多国籍メイクでイメチェン♡ 日・中・韓アイメイクのポイント

時短美容協会 一般社団法人
更新日:2021-05-06 06:00
投稿日:2021-05-06 06:00
 最近、TikTokなどで、若者にブームとなっているのが、日・中・韓の違いが分かるメイク動画です。日本人が好むメイクを施した女性が、中国のメイク法のチャーボーグや、韓国のメイク法であるオルチャンメイクへと、音楽と共に変化していく様子は、まるで魔法のよう……。およそ16秒間で日・中・韓メイクの変化が一目瞭然でわかるので、面白い!と、話題です。
 実は、そんな話題のメイクの雰囲気はアイメイクだけでも表現できるので、大人女子も抵抗感なく試せます。時短美容協会所属の筆者が、日・中・韓のアイメイクのちょっとしたテクニックをご紹介いたします。

日本=愛らしさを強調するアイメイク

 日本のアイメイクのイメージは、若々しさを求めた愛らしい目元であること。一見、ピュアであるけれども、“モテ”を意識して計算されたアイメイクです。

 まず、眉毛は平行で、毛束をナチュラルにアーチさせましょう。アイシャドーはピンクを目頭から中央まで重ねて、べージュブラウンを中央から目尻まで重ねていきます。

 アイラインは、目尻に下げ気味に描いていきます。

 まん丸な「アーモンドアイ」になるように、ビューラーで中央を強く上げていきます。

 マスカラをたっぷりと重ねたら、涙袋部分にホワイトラメを重ねましょう。

 ピンクとブラウンの組み合わせは、ふわっとした柔らかな印象に。日本女性の雰囲気にぴったりです。

中国=艶とライン重視の涼しげアイメイク

 中国のアイメイクのイメージは、男性に媚びない自立した女性のイメージ。キリッと涼しげで、自分がなりたい女性像を大切にしています。

 眉毛はシャープで細め、眉山は少し上がり気味に描いていきます。アイシャドーは、はじめにリキッドアイシャドーで艶感を演出。二重幅に指で広げていき、単色をしっかりと色をのせていきます。その上から無色のラメを重ねて、アイライナーは目尻から平行に描いていきます。

 アイラインは目頭に切り込みを入れるように、バランスを見て引きましょう。

 少しオーバー気味に平行に描いたラインに、つけまつげを付けるとナチュラルです。さらに、下まつげのアイラインも描くことが、中国メイクのポイント。

 上下で平行に2本描いたら、下まつげを数本、アイラインでバランスを見ながら描いていきます。

 中国女性が好む、キリッと涼しげな、ムーディな目元に。

韓国=アイドルがお手本! 抜け感重視メイク

 韓国のアイメイクは多彩なカラーとラメを多用しながらも、どこか抜け感のあるメイク。アイドルメイクのように、型にハマらず自由に楽しんでいる仕上がりです。

 オレンジカラーのマットなアイシャドーを、まぶた全体にのせていきます。発色重視なので、オレンジカラーをより際立たせるために、同色系統のイエローを重ねます。

 ここから目尻にいくほど長くなるイメージで、マスカラを軽くのせていきます。アイラインはしっかり引いていき、涙袋の大粒ラメを加えます。

 間隔をあけてのせると、派手になりすぎませんよ。

 涙袋をしっかりと大粒のラメで強調したアイメイクは、トレンドです。ナチュラルさは残しつつ、強調する箇所はしっかり強調するのが、韓国らしいアイメイクの特徴。

  ◇  ◇  ◇

 ちょっとしたアイメイクの技とヘアアレンジで変化をつけることができ、イメチェンにも使えます。みなさんもぜひ、トレンドをうまく取り入れて、日・中・韓の多国籍メイクを楽しんでみてください。

〈文・社〉時短美容協会所属/石田沙耶加〉

時短美容協会
記事一覧
一般社団法人
「時短美容」を単なる「省略美容」「ながら美容」ではないものと定義し、多忙な現代女性が「美容の時間を効率的に確保するため」に欠かせない正しい美容知識の普及に努めるとともに、美容にまつわる正確な時短知識を有する「時短美容家」「時短美容協会認定美容家」ならびに、薬機法(旧薬事法)を遵守する「美容ライター」の育成および普及活動を行っています。
WEB:https://fastbeauty.biz

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


春先の紫外線も乾燥も怖くない!【美容家厳選】アラフォーに激推ししたい“二刀流”UV対策
 春の陽気を感じる日も増えてきましたね。日差しが強くなってくると気になるのは、UV対策です。春夏は特に紫外線量が増えるた...
加齢で増えがちな「ほくろ」はシミと何が違う?【美容外科医が解説】電気メスで削ると? 保険適用の条件は?
 この連載では美容医療“若葉マーク”の方々に向けて、テッパンの不安や疑問を分かりやすく“一発回答”。今回はお悩みの多い「...
うさぎ舌リップってなんぞ? 40代でも挑戦できる作り方と色選びのコツ
 純欲メイクや白湯メイク、地雷メイクなど、これまでいろいろなメイクがトレンドに上がってきましたが、もっかSNSで話題なの...
寒暖差疲労の原因と対処法【医療従事者監修】季節の変わり目はイベントてんこ盛りで休めない…どうする?
 寒暖差が激しい季節は、いつもと同じように睡眠時間を確保したつもりでも、なんだか疲れてしまいがち。そんな「寒暖差疲労」を...
40代がやりがちなNGメイクとインナーカラー全8選。痛いおばさんは回避したい…
 アラサー・アラフォー女子は、メイクやヘアカラーというパーソナルなことですら、常に厳しい目線を向けられてしまうから大変で...
長財布はダサい&時代遅れとされる3つの理由。令和におすすめの財布は?
 最近、長財布を使っている人をあまり見かけなくなってきましたね。今でも長財布を愛用しているものの、「もしかしてダサい? ...
女性は30代以降、筋肉量が年間1%ずつ減!?【医療従事者監修】今すぐ試せる“ぽっこり下腹”引き締め術3選
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
【検証】メイクしたまま寝ると汚肌一直線?20代美容ライターが3日間オフなしで過ごしたら意外な結果に…
「メイクを落とさないと肌が荒れる」とはよくいったもの。メイクをしたまま寝ると毛穴に詰まった汚れや皮脂が酸化して、肌荒れや...
「美容医療」反対派と賛成派の意見。トライする前の参考にしたい
 いつの時代も、女性は美しくなりたいと思うもの。そして、今の時代、美容医療や美容整形がより手軽になり、挑戦する人も増えて...
更年期の“意外と知らない”基礎知識/更年期症状は遺伝する? 出産経験の有無は影響する?【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
熱狂する韓国コスメブームに違和感。顔につけるのに、低価格、パケ買い、なんとなく…だけで買って大丈夫?
 つい先日、資生堂の最終赤字が100億円超との報道がありました。主な理由は中国での事業不振にあるそうですが、実際のところ...
急に夜が淡白になり、枯れてしまった彼氏…【薬剤師監修】浮気以外で考えられる原因は?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代で「実年齢+5歳老け見え」は絶対回避したい!【美容家激推し】お助けアイテム3選
 40代を迎えると、ちょっとした老け見えにも落ち込みますよね。「43歳なのに、48歳くらいに見られた…」なんてしょんぼり...
お肌のシミはなぜできる?【美容外科医が解説】薬局で購入可能なおすすめの薬と美容クリニックの威力
 この連載では美容医療“若葉マーク”の方々に向けて、テッパンの不安や疑問を分かりやすく“一発回答”。美容医療11年目の美...
腹痛だけと思ったら大間違い!本当は怖~い「便秘」の5つの影響【薬剤師監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
冬でもテカる! 厄介な「油田肌」3つの原因と対策3カ条。逆効果のケアしていませんか?
「夏はまだしも、真冬の今でも肌がテカるのなんでなの!?」とキレている女性の皆さま、必見!  今回は冬でも肌がテカる原因...