メイク落としが面倒な時のクレンジング方法&メイクのコツ♡

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2021-02-28 06:00
投稿日:2021-02-28 06:00
 メイク落としって、とても面倒ですよね。メイクを落とさないで寝ると肌の調子が悪くなるとわかっているのに、疲れてついついそのまま寝てしまうという人も多いでしょう。そこで今回は、メイク落としが面倒な時におすすめのクレンジング方法や、メイク落としが簡単になるメイクのコツをご紹介しましょう!

メイク落としをしないで寝るとどうなるの?

 メイクアイテムの多くは、油分を含んだものが多いです。そのため、メイクを落とさずに寝てしまうと、メイクに含まれる油分が酸化してしまい、肌の上で雑菌が繁殖して、肌トラブルが起こる原因に……。

 さらに、皮脂とメイクの油分をそのままにしておくと毛穴が詰まり、肌のターンオーバーが乱れてしまうこともあります。その場合、肌のバリア機能が低下して、乾燥肌や敏感肌、シミやくすみの原因になってしまうかもしれません。

そもそもクレンジング剤と洗顔料にはどんな違いがある?

 クレンジング剤で化粧を落としてから、洗顔料でダブル洗顔を行うと、それなりの手間と時間がかかりますよね。「洗顔料で洗うだけではだめなの?」と思ってしまいますが、この2つのアイテムには以下のような成分の違いがあるのです。
・クレンジング剤……メイクの油性成分と馴染みやすい洗浄成分が配合
・洗顔料……古い皮脂や角質を落とすために作られており、油と馴染む洗浄成分は少ない

 こういった違いから、メイク落としをする際には、クレンジング機能のあるアイテムを使うことが大切なのです。

メイク落としが面倒な時の簡単クレンジング方法3つ

 ここからは、メイク落としが面倒と感じる時の、おすすめ簡単クレンジング方法をご紹介しましょう!

1. ダブル洗顔不要のクレンジング剤で洗う

 クレンジング剤の中には、古い角質や皮脂を落とす機能を持ち併せた「ダブル洗顔不要」のタイプがあります。こういったクレンジング剤なら、「クレンジング→洗顔」という工程をまとめることができるので、時短になりますね!

 乾燥肌の人は「クリームタイプ」、さっぱりした仕上がりが好きなら「リキッドタイプ」、敏感肌なら「ミルクタイプ」、しっかりメイクの人は洗浄力の強い「オイルタイプ」がおすすめです。

2. メイク落としシートを使う

 メイク落としのために、洗面所に行くのすら面倒!という人には、拭き取りクレンジングがおすすめです。一番手軽なのは、「メイク落としシート」。クレンジング剤の含まれたシートを取り出し、メイクを拭き取るだけで簡単にメイク落としができます。

 ただし、ゴシゴシと擦ると肌に大きな負担がかかるため、毎日使うのは避けたほうが良いと言われています。本当にどうしても動けない時だけなど、使うタイミングを決めておくと良いかもしれません。

3. ウォータークレンジングを使う

 拭き取りクレンジングには、その日のメイクに合わせてクレンジング剤の量を調整できる「ウォータークレンジング」というアイテムもあります。自分でコットンに浸してから、メイクを拭き取るだけでメイク落としができます。

 さっぱりとした仕上がりになりますが、こちらもメイク落としシート同様、肌を擦ることで肌負担がかかるので、コットンにたっぷりと浸してから、優しく拭き取っていくようにしましょう。

メイク落としが面倒な人向け! 落とすのが楽なメイク方法3つ

 メイク落としが面倒なら、メイクの段階で落としやすいアイテムを使うというのもひとつの方法です。

1. 重ねたメイクを一緒に落とせるメイク下地を使う

 メイク落としに画期的な革命を起こしたのが、上から重ねたメイクをお湯で簡単に落とせるメイク下地です。下地の中にお湯でふやける分子が配合されていて、上から重ねたメイクも、40度のお湯で洗うだけで下地と一緒に落としてくれます。

 メイク落としが面倒な人は、ぜひ試してみることをおすすめします。

2. お湯で落ちるフィルムタイプのマスカラを使う

 メイクの中でも、特にクレンジングに時間がかかるのがアイメイクですよね。特にマスカラは、なかなか落ちなくてゴシゴシ擦ってしまうという人も多いでしょう。

 そこでおすすめなのが、お湯で落ちるフィルムタイプのマスカラです。お湯でふやけて簡単に落ちるので、夜のクレンジングが一気に楽になりますよ。

3. お湯で落とせるミネラルファンデーションを使う

 メイクの中でも一番使う範囲が広いファンデーションも、ウォータープルーフのアイテムを使うと落とすのに結構な時間がかかります。そこで、お湯だけで落とせるミネラルファンデーションを使うのも一つの方法です。

 ただし、ミネラルファンデーションといっても、成分表示の最初のほうにオイル成分の名前が書いてあるものは、お湯だけでは簡単に落とせません。主成分が粉のみでできているタイプかをチェックしてから、購入しましょう。

面倒なメイク落としを楽にするにはメイクを工夫しよう

 メイク落としを楽にする拭き取りクレンジングなどは、やはり肌に負担をかけてしまうため、毎日使用するのはおすすめできません。。そのため、できればメイクの段階からメイク落としが楽にできるように考えてみると、帰宅後が圧倒的に楽になりますよ。

 ぜひ、メイク落としのことを考えたコスメ選びで、毎日の面倒なメイク落としをより簡単&快適にしましょう!

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

ビューティー 新着一覧


暑くて無理~! “ドライヤー”キャンセル界隈に捧ぐ、お風呂上りの汗だくを回避する6つの方法
 お風呂上がり、せっかくすっきりしたのにドライヤーをかけてるうちにまた汗だくに…。こんな経験、ありますよね。  髪...
30歳から「骨活」のススメ。将来の“寝たきり”リスクを防ぐため大切な3つの対策【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
健康診断でわからない「隠れ貧血」のリスク。 だるさ、イライラの原因は年齢以外にあり?【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
ブルドッグ顔におさらば! 3秒でできる若見え“メイク”テクニック。コンシーラー1本で激変するコツ【美容家解説】
 夏の疲れが、顔に出ていませんか? 鏡を見て、「なんだか不機嫌そう…」と感じるなら要注意! 年齢を重ねると、どうしても顔...
37℃の熱がダラダラ続くのなぜ? たかが微熱と放置しないで。日常に潜む「体温が上がる」生活習慣【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
えっ、納豆にタピオカも!? 実は“カロリーお化け”な食材4選。じゃあ、美容効果バツグンなおやつは?
 ダイエットの大敵といえば、「おいしい食べ物」ですよね。でも、完全に我慢するのは逆にストレス…。多くの人はできるだけ低カ...
汗が止まらない→頭痛や倦怠感の原因に。実はリスクだらけの多汗、自宅でできるセルフケア【医療従事者監修】
「服の汗染みが恥ずかしい」「毎日タオルが手放せない」こんな滝汗に悩んでいませんか? 汗はからだの正常な働きですが、多すぎ...
日焼け止めも日傘もめんどくさい! ズボラ女に捧ぐ夏の「美肌キープ」対策。高級コスメより大切なことって?【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
そのダイエット、骨格タイプに合ってないかもよ。診断別に“理想の痩せ方”がある? ナチュラルは全身運動が◎【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
女性は“脱水リスク”が高い理由。猛暑で「喉が渇いた」時にはもう遅いって知ってた?【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
髪の日焼け、忘れてない? 夏の紫外線対策とヘアケア方法をおさらいしましょ
 夏の強い紫外線が、肌だけでなく髪の毛にもダメージを与えるのをご存じですか? 毎日しっかりスキンケアしていても、髪がパサ...
ギリギリ…恥ずかしい“歯ぎしり”どうすればいいの~!? 睡眠不足や肩凝り、4つのリスクと対処法【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
実は損する? 2wayコスメは「のっぺり顔」の危険アリ。かしこい買い方を美容家が教えます
 美容でも、節約を心がけたい! けれど、もしもその節約術が「間違いだらけ」だったとしたら…?  時短美容家の並木まきが...
「腸活」で“幸福感”が上がるってホント? 嬉しい4つの効果と手軽に始められる3つの方法【医療従事者監修】
 最近注目されている「腸活」は、腸内環境を整えることで免疫力や代謝、メンタルまでサポートしてくれる健康習慣です。  実...
粉薬×ジュースは“相性”があるってホント? 飲みにくい粉薬はこう対処するのが正解【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
日焼け止め、重ねたら「効果もアップ」するの? 下地を塗る順番も聞いてみた/医師監修
 SNSやYouTubeにさまざまな情報が溢れている昨今。美容について発信するアカウントも多く存在し、なかには同じテーマ...