不倫の落とし穴教えます…彼は本当に離婚してくれますか?

深志美由紀 官能作家
更新日:2019-04-05 02:20
投稿日:2019-02-18 06:00
 真面目で、男性に免疫のない女性ほどハマってしまいやすい不倫。既婚者の彼はほどよく肉食で、マメで、サービス精神も旺盛で……でもちょっと待って! あなた本当に騙されていませんか?

「離婚しようと思ってる」は大体ウソ

 私は不倫された側の妻の立場でしたが、元夫の不倫相手と裁判をしたことがあります。その時、愛人女性側から、元夫が彼女についていたウソが証拠として山ほど提出されました。

 その中でも私が呆れたのは、彼女が不倫に走るきっかけになってしまった「妻とは上手くいってない。もう離婚しようと思っている」という彼の言葉。

 これは大抵の既婚者男性が不倫を始める時に言う一言ですが、類にもれず、うちの場合も大ウソでした。裁判中、私が彼に離婚を切り出すと「絶対に別れない」と暴れるほど。

 他の不倫している知り合いを見渡してみても、既婚者男性の「離婚しようと思っている」の言葉が真実だった試しはほとんどありません。

 また、同じような言い訳に「子供の為に仕方なく一緒にいる」「友達夫婦だから」「仮面夫婦だから」というものがあります。

 私もある既婚者男性に誘われた時に言われました。「うちは仮面夫婦みたいなものだから」。

「仮面夫婦『みたいなもの』ってなんだよ!」と、私は速攻でカレの奥さんのブログを発見。すると、そこには記念日ごとにプレゼントを欠かさず、連休には必ず連れだって旅行に行く超仲良し夫婦の姿が描かれていたのです。

奥さんのSNSをチェックしよう

 現代は総SNS社会!特に女性はフェイスブックやツイッター、インスタグラムなどのSNSをやっている可能性が高いです。特にフェイスブックは彼本人と繋がっていることが多いので、そこでクリスマスや彼の誕生日など、何をしているか調べてみましょう。

 そこに書かれている内容が充実していれば、彼がなんと嘘をついていようと本当は仲の良い夫婦の可能性が大!

 もし夫側が無理やり付き合わされているのだとしても、奥さんの方は幸せな家庭を大切にしているということが分かり、万が一の時に裁判などを起こされる確率が高くなります。

 不倫をする男の人の多くはただカラダの関係が欲しいわけではなく、恋愛を楽しみたい、とにかく誰かに愛されたいという人。愛人にサービスがいいマメな男性は必ず奥さんにもサービスをしています。

 そんな彼の「妻をもう愛していない」「夫婦仲が上手くいっていない」というのはあなたに対するただのサービストークであり、真実ではないのです。

 それでもいい、という場合はいいですが、本気にしてしまうと泣かされること必至。上手くネットを使って彼の真実の姿を見極めてくださいね!

深志美由紀
記事一覧
官能作家
集英社ノベル大賞佳作受賞にてデビュー。2010年「花鳥籠」
で第一回団鬼六賞優秀作受賞、同作13年映画化。新聞や電子書籍など、男性のみならず女性にも受け入れられる官能小説を多方面で執筆。著書に「ゆっくり破って」(イーストプレス)「美食の報酬」(講談社文庫)など。自他ともに認めるダメ男好きで、自らの体験を活かしたエッセイ漫画なども配信中。

関連キーワード

ラブ 新着一覧


周囲の評価が“すごくいい旦那さん”ほどモラハラ男である実態
 モラハラが激しい男ほど、世間に本性がバレないよう、姑息な画策をしているのも実態です。  魑魅魍魎(ちみもうりょう)な...
並木まき 2019-09-28 07:05 ラブ
上から目線? 何げなく口にしていたマウンティング台詞4選
 女子会でついついやってしまうマウンティング。 「彼からの指輪、ティファニーで~」と惚気られたら、「わたしもいいと思っ...
七海 2019-09-27 06:00 ラブ
心が蝕まれる…サイコパス夫が口にする“冷酷なフレーズ3選”
 サイコパス気質な夫ほど、背筋が凍るような冷たい言葉を妻に平然と浴びせます。  魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分...
並木まき 2019-09-27 06:00 ラブ
無趣味な女性が彼氏を作るなら…“カメラ男子”がいい理由3つ
 甘党男子、オタク男子。あなたのお好みはどんな男子ですか? 一般的に女性よりも、男性の方が趣味にのめりこんでいる人が多い...
ミクニシオリ 2019-09-26 06:00 ラブ
舞い上がり注意!呼べば来る“有料男子”は恋人ではありません
 呼べば来る有料男子、出張ホスト(レンタル彼氏)などをしている男性たちは、ガチ恋客の扱いに悩むことがあります。彼に本気に...
内藤みか 2019-09-26 06:00 ラブ
“人生経験値が浅い夫”が妻の知人に吐いた残念すぎる暴言3選
 人生経験値が浅すぎる男を夫にすると、とんだ赤っ恥をかく展開が待っているかもしれません。  魑魅魍魎(ちみもうりょう)...
並木まき 2019-09-25 06:12 ラブ
嫌いになったわけじゃないけど…彼氏に疲れた時の対処法4つ
 嫌いになったわけじゃないのに、彼氏に「疲れた」と感じることがある女性は、意外に多いと筆者は感じています。振るのは惜しい...
東城ゆず 2019-09-25 06:00 ラブ
夫がイライラ! 妻にイラつく夫たちの言い分4選と賢い対処法
 男女のイライラするポイントは大きな相違がありますよね。当然、その仲直りも一筋縄にはいきません。女性は、友達同士や井戸端...
東城ゆず 2019-09-24 06:00 ラブ
結婚するならネトオタ男子!安定して家族を支えていける理由
 結婚相手にするならネットオタクな男子がいい――。その理由が分かりますか? どちらかと言えばオタクとは結婚したくない。そ...
ミクニシオリ 2019-09-24 06:00 ラブ
恋愛ご無沙汰女子がドン引き…“恋心が一瞬で冷めた”彼の行動
 はじめは「ちょっといいかも」と思っていた男性を意識して見ていたら、ちょっとした言動で一気に冷めてしまうことって、意外と...
田中絵音 2020-05-20 11:25 ラブ
“ナルシスモラ男”にご用心! 彼らのアンビリバボーな発言3選
 ナルシスト×モラハラがセットになった“ナルシスモラ男“と付き合うと、驚くほど理不尽な思いをさせられる展開が待っているか...
並木まき 2019-09-23 07:31 ラブ
「ウチの嫁は鬼嫁!」と言い張る夫のピントがズレた主張3選
「うちの嫁って、鬼嫁なんですよ…」と打ち明けてくる男性からよくよく話を聞くと「それって鬼嫁なんじゃなくて、夫が悪いのでは...
並木まき 2019-09-22 06:00 ラブ
夫婦という名の“支配者”と“服従者”…真由さんのケース#2
 暴力や暴言ではなく、大きな物音や舌打ち、ため息や無視で真由さんを言いなりに動かすモラハラ夫との生活。目に見える傷こそ残...
神田つばき 2020-01-11 06:59 ラブ
人肌恋しい時の恋愛は危険!? 心が寂しい時の4つの対処法
 秋の訪れを感じた時、一人の家に帰ったりした時など、なぜか人肌恋しくなってしまうことってありませんか? でも、そんな時に...
孔井嘉乃 2019-09-22 06:00 ラブ
あおり運転男に見る…高級外車好き男の女性のタイプと扱い方
 前回に引き続き、車に乗ると変貌する男性の特徴を考えてみます。今回は男性の車選びや女性の扱い方についてです。  先...
山崎世美子 2019-11-14 19:23 ラブ
離れないと泥沼化…女をメンヘラにさせるダメンズの特徴4つ
 LINEで一喜一憂、彼の機嫌や顔色をいつもうかがって、彼が気に入らない格好や言動や趣味は謹んで……苦しい恋をしていると...
七海 2019-09-21 08:07 ラブ