乾燥の季節…“ツルふわ肌”を保つにはバスルームに化粧水を

藤田裕美 美容師・ヘアメイク
更新日:2019-03-20 15:54
投稿日:2019-02-18 06:00

男性は気を遣って言わないもの

 お肌の保湿は一年中大切ですが、空気が乾燥している冬から春にかけては、とくに気をつけなければなりません。顔には保湿液をつけているけど、カラダまでは…という人もいるはず。

 デート中、手をつなごうとした彼があなたのガサガサした手や腕にびっくり!いざお泊まりの夜にふと見たら膝に粉が吹いていた!なんてことにならないように、いつでもフワフワ肌で彼を虜にしちゃいましょう。

 普段から毛の処理には気を使っていても、せっかくのお肌がカサついてたら元も子もありません。あれ?この子の肌ちょっと……なんて思っていても、男性は案外気を遣って言わないもの。

 あとで後悔しないようにしっかりケアしてあげましょう。

週一の全身スクラブがオススメ

 シャワーを浴びて身体を洗うのは日常なことですがもう一つプラス。週に一回のボディスクラブをオススメします。カサカサ肌の原因は古い角質。肌のターンオーバーが乱れて、古い角質がヨゴレとなってたまってしまうのです。それらは石鹸ではなかなか落としきれません。そこでスクラブの出番です。カサカサ肌の元を優しく除去して柔らか素肌の下地作りに!

 スクラブを使う日は湯船にゆっくりつかるのがマスト。温まった身体の方が皮膚がぐっと柔らかくなるので、負担をかけずに、角質やヨゴレを優しくオフすることができるのです。
 
 身体が温まったら、スクラブを手に取り身体に塗っていきます。クルクルと優しくマッサージするように。とくにヒジや膝などは念入りに塗ってあげましょう。流した後の肌は柔らかでもちっとした質感になっているはず。

 好きな香りやブランドのものを見つけて、身も心もツルツルに。週に一回自分へのご褒美として優雅なスペシャルケア時間を過ごしてみては?

バスタイム後の保湿ケアはこうする

 お風呂から出たらまず何をしますか?著者はバスルームにタオルと化粧水を持ち込みます。まず脱衣所に出る前にタオルでポンポンと肌の水分を抑えるように拭きとります。(ゴシゴシ擦るような拭き方は絶対ダメ)それから全身に化粧水をつけていきます。 

 この時の化粧水はたっぷり使いたいので、ドラッグストアなどで売っているお手軽で大容量なものでOKです。肌が外気にさらされる前に湿気の多いバスルームで、顔から全身に化粧水で保湿しておくのがポイント。

 出たらすぐに顔にはいつも使っている化粧水を重ね両手で包むようにプッシュします。シートマスクを使用するときはこのタイミングで。顔が乾かないうちに身体にボディクリームをマッサージしながら塗り込んでいきます。しっかり両手で自分の肌の状態を確認しながら全身に。

 次に顔にクリームを塗っていきます。やはりマッサージをしながら首、鎖骨まで念入りに。その日の疲れやむくみはここで落とすような気持ちじっくりほぐしてあげましょう。

保湿のタイミングで髪も乾かして

 顔も身体もまず化粧水で皮膚を保湿してあげて、それからクリームなどの油分でフタをするイメージです。決して化粧水だけで終わることのないように!

 余談ですがこのタイングで髪を乾かしてしまいましょう。濡れている状態が続くのは髪にとって実は一番良くないこと。なのでなるべく早く乾かすのがベストです。

 部屋に戻って足りないと思うところのマッサージや保湿をプラスしてももちろんオッケーです。香りや質感を楽しみながらケアをしましょう。

 顔も体も同じ。乾燥の季節を毎日頑張っています。優しくいたわって、いつでもツルふわ愛され肌でいたいものですね。

藤田裕美
記事一覧
美容師・ヘアメイク
都内のサロンに勤務後フリーのヘアースタイリストに転向。メディア等のヘアーメイク、講師などの活動。2014年恵比寿にプライベートトータルビューティーサロンを設立。美容師免許保持。
http://starlier.jp/

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


適当接客にイラッ…美容院を変えたいけどメリットはある?
 長年、同じ美容院に通っている人は多いですよね。でも、中にはだんだん違和感や不満を感じて美容院を変えたいと考えるようにな...
夫が求めても無理!倦怠感をなくす更年期の心得~専門家監修
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
「写真が苦手」を克服!デジタル時代を生き抜くちょい盛りメイク術
 デジタルが進化した今の時代、写真撮影はとても身近になっています。でも中には、「いつも写真写りが悪い」「顔に自信がないか...
“垂れ乳”は断固拒否! 簡単バストケアで40代でもふっくら美胸をキープ
 40代頃からだんだん、バストのハリが弱くなってきたと感じる人が増えてくるとか……。このまま50代になり、しょぼしょぼに...
加齢たるたるのあるある<2>お尻の下のそれはマイナーな悩み
 書店員として本を売りながら、踊り子として舞台に立つ。エッセイも書く。“三足の草鞋をガチで履く”新井見枝香さんのこじらせ...
輪郭すっきりで5歳若見え! 超簡単セルフ小顔マッサージ4選
 40代になると、だんだん顔がふっくらしてきたり、たるみが目立ってきたりと、フェイスラインの変化を実感しはじめますよね。...
美容オイルで保湿!アラフォーで凄さを実感、ガチ使い3品♡
 30代半ばまで肌のハリを気にしたことがなかったのですが、最近気になりだしました……。そこで乳液をオイルに変えたところ、...
疲れやすい、眠りにくい!“幸せホルモン”不足を解消するには
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
巨乳女子の攻防戦「今絶対見てたよね?」胸が大きいあるある
「胸が大きくて羨ましい」と言われるたびに、「いやいや結構ツラいんだよ」とため息をつく巨乳女子も多いはず。「大きな胸は男を...
プチプラ服ですが何か? 40代女性向け“高見え”のコツ6カ条
 40代を過ぎると「もう40代なんだから、プチプラ服は卒業しようかな」と思ってしまう人もいますよね。でも、できれば節約し...
40代女性は髪まで悩みだらけ ツヤサラ髪を取り戻すケア3選!
 女性にとって、髪は命とも言われるほど大切な部分です。でも、40代を超えてくると、さまざまな髪の悩みに直面するのが現実…...
プレ更年期?ホルモンバランスの乱れに働くエクオールって??
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
「テレワークのブス化」注意報! “上半身だけ”で本当にOK?
 コロナ禍でテレワークを導入する会社が多くなりました。出勤せずに自宅で仕事ができるテレワークは便利な反面、女性が「ブス化...
タレ目メイクは2工程で理想形!失敗しないコツは目尻にアリ
 みなさん、今日もアイラインは引いていますか? アイラインは、角度が少し変わるだけで顔の印象を大きく左右しますよね。 ...
残暑と湿気でムシムシ「メイク崩れ&顔汗を止める」方法9つ
 残暑とはいえ、まだまだ湿度が高く、女性のメイクをドロドロに崩してしまう「顔汗」に悩まされますよね。止めようにも勝手に出...