「いぶりがっこのポテトサラダ」燻製の風味でオトナ味に変身

コクハク編集部
更新日:2022-09-30 06:00
投稿日:2022-09-30 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・歌舞伎町の居酒屋「のだぴん」の野田義彦さんに、スモーキーな風味の「いぶりがっこのポテトサラダ」のレシピを教えていただきました。

香りの高いお酒とご一緒に♪

合う酒=赤ワイン、ウイスキー(C)コクハク
合う酒=赤ワイン、ウイスキー (C)コクハク

 定番のポテトサラダが、オトナの味に変身です。

「マヨネーズは抑えめに。代わりにクリームチーズをたっぷり使うのがコツです」(野田さん)

 クリームチーズの濃厚な味わいに、いぶりがっことベーコン、2つの薫製食品のスモーキーな風味がよく合います。粒コショウのピリッとした刺激が程よいアクセントになって、酒が止まらなくなること請け合いです。

 ジャガイモはよくつぶして、なめらかな仕上がりにするのがコツ。ベーコンといぶりがっこの食感がさらに際立ちます。

 ウイスキーや赤ワインなど、香りの高いお酒と一緒に、チビチビとつまみたいです。クラッカーやバゲットにのせて、カナッペ風に食べるのもアリですよ。

【材料】

・ジャガイモ 2個
・いぶりがっこ 30グラム
・ベーコン 70グラム
・オリーブオイル 適量
・粒コショウ 適量
・マヨネーズ 大さじ2
・クリームチーズ 90グラム
・塩コショウ 適量

【レシピ】

(1)ジャガイモを蒸す。

(2)いぶりがっこを細かく切る。

(3)細かく切ったベーコンを多めのオリーブオイルでカリカリに炒める。

(4)蒸したジャガイモの皮を剥きつぶしておく。

(5)ボウルに粒コショウ以外の材料を入れて混ぜる。

(6)器に盛って粒コショウをかける。

本日のダンツマ達人…野田義彦さん

▽野田義彦(のだ・よしひこ)
 会社勤めを経て、24歳で跡を継ぐため入店。アルタ裏の旧店舗から現在の場所に移転した2011年に、正式に2代目を継いだ。優しい笑顔と穏やかな口調が人気の癒やし系店長。先代のおとうさんからも「完璧」と言わしめる腕の持ち主。

▽のだぴん
 新宿・歌舞伎町で30年余り。76歳の「おとうさん」こと野田一彦さんと、76歳の「おかあさん」こときみ子さん、それに2代目の義彦さん3人が切り盛りするアットホームな居酒屋。新鮮な魚介と、「おとうさん」の出身地である山梨の郷土料理をアレンジしたメニューが人気。同じビルの4階では妹の久美子さんがカラオケバーを営んでおり、そちらへの出前も対応。のだぴんのお料理を、歌いながら楽しむこともできる。

東京都新宿区歌舞伎町2-45-7 石井ビル3階

(日刊ゲンダイ2020年7月9日付記事を再編集)

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