スムージーは栄養やビタミンをそのまま摂れる!
スムージーとは、生の野菜や果物をそのままミキサーに入れて作る飲み物のこと。熱を加えると失われてしまう栄養やビタミンなどを手軽に摂取することができて、食感はシェイクに近くドロッとしています。
下ごしらえの手間がなく、ミキサーさえあれば5分程度で作れるのもポイント。「時間はないけれど、健康的な食生活を送りたい!」という方におすすめです。
作り方は生野菜・果物を各2センチほどにカットし、好みでヨーグルトや牛乳、豆乳、水を加えてミキサーにかけるだけでOK。
便秘には…食物繊維が豊富な「バナナ」
お腹が張ったり、肌荒れや太りやすくなったりと美容の大敵でもある便秘。そんな時、力になってくれる食材のひとつが「バナナ」です。
食物繊維とオリゴ糖のほか、“美容ビタミン”と呼ばれるビタミンB群が豊富に含まれているため、食生活に取り入れると腸の運動が活発になって便秘の解消につながりやすいでしょう。また、バナナの食感や甘味はボリュームがあるので満足度が高く、忙しい朝の朝食にもおすすめです。
貧血には…食べる輸血「赤ビーツ」
「赤ビーツ」の赤紫の色素には、強い抗酸化作用が含まれています。よって、自己免疫力アップが期待できる野菜のひとつ。また、血液と血管をキレイにしてくれる作用があるほか、鉄分も豊富に含まれているため、貧血予防にも効果バツグンでしょう。
葉は苦めなので、気になる方は取り除いて使用することをオススメします。
二日酔いには…ビタミンCたっぷり「グレープフルーツ」
二日酔いの原因は、「アセトアルデヒド」と呼ばれる物質。アルコールを摂取しすぎるとアセトアルデヒドが体内に残り続けてしまい、「頭が痛い」「気持ち悪い」など二日酔いの症状が出やすいのです。
そんなアセトアルデヒドを体外に排出してくれる働きを持つのが、ビタミンC。グレープフルーツは、ほかの柑橘類に比べてビタミンCの含有量が多く、老廃物を除去するクエン酸も豊富に含まれています。胃腸機能を高める働きが期待できるでしょう。
まとめ
1日における野菜の摂取量は350グラム、果物は200グラムが理想ですが、この量を毎日摂取するのは、忙しい現代人にとっては意外と大変ですよね。
1日1杯のスムージー習慣を取り入れれば、理想の摂取量にかなり近づきます。ぜひ、その日の体調に合わせて食材を選んで、健康的で楽しいスムージー生活を楽しんでみてはいかがでしょうか?
〈文・社〉時短美容協会所属/松本かおり・管理栄養士〉
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