納豆好きの聖地は、池尻大橋にあり
やってきたのはこちら。
東急田園都市線・池尻大橋から徒歩4分、国道246沿いにあるこちらの「納豆工房 せんだい屋」さん。昭和36年創業の老舗納豆屋さんです。本社は山梨県笛吹市にあり、都内にはこちらの池尻大橋店と下北沢店があります。
さらに24時間営業の自動販売機も12台稼働中だとか。自動販売機、大活躍やな。
納豆は全9種類!
本日のお目当てはこの「納豆食べ放題定食」(税込み935円)。ご飯とお味噌汁とお漬物に日替わりの小鉢。それに全9種類の納豆が食べ放題!
筆者がお邪魔したのは平日の13時ごろ。ランチ帯ということもあり、店内はほぼ満員でした。
「納豆食べ放題定食」はまず最初に、納豆を2種類選びます。迷った末に「北のそでふり」と「国産大粒」にしました。
以降の納豆は、食べ終わってからおかわり自由とのこと。ご飯の量も選べます。筆者は普通盛り(270グラム)にしました。定食以外にも気になるメニューがたくさん。
「ただいま」と言いたくなるお献立
あっという間に「納豆食べ放題定食」がテーブルにやってきました。
なんとも懐かしいビジュアルです。まるで実家にいるかのようなお献立がうれしい。こういうのがいいんだよ、こういうのが!
「北のそでふり」に感じる男らしさ
こちらが「北のそでふり」です。粒が、でかい!
後ほど調べたところ、なんとせんだい屋さんでも一番の高級品。北海道産の高級品種「大袖振」を使用しており、お値段1パック税込み350円とのこと。私いつも食べてるの3パック税込み48円なんですけど。
もうね、糸の引きが全然違うのにびっくり!
たくましささえ感じるどっしりとした糸引き具合です。やだ、男らしい……。「抱かれたい納豆1位」といったところです。なんだ抱かれたい納豆って。
大豆のくぼみ部分が黒くなっているのが特徴的。匂いはほとんど感じず、ほっくりとした食感を楽しめます。お醤油やカラシがなくても全然OK。大豆の豊かな風味がそのまま生きています。
「北のそでふり」を毎日食べられる生活を思わず夢見てしまいました。宝くじ買うか。
「国産大粒納豆」も、その名に恥じない粒の大きさ。がっつり食べ応えがあります。
「北のそでふり」に比べると色白さんですね。こちらもクセがなく、上品なお味でした。
小粒タイプでも存在感ばっちり
続けて「わかめ納豆」と「ゴマ納豆」。こちらは先ほどの2種とは異なり、小粒タイプですが、それでも普段食べている納豆と比べると大きく感じます。ゴマ納豆は白ゴマと思いきや、黒ゴマ。ゴマの香ばしさがたまりません。
「納豆×わかめ」「納豆×ゴマ」なんて、体に優しすぎる。最近とみに疲れやすくなったアラフォーの心身に染み渡ります。
出会った運命の納豆
全種類制覇! なんて意気込んでいたけれど、4種類食べたところでお腹が一杯に……。一緒に食べたご飯の量が多かったのかも。残念だけど、次で打ち止めにしよう。で、迷った末に「えだまめ納豆」と「きび納豆」をチョイス。こちらの2種も小粒タイプです。
えだまめ品種の国産大豆を使っている「えだまめ納豆」もおいしかったのですが、筆者のお気に入りは「きび納豆」。
五穀の一種である「キビ」が入っているので、食感が面白い。納豆の粘りの中でも、キビが負けずにプチプチするんですよ。コクもあってGood。店頭で販売していたので思わずお土産に購入してしまいました。
納豆×ドーナッツ? 果たしてそのお味は…
せんだい屋さんのもう一つの名物といえば納豆を使った「ベイクドなっとうドーナッツ」。油で揚げず手作りで一つずつ焼いている上、生地には納豆が練りこまれているというヘルシーっぷり。納豆とドーナツって合うのか? と好奇心からこちらも購入。
帰宅後、半信半疑で食べてみると納豆感は皆無。ほんのり甘くしっとりしていて、なんとも優しいお味。
納豆嫌いの夫からも「これなら大丈夫。おいしい」と太鼓判をもらいました。
◇ ◇ ◇
整腸作用や免疫力に効果的とされる納豆。さらに納豆原料の大豆に含まれる「大豆イソフラボン」は、加齢とともに減少していく女性ホルモン「エストロゲン」に似た働きをしてくれるのだそう。アラフォーには、頼もしい存在です。
明日は「納豆の日」。これを機に、納豆愛に溺れてみませんか?
(編集K)
adress:東京都世田谷区池尻3-20-3柳盛堂ビル1F
フード 新着一覧