離婚って人生の汚点なの…? 失敗をチャンスに変える考え方

七味さや 漫画家・イラストレーター
更新日:2021-03-01 06:00
投稿日:2021-03-01 06:00
 離婚するなんて、夢にも思わなかった。離婚経験者の大半はそう思っているでしょう。幸せになるつもりで結婚したのに失敗してしまった……この現実を受け入れるのは苦しいですよね。
 このマンガの主人公・リコちゃんは、離婚後にできた新しい恋人とうまくいっていないようです。離婚で失敗してるから、もう二度とパートナー選びで失敗したくないのに……どうするリコちゃん!?

未来は過去を変える…失敗をターニングポイントに

 失敗してしまった……という現実を受け入れるのは苦しいですが、大切なことです。大体のことは失敗したら即人生終了、とはなりません。それは比較的大きな失敗と思われる離婚だって同じです。

 幸いにも、私たちは3組に1組が離婚する時代に生きています。そこそこ離婚経験者はたくさんいますし、離婚を乗り切って幸せに生活している方もたくさんいらっしゃいます。つまり、離婚はそこまで取り返しのつかない失敗ではないんですよね。

 離婚協議中、たまたま『マチネの終わりに』という映画を観に行きました。映画から伝わってきたメッセージは、「未来は過去を変える」というもの。

 失敗したという過去は変えられません。でも、時間が経ったときに「あの経験があってよかった」「あの失敗があったからこそ今の私がある」――そう思える未来を自分でつくっていくことなら、誰にでもできるんですよね。

 失敗したとき以上に、自分の欠点と向き合える機会なんてそうそうありません。大きな失敗であればあるほど、人間として大きく成長できる絶好のチャンスになり得るのです。

 離婚をきっかけに、人生を好転させていくか。それとも、失敗と向き合わずまた似たような失敗を繰り返す人生にするか。すべてはこれからのあなた次第です。一歩ずつでいいので、前を向いていきたいですね。

登場人物紹介

リコ
離婚から立ち直りたいアラサー。同僚の柏原さんと付き合ってみたんだけど、最近は不満ばっかり。でも合わないって認めたくない! だってもう失敗したくないんだもん……。

ノラ
リコの高校時代からの友人。職場の求人にリコを推薦し、同じ社内の別部署で働いている。今日は私のワンルームからお届けしています。リコと柏原はどう見ても合わないって思ってたよ。嘘だと思うなら、過去の離婚サバイバーを読み返してくれ!

七味さや
記事一覧
漫画家・イラストレーター
離婚済アラサー漫画家。不注意型ADHD傾向ありの綱渡り人生。世界中からゆるされたくて、「ゆるし系」漫画やキャラクターを描いています。やさしい世界をつくりたい。Xでも随時漫画更新中。お仕事実績はこちら:https://shichimin.com/

ラブ 新着一覧


これって脈あり!? 男性の恋愛本気サイン5つ&対処方法
 好意を抱いている男性がいても、「私なんて、どうせ相手にしてもらえないだろう」と、何もせずに諦めてしまう人もいるでしょう...
恋バナ調査隊 2020-12-17 06:00 ラブ
またやりとりしたくなる♡好きな人とのLINEの終わらせ方
 好きな人とのLINEが長く続いている時、「相手はそろそろ終わらせたいと思っていないかな?」と心配になることってあります...
恋バナ調査隊 2020-12-16 06:00 ラブ
既婚男性が口を揃えて「妻から言われたら一番怖い言葉!」
「結婚できるとは思っていなかった」「結婚願望がなかった」。そんな40歳オーバーの男女が結婚に至った経緯とは――。インタビ...
内埜さくら 2020-12-22 14:40 ラブ
「好きすぎて辛い」と感じる5つの理由&楽になれる対処法
 誰かを好きになるというのは、とても素敵なこと。恋をすることで、生活にハリが出てきたと感じている人も多いでしょう。しかし...
恋バナ調査隊 2020-12-15 06:00 ラブ
恋活アプリで男性が「真剣に付き合いたい」と思う女子の特徴
 恋活や婚活の出会いの場として欠かせないのがアプリ。しかし悲しいけれど、男性側の「ヤリモク」の場として利用されていること...
若林杏樹 2020-12-14 06:00 ラブ
情熱的にキスしたい♡男性に上手におねだりする方法&注意点
 好きな彼と一緒にいる時、「今、キスしたい!」と思う瞬間ってありますよね。そんな時、恥ずかしさからその気持ちを隠してしま...
リタ・トーコ 2020-12-13 06:00 ラブ
好きな人と長続きするLINEの頻度&恋が盛り上がる内容♡
 好きな人との関係を縮めるのに重要になるのが、LINEでのやりとりです。でも、毎日LINEしたほうがいいのか、少し時間を...
恋バナ調査隊 2020-12-13 06:00 ラブ
交際しているのに…会おうとしない彼に不安がループする女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2020-12-12 06:10 ラブ
交際後すぐに態度が豹変…彼女からのLINEに恐怖する男性
「冷酷と激情のあいだvol.24〜女性編〜」では、「付き合おう」と合意があったはずなのに、彼氏がよそよそしくて悩んでいる...
並木まき 2020-12-12 06:11 ラブ
結婚は愛かお金か…貧乏で優しい男と金持ちで浮気する男
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。愛かお金か、結婚するならどちらを優先するかというこの“究極の選択”。結婚前の...
山崎世美子 2020-12-12 06:00 ラブ
好きな男性が「マザコン」か否かわかる“たったひとつの質問”
「結婚するにあたっては、マザコンな男だけは勘弁……!」と決めている女性は多いですよね。ただ交際しているだけならば、彼との...
並木まき 2020-12-11 06:00 ラブ
恋人からのLINEが面倒…傷つけずに頻度を減らす対処法は?
 一般的には、女性のほうがマメにLINEを返すイメージがありますが、中には毎日何回も届く恋人からのLINEにうんざりして...
恋バナ調査隊 2020-12-11 06:00 ラブ
あなたは大丈夫? 女性が思わず貢いでしまう“3つのパターン”
 男性に貢ぐ女性がいます。はたから見れば、お金がもったいない、自分のために使えばいいのに、と感じるかもしれません。けれど...
内藤みか 2020-12-10 06:00 ラブ
あなたはどの男子が好み? “何系男子”8タイプの性格&特徴♡
 近年種類が増加傾向にある「◯系男子」。昔は、数個のタイプに分けて表現していましたが、現在その種類は50種類以上もあるそ...
恋バナ調査隊 2020-12-10 06:00 ラブ
“好き”と“尊敬”の違いって? 自分の気持ちを確かめる方法5つ
 尊敬できる人がいるということは、とても幸せなことです。でも、その相手が異性だと、「これってただの尊敬? もしかして好き...
恋バナ調査隊 2020-12-09 06:00 ラブ
「実はかつら」告白にショックで号泣…でも結婚したかった。
「何歳からでも夫婦になるのは遅くない」とお伝えする本連載。インタビュアー・内埜(うちの)さくらが、40歳以上で結婚した男...
内埜さくら 2020-12-08 06:00 ラブ