一方で、スキンケア初心者の男性ほど、アレコレと手間をかけるお手入れには苦手意識を抱きがち。簡単にできて、肌への満足度が高いやり方をレクチャーすると、喜んでくれる傾向です。時短美容家の並木まきが、スキンケア初心者の男性におすすめする「時短のスキンケア術」をお話します。
「化粧品」のテクスチャーが苦手な男性には「ジェル」を
スキンケア初心者の男性には「化粧品をつけたあとのヌメヌメ感が苦手」「化粧水は、びちゃびちゃして気持ち悪い」など、一般的なお手入れの手順に不快感を示す人も少なくありません。女性にとっては当たり前のスキンケアルーティンでも、男性からすると不慣れがゆえに、顔まわりに違和感が残るとぼやく話も珍しくないのです。
そんな「化粧品」のテクスチャーが苦手な男性にスキンケアの「基本」として勧めやすいのは、ジェル状の製品。オールインワンジェルや肌悩み別の美容液など、ひとくちに「ジェル」と言ってもその性質はいろいろあるものの、スキンケア初心者の男性にはできるだけ「シンプル」なジェル化粧品が好まれやすい傾向を筆者は実感しています。
「ベタつかないスキンケア」は男性も続けやすい
スキンケア慣れしていない男性が続けやすい化粧品を選ぶキーワードは「ベタつかない」も大きい模様。実際に筆者がおすすめした化粧品に「あれ、よかった」と言ってもらえるコスメは、その多くが「さっぱりとした使い心地ながら、うるおいを与えるもの」が多いです。
「エールフォー セラムジェル」
例えば「エールフォー セラムジェル」は、複合的な毛穴悩みにアプローチするジェル状美容液で、さらりとしたテクスチャーが特長。香りもふんわりとしたシトラスで、男性でも受け入れやすいはずです。発酵エキスを配合し、皮脂バランスを整えながら肌をうるおわせるお手入れによって、毛穴を整える作用も期待できます。個人的には、マスク生活によって、毛穴のボツボツが気になっている男性におすすめしているコスメのひとつです。
「リッツ モイスト ミルクエッセンス」
また、3月15日に発売したばかりの「リッツ モイスト ミルクエッセンス」も、スキンケア初心者の男性に筆者が最近勧めることの多い製品。乳液と美容液の効果がひとつになっていて、3種のセラミドと2種のコラーゲンが配合され、お肌を守るバリアのような作用が期待できます。植物幹細胞由来成分で、ミルクのテクスチャーながらベタつきにくい使用感なので、頑固なカサカサ肌に悩んでいるものの、クリームのようなこっくりとした使用感は苦手とする男性に特におすすめです。
まとめ
今回ご紹介した「ジェル」や「ミルク」のスキンケアコスメは、特別なことを必要とせず「塗るだけ」でお手入れが完了します。長期のマスク生活によって、これまでは気にならなかった肌悩みに密かに悩んでいる男性も多い今は、パートナーのスキンケア相談に的確に応えてあげることも「モテ」のポイントかもしれません♡
(※筆者注:掲載している画像は筆者の私物です。文中の効果は、筆者の個人的な感想です。)
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