Jr.内グループの乱立や競争はむしろ好材料
全ての画像を見るですが現在はファンに覚えてもらいやすいように、箱（グループ全体）で推してもらえるように、非常に多くのJr.内グループが乱立しています。
このことにより、さらにCDデビューを懸けた競争も激化。King & Princeが先にデビューしたことで、彼らより年長メンバーの多いSnow ManやSixTONESのファンはJr.時代から一層推し活動に励みました。
デビュー時に「SixTONES vs Snow Man」と分かりやすく“vs”を滝沢氏が掲げたこともあり、それぞれのファンがそれぞれの推しグループのCDを大量買い。Snow Manはデビューから3枚連続ミリオンも射程圏内で、SixTONESも4枚連続大ヒットを記録しています。
これにはJr.時代から群雄割拠のグループ間対決を制しようやくデビューにこぎつけた彼らのファンが、メンバーからの「ミリオンを達成したい」「（自身もCDを大量購入して）皆さんも買ってください！」とのお願いを叶えてあげたいという原動力が働いています。
こうしたメンバーの強いアピールは、やはりJr.時代のグループ間競争の中で何か一つ抜きん出たり、目立たねばという意識からもきていると思います。現状デビュー待ちの人気Jr.グループが多数つっかえている中、デビューできたとて、安心はできないのです。
以上がジャニーズ若手グループが爆売れしている4つのワケです。この他にも、ジャニーズがこれまで解禁してこなかったYouTubeやSNSといったネット戦略がハマり、“非ヲタ層”の取り込みによってもファンを拡大しています。
当面のジャニーズは安泰！
退所者が続出し不安視されてきたジャニーズですが、デビュー組の退所はグループとしても個人としてもある程度の成功を収め、退所後もファンがついてきてくれるという確信を持ってから、という形が大半です。人気若手グループ乱立に献身性の高いファンの支えで、ジャニーズは当面安泰となるでしょう。
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内埜さくら 
コクハク編集部 
