ヘアオイルがベタつくのはなぜ?原因&ベタついた時の対処法

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2021-08-05 06:00
投稿日:2021-08-05 06:00
 最近は、髪が濡れたようなウェットスタイルで仕上げるのが流やっているため、ヘアオイルを使う人が増えています。でも、ヘアオイルってつけ方を間違えると、髪がベタついて汚く見えてしまうことも……。そこで今回は、ヘアオイルがベタつく原因やつけ過ぎた時の対処法をご紹介します。あなたは間違ったつけ方、していませんか?

ここが違った…! ヘアオイルがベタつく5つの原因

 まずは、ヘアオイルがベタつく原因からチェックしていきましょう!

1. 適量を守れていない

 ベタついてしまう原因で一番多いのが、「ヘアオイルの適量」を守れていないこと。少なく感じるかもしれませんが、一般的には、ショートヘアで1〜2滴、ミディアムヘアで2〜3滴、ロングヘアで3〜4滴が目安です。

 ただし、ヘアオイルによっても適量は異なるので、使用前に用法を確認してから使うようにしましょう。

2. 使うタイミングが違う

 使うタイミングも、ヘアオイルがベタつく原因になります。ヘアオイルは、種類によって使うタイミングが違います。スタイリング剤としてのヘアオイルは、乾いた髪の仕上げに少量使うのがおすすめです。

 一方、アウトバスタイプの洗い流さないトリートメントタイプは、お風呂上がりのタオルドライ後など「多少髪が濡れている状態」に使うのが鉄則。つけた後にドライヤーで乾かすと、ベタつかずに仕上げることができますよ。

3. 手に馴染ませないで使っている

 ヘアオイルは数滴手のひらにとってから、手全体に均一に馴染ませてから使うのが鉄則。

 手のひら部分に軽く馴染ませただけで塗ってしまうと、一部だけにつき過ぎてしまい、ベタつきの原因になります。事前に指の間まで馴染ませると、手ぐしで適量をうまく馴染ませることができますよ。

4. 表面から塗っている

 ヘアオイルを塗る際に表面から塗り始めてしまうと、全体にベタベタした仕上がりになりがちです。ヘアオイルをつける時には、髪の内側に手をいれて馴染ませてから、毛先、そして最後、余った残りを表面につける程度にしましょう。

 また、ヘアオイルは髪の根元にはつけず、半分から毛先のみにつけるのもポイントです。

5. 髪質に合わないヘアオイルを使っている

 対策をしても、どうしてもベタつきが気になる場合、ヘアオイルが髪質に合っていないことが原因かもしれません。ヘアオイルには、重めや軽めなどのテクスチャーがあります。たとえば、猫っ毛の人が重めのヘアオイルを使ってしまうと、ボリュームがなくなりぺっとりした印象に。

 猫っ毛のような細めの髪の人は、軽めに仕上がるノンシリコンやホホバオイルなどの植物油を、髪が太い人ならしっとりまとまるシリコン入りのオイルやシアバター、椿オイルなどがおすすめです。

ベタつく…ヘアオイルをつけ過ぎてしまった時の3つの対処法

 では、ヘアオイルをつけ過ぎてしまった時にはどうしたら良いのでしょうか? ベタつく時の、3つの対処法をご紹介します。

1. ベビーパウダーを少量馴染ませる

 ヘアオイルをつけ過ぎてしまった時には、少量のベビーパウダーを髪に馴染ませることで、テカリやベタつきを軽減させることができます。

 やり方は簡単! 少量のパウダーを手に取ったら、少しずつ髪全体に含ませるだけです。つけすぎると白浮きしてしまうので、つけ過ぎには注意してくださいね。

2. 髪をアレンジする

 ゴムとピンがあるなら、髪をアレンジしてみましょう。お団子ヘアやシニヨンにアレンジすれば、オイルでまとまりが良いぶんアレンジしやすく、ベタつきも気になりません。髪をランダムに崩すことで、よりベタつき感をごまかすことができますよ。

3. ヘアアイテムでごまかす

 顔周りや前髪にヘアオイルをつけすぎてしまった時には、ヘアターバンもおすすめ。髪につけるだけで、顔周りのベタつきが完全に隠れます。また、おしゃれなヘアピンを使って前髪を留めてしまう方法も良いでしょう。

ベタつくヘアオイルも“正しい使い方”でおしゃれに♡

 使い方を間違えるとベタつくヘアオイルですが、正しく使えばツヤ効果や保湿効果も得られますし、流行りのおしゃれなウェットヘアに仕上げることも可能です。ぜひ、この記事を参考に、使い方をおさらいしてみてくださいね!

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


「ジェネリック医薬品」って何が違うの? いまさら聞けないメリット・デメリット【薬剤師解説】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
紫外線は“顔のたるみ”の大敵です! 老化だから…って諦める前に試したい4つのこと【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
ひぃ~! ツヤ肌ファンデ→数時間でドロドロに…。大人世代が「買って後悔する」コスメのポイント【美容家解説】
 炎天下でもドロドロ顔面を回避したい40代にとってファンデーション選びは死活問題。最近では比較的安価なツヤ肌ファンデーシ...
「化粧めんどい界隈」に伝えたい。ずぼらな私が発見した“ラクして可愛いを作れる”6つのウラ技
「あと15分で家を出なくちゃいけないのに、まだメイクできてない! 手抜き感は出さずにパパッと終わらせたい!」「出勤しなき...
えっ、食物繊維が逆に「便秘の原因」になるってホント? “正しい摂り方”を知っておかなきゃ【薬剤師監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
痩せたい…でも食事制限は嫌! ダイエット中の間食、何時に何を食べればセーフなの?【医療従事者監修】
 ダイエットをしていると、厳しい食事制限をしがち。とはいえ、食事制限でストレスがたまって過食してしまっては、元も子もあり...
知ってた?「レチノール」に紫外線は大敵です。夏にヘビロテする前にちょっと待って!【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
大人だって「バブみメイク」をしてみたい! 童顔風になれる4つのコツ
 最近よく見聞きする、「バブみメイク」。「10代、20代の子がやる分には可愛いだろうけど、私の年齢ではちょっと…」なんて...
2025-05-28 22:04 ビューティー
昭和バブル→令和メイクに即変身!40代でもトレンド顔になれる簡単プチプラコスメ3品【美容家厳選】
「今どきらしさ」のあるトレンドメイクをしたいけれど、何を買ったらいいのかわからない…と感じているOVER40歳にこそ、プ...
雨の日の「頭痛」は水のせい? 梅雨の前に知っておきたい“気象病”の対策方法【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
ケアしてるのに~! 40代の「イマイチ肌」を乗り切るアイテム3つ。日焼け止めから見直して【美容家厳選】
 今年は、5月から真夏のような暑さの日も多く、「ちゃんとケアをしているのに、なんだかイマイチ」の声もチラホラ。  物価...
対策は万全に!「水虫」に感染しやすい人の特徴って? 気温15度以上は要注意【医療従事者監修】
 夏になると、水虫になる人が増えるといわれています。「自分は大丈夫」と思っていても、プールや温泉などで知らない間に感染し...
物価高の今こそ「節約美容」を! プチプラでも満足度“1万円越え”のアイテム3つ【美容家厳選】
 長引く物価高の影響で、日々の美容にもこれまで以上に「コスパ」や「お得感」を求める声が高まっています。  節約しつつも...
性交痛がつらい…それって更年期のせいかも。医療関係者が教える“40代の悩み”対策は?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
ツヤ肌メイクの“やりがち”NG3選。なんか脂っぽい…の原因はこれ! 成功するコツは?
 ツヤ肌メイクの、ちょうどいいツヤ感って意外と難しい…。やりすぎるとただのテカリに見えたり、毛穴が目立ったり。控えめすぎ...
日焼け対策、怠ってない? アウトドアガチ勢が実践すべき“美肌”を死守する3大ケア
 春と夏はポカポカと気持ちいい外の空気を吸いながら、アウトドアスポーツをしたくなる季節です。でも、「日焼けが気になる」と...