザーでシミ取り」をしたそうです。

 ケアをしている人とそうでない方には、1年後、5年後、10年後に必ず、若見え・老け見えの差が出ます。

 これから徐々に紫外線が強まってきます。ぜひ、対策をしましょう。

3. 意外に目立つ「クマ」の改善法と隠し方

 マスク生活になってから、「アイメイク」に重点をおく女性が増えてきました。それだけに、目の周辺――特にクマのケアもしっかりやりたいものです。

 クマは色素沈着や血行不良など、様々な要因がありますが、すぐに改善したいなら「目の周りのストレッチ」が有効です。

・目をギュッと閉じて、パッと開く
・目の周辺を軽くプッシュする
・眼球の体操「左・上・右・下」と円を描くように動かす

 筆者はこれらをやっています。

 ちなみに、くまを始めとするお肌の改善アイテム・コンシーラーは、悩みに応じて色を選べますので、以下のモノをご参考にしてみてください。

青色のくま→オレンジ系、アプリコット系
・紫色のくま→イエロー系
・茶色のくま→イエロー系かベージュ系
・黒色のくま→ライトベージュ系(肌よりワントーン明るめ)
・赤ら顔、赤身の強いニキビ跡→薄いグリーン系のコントロールカラー
・赤みが弱いニキビ跡→ベージュ系かイエロー系(自分の肌と同色か、やや明るめ)
・シミ・そばかす→自分の肌より、やや暗めの肌色。

 以上、マスク生活でも老けない習慣、キレイ見せのテクニックをお伝えしました。マスクをしていても、すっきりとしたフェイスライン、肌ツヤの良さをキープしたいものですね。

 なお、CA・オスカーモデル・六本木のクラブママを経て官能作家となった筆者の、モテ・美容本「いつまでも魅力ある女性の秘密」にも、美容にお得な情報が載っています。

蒼井凜花
記事一覧
官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
オフィシャルサイトYouTube

ビューティー 新着一覧


「ジェネリック医薬品」って何が違うの? いまさら聞けないメリット・デメリット【薬剤師解説】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
紫外線は“顔のたるみ”の大敵です! 老化だから…って諦める前に試したい4つのこと【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
ひぃ~! ツヤ肌ファンデ→数時間でドロドロに…。大人世代が「買って後悔する」コスメのポイント【美容家解説】
 炎天下でもドロドロ顔面を回避したい40代にとってファンデーション選びは死活問題。最近では比較的安価なツヤ肌ファンデーシ...
「化粧めんどい界隈」に伝えたい。ずぼらな私が発見した“ラクして可愛いを作れる”6つのウラ技
「あと15分で家を出なくちゃいけないのに、まだメイクできてない! 手抜き感は出さずにパパッと終わらせたい!」「出勤しなき...
えっ、食物繊維が逆に「便秘の原因」になるってホント? “正しい摂り方”を知っておかなきゃ【薬剤師監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
痩せたい…でも食事制限は嫌! ダイエット中の間食、何時に何を食べればセーフなの?【医療従事者監修】
 ダイエットをしていると、厳しい食事制限をしがち。とはいえ、食事制限でストレスがたまって過食してしまっては、元も子もあり...
知ってた?「レチノール」に紫外線は大敵です。夏にヘビロテする前にちょっと待って!【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
大人だって「バブみメイク」をしてみたい! 童顔風になれる4つのコツ
 最近よく見聞きする、「バブみメイク」。「10代、20代の子がやる分には可愛いだろうけど、私の年齢ではちょっと…」なんて...
2025-05-28 22:04 ビューティー
昭和バブル→令和メイクに即変身!40代でもトレンド顔になれる簡単プチプラコスメ3品【美容家厳選】
「今どきらしさ」のあるトレンドメイクをしたいけれど、何を買ったらいいのかわからない…と感じているOVER40歳にこそ、プ...
雨の日の「頭痛」は水のせい? 梅雨の前に知っておきたい“気象病”の対策方法【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
ケアしてるのに~! 40代の「イマイチ肌」を乗り切るアイテム3つ。日焼け止めから見直して【美容家厳選】
 今年は、5月から真夏のような暑さの日も多く、「ちゃんとケアをしているのに、なんだかイマイチ」の声もチラホラ。  物価...
対策は万全に!「水虫」に感染しやすい人の特徴って? 気温15度以上は要注意【医療従事者監修】
 夏になると、水虫になる人が増えるといわれています。「自分は大丈夫」と思っていても、プールや温泉などで知らない間に感染し...
物価高の今こそ「節約美容」を! プチプラでも満足度“1万円越え”のアイテム3つ【美容家厳選】
 長引く物価高の影響で、日々の美容にもこれまで以上に「コスパ」や「お得感」を求める声が高まっています。  節約しつつも...
性交痛がつらい…それって更年期のせいかも。医療関係者が教える“40代の悩み”対策は?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
ツヤ肌メイクの“やりがち”NG3選。なんか脂っぽい…の原因はこれ! 成功するコツは?
 ツヤ肌メイクの、ちょうどいいツヤ感って意外と難しい…。やりすぎるとただのテカリに見えたり、毛穴が目立ったり。控えめすぎ...
日焼け対策、怠ってない? アウトドアガチ勢が実践すべき“美肌”を死守する3大ケア
 春と夏はポカポカと気持ちいい外の空気を吸いながら、アウトドアスポーツをしたくなる季節です。でも、「日焼けが気になる」と...