女がリードすべき?年下イケメン彼氏を開拓して分かったこと

田中絵音 日本合コン協会会長
更新日:2021-02-02 12:22
投稿日:2021-02-02 06:00
 まだ学生や社会に出たばかりの女性にとって、年上の男性は社会経験豊富で自分の知らない世界を知っているため、素敵に映る存在です。だからこそ恋にも落ちやすく、「付き合う男性は年上ばかり」という若い女性も多いと思います。そんな中、超がつくほどのイケメンの年下男子に告白されたら……あなたならどうしますか?
 今回は年上男性との恋愛に慣れていた女性が陥った、年下イケメン男子とのザンネンな恋の行方について、追っていきたいと思います。

曖昧な大人の交際に疲れて

 今まで年上の男性とばかり付き合ってきたという、社会人2年目の里美(仮名・24歳)は最近、恋に疲れていました。学生時代までは「付き合おう」「うん!」という交際の約束をして、正式に「彼氏」「彼女」という関係が生まれていたのに対し、社会人になってからの大人同士の恋愛は“交際”の定義が曖昧で、「付き合おう」という言葉がないままにデートをしたり、ズルズルと体の関係を持ったりして「私たちの関係って、一体何なの?」と白黒はっきりしないケースが増えてきていたからです。

「次は、れっきとした“彼氏”が欲しいな」

 そう思った里美は、思いきってマッチングアプリを初めてダウンロードし、純粋な出会いを探し始めることに。

 基本的には今住んでいる都内から行きやすいエリアで相手を探していましたが、色々な男性を見ていくうちに、地元であるA町に住む男性がヒット! A町は自宅から電車で45分くらいにある郊外ですが、地元なので愛着もあり、なんとなく興味が湧いてきたのです。

 A町でヒットする男性陣を見ていく中で、ひときわ顔がイケメンな男の子がいました。和弥くん(仮名)という22歳の大学生です。プロフィール欄には「今まで女性と付き合ったことがない」と書いてありましたが、松本潤のようなアイドル級の顔面をしておいて、それはないだろうと思っていました。

 さぞかしモテる人なんだろうなと思い、里美は和弥くんにイイネだけして他の男性を見ていると、すぐさま和弥くんからイイネ返しとメッセージが飛んできたのです。

「素敵ですね、年上の女性が好きです。会ってみたい」とメッセージが来て、その後のやりとりもスムーズに進み、一度会ってみることになりました。

待ち合わせ場所にいたのは、ひときわ目立つ彼!

 久しぶりに地元であるA町に降り立った里美は、この駅前でかつて高校生の時に好きだった男子と待ち合わせしてデートしたことなど、懐かしい青春時代の思い出が頭をよぎりました。「あの頃は純粋だったなぁ……」としばし思いにふけっていると、

「里美さん、ですか?」と駆け寄ってきた男性、和弥くんです。

 180cmはある細身の長身で、松潤のようなキラキラした端正な顔立ちに、小顔。

 もはやここに存在しているだけで目立っており、和弥くんが駆け寄ってきた時、周りの女性は全員こちらを見ていました。

「え? あのイケメンが待ち合わせしてたのは、この女?」と思われているであろう視線が、少々痛いと思ったほどに里美も注目されていたそうです。

 二人は合流してカフェに入り、お互いの人となりを話して、次第に打ち解けていきました。

田中絵音
記事一覧
日本合コン協会会長
一般社団法人日本合コン協会会長、恋愛アドバイザー。2000回以上の合コンイベントに携わり、男女の恋愛心理に精通する。また一児の母であり、ママ向けイベントを行う「東京ママパーティー」の主宰も務める。著書に「こじらせ男子の取扱説明書(トリセツ)」
(双葉社)など。
ブログXInstagram

ラブ 新着一覧


「カネさえチラつかせば遊べる」妻バレしてもパパ活を続ける男の本心
「冷酷と激情のあいだvol.135〜女性編〜」では、肉体関係のあるパパ活を「浮気ではない」と開き直る夫に愛想を尽かしてい...
並木まき 2023-03-25 06:00 ラブ
年下彼氏と初のお泊りデート♡2人の仲がグッと深まる極意3つ
 年下彼と初めてのお泊まりデートは、この先長く付き合えるか否かのターニングポイントに……! そんな勝負のお泊まりデートで...
恋バナ調査隊 2023-06-24 19:53 ラブ
DV被害女性が自立するためのシェルター兼シェアハウスを見学
 DVの被害に遭った女性が、同じ思いをした女性を支援するためのシェアハウスを始めました。どのような場所で、今までのシェル...
内藤みか 2023-03-23 06:00 ラブ
夫の年収を超えた!夫婦険悪回避5カ条&見直したいお金の管理
 結婚や出産後も仕事を続けやすくなりつつある今、収入アップする女性が増えています。中には「気が付いたら夫の年収を超えてい...
恋バナ調査隊 2023-03-23 06:00 ラブ
子供の名前は「翼」…スポーツ好き夫がうざい!対処法は?
 いろいろな趣味がある中で、スポーツ好きな男性は結構多いですよね! 妻としては夫の好きなことを尊重してあげたいと思う反面...
恋バナ調査隊 2023-03-22 06:00 ラブ
夫婦だってあくまで他人 「過度な束縛」は人権侵害だと思う
 男友達と話していてたまに聞くのが、「妻からの束縛が激しくてさぁ……」といった愚痴です。  例えば、「家に帰ったら...
豆木メイ 2023-03-21 06:00 ラブ
「下の毛に白髪が4本!」浴室で絶叫する夫、老化を感じるトホホな話
 気がつけば結婚して十数年。40代になってから、日常生活で夫の「老い」を感じる瞬間が増えてきた人も多いでしょう。いつも家...
恋バナ調査隊 2023-03-21 06:00 ラブ
生理中に彼氏が神対応!好きな人とブルーな時でも仲良くする方法
 毎月やってくる生理。重さの違いはあれど、憂鬱になったり、体がしんどくなったりして、彼氏とつい喧嘩に発展してしまう人も多...
恋バナ調査隊 2023-03-20 06:00 ラブ
国籍限定!韓国人と出会えると噂のマッチングアプリを試してみた
 未だ衰えない韓流ブーム。「韓流アイドルのようなイケメンと出会いたい……」と、韓国人との出会いを夢見る人も多いのではない...
2023-03-20 06:00 ラブ
不倫、セフレ…なぜ報われない恋にハマる? 女性心理を解説
 不倫やセフレなど、報われない恋にハマる女性は多いですよね。幸せになれないかもしれないとわかっているのに、微かな希望を信...
恋バナ調査隊 2023-03-18 06:00 ラブ
お風呂を引き金に鬱憤爆発!離婚届をスルーする夫に苛立つ女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-04-11 15:40 ラブ
「たかが衛生観念の不一致で?」離婚する気のない夫の言い分
「冷酷と激情のあいだvol.134〜女性編〜」では、結婚生活7年目にして衛生観念の違いを理由に離婚を決意した奈々子さん(...
並木まき 2023-03-18 06:00 ラブ
クヨクヨ時々ぷんぷん「落ち込みやすい彼氏」はどう接する?
 落ち込みやすい彼氏を見ていると、少し頼りなく感じてしまう反面、どうにかしてあげたい気持ちになりますよね。今回は、落ち込...
恋バナ調査隊 2023-03-17 06:00 ラブ
40代で一目惚れしたら?グイグイより“さりげなく”攻めるが吉
「40代で一目惚れしたら、その彼と恋愛や結婚はできるのかな……」。  40代で一目惚れした女性が、その後、順調に恋愛→...
恋バナ調査隊 2023-03-17 06:00 ラブ
子育てとセックスは両立できる?レス防止策、無音プレーと発想の転換も
 新婚の頃は夜の生活を自由に楽しめていても、出産をした途端にセックスレスに陥る話はよく聞きますね。実際に子供が成長してい...
恋バナ調査隊 2023-03-16 09:48 ラブ
「DVの兆候」を見抜く 日常生活におけるチェックポイント3つ
 DVによる事件は、コロナ禍の閉塞感もあって、警察に寄せられた昨年1年間の相談件数は過去最多となっています(警察庁発表)...
内藤みか 2023-03-16 06:00 ラブ