夏こそ必要な“植物生活”…小さな達成感と五感の刺激を求めて

斑目茂美 開運花師
更新日:2021-08-11 06:00
投稿日:2021-08-11 06:00

暑すぎる日本の夏に対抗するには…

「暑いけど日持ちする花をください」

 夏のこの時期、お花屋さんが何度も耳にするお客様のリクエストでございます。

 こういう時、ご自宅に飾る植物としてワタクシがオススメする夏の植物6選はこちらでございます。

ひまわり

 夏の花の代表格。日持ちがしなさそうですが、予想に反して日持ちいたします。

 長持ちポイントは、浅水(5センチ~10センチ未満)で毎日の水換え。

 葉が茶色くなったら摘んで除去。花弁がしおれたら全部除去して、ガクだけになっても個性的な楽しみ方ができます。

リンドウ

 夏から晩秋にかけて出回るリンドウは茎が硬くて、劣化に強い。

 長持ちポイントは、劣化した花は見つけたらすぐにつまんで除去。

 しおれかけたら、茎を水中で摘んで手折りすること。茎が硬いので比較的折り易いですが、難しければ無理せずハサミで切っても良い。

アンスリューム

 暑い国のお花でございますので、心強い味方でございます。

 日持ちポイントは、浅水(5センチ~10センチ未満)で毎日水換え。

 しおれてもしばらく原型をとどめているので気が付かず、だいぶ劣化してから「あれ?」と思うことがございます。

ユリ

 年間通して安定供給されているユリですが、夏がユリの最盛期。種類も豊富で、夏はとりわけ元気なお花です。

 長持ちポイントは、しおれた花は早めに除去すること。

 そうすることで、先端までついたツボミを全て咲かせることができる可能性が高くなるのでございます。

スターチス

 ドライフラワーにもなるスターチスも、種類豊富な季節は夏でございます。

 長持ちポイントは毎日の水換えですが、気が付けばいつの間にかキレイなドライフラワーになっておりますので、そんなに神経質にならなくてもよろしいかと思われます。

観葉植物

 切り花ではございませんが、“一家に一鉢以上”でご家庭での幸せ度がだいぶ変わってくるように思います。

 観葉植物は切り花と違って、まさに「育てる」というアクション。「土」「水」「木」「葉」「太陽」という自然エネルギーを持つ観葉植物は、成長を続ける「命」で、開運アイテムでございます。

 長持ちポイントは、直射日光を避け、毎日気を配って様子をみてあげること。

 毎日の水やりは根腐れの原因にもなりますので厳禁でございます。土の表面がパサパサに乾いたらお水をたっぷりあげてください。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


動物は「あったかい場所」を見つける才能があるみたい
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
私「復縁希望?」女友達「あと2年で吹っ切る」失恋かまってちゃんLINE
 失恋をして心が傷つくと、少しでも誰かに気持ちを聞いてもらいたくなるもの。  でも、あまりにしつこかったり、常識が...
キャンプより安近短なべランピング!楽しむコツ&それでも失敗したエピ
 空前のキャンプブームが到来していますが、やはりイチからキャンプギアを集めてテントを張って…となると、ハードルが高いと感...
見上げた青空が眼に染みて…1日に1回くらいは空を眺めてみる
 青空が眼に染みると思ったら、しばらく空を見上げていなかった自分に気が付いた。  うつむいて歩くのがクセになってい...
「俺のソーセージも試食して」じゃねえ! 40女の成人の日の思い出
 1月8日は成人の日。晴れ着やスーツに身を包んだ新成人たちの姿は、眩しいものです。  成年年齢が18歳に引き下げられま...
これって誘拐ですよね!? 遊んでいたら詰められた恐ろしいご近所トラブル
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
神秘的! 宝石のようなオッドアイの純白“たまたま”に幸福祈願
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「緑の黒髪」があるなら、白髪の“褒め言葉”は?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
日本の美徳すごい!便器に汚物箱…海外で体験した考えられないトイレ事情
 日々の生活に絶対に欠かせないもの、「トイレ」。1日に何度も顔をあわせる存在ですが、実は国によってトイレの形状や使用方法...
2024-02-26 19:03 ライフスタイル
まるで宝探し!話題の木更津コンセプトストアでほっこりした男女の会話
 昨年6月、三井アウトレットパーク木更津(千葉)の隣にオープンした「木更津コンセプトストア」。サステナブルな社会を目指し...
「量と質」どちらを優先するか迷ったら経験値を振り返ろう
 大人になると「量より質」を意識する機会が増えますよね。私の場合、食事に関してはまさにそうなってきた気がします。  そ...
湧き水が心にも沁みてくる 福井県爪割の滝
 北陸地方に甚大な被害をもたらした能登半島地震。  被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。  つらいこ...
貫禄の毛繕い中をパチリ!ありがたいご神体“たまたま”に感謝
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
【2023年人気記事】セックスは嗜好品?子宮頸がんサバイバーの性生活
 2023年は「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記事を再掲載します。こちらの記事初...
2024-01-04 06:00 ライフスタイル
近すぎなくていい 毎日は“ゆるい人間関係”に支えられている
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
【2023年人気記事】吉田沙保里と大久保嘉人は公認? ウロつく女が嫌!
 あけましておめでとうございます。2023年は「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記...