出張ホストのフィンガーテクで絶頂…それでも欲望はやまず

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2021-11-26 06:00
投稿日:2021-11-26 06:00
 夫の浮気がきっかけで出張ホストを呼んだT子さん(44歳・WEB関連・子供アリ)。紳士的な韓流イケメンホスト・タクミ君(29)にすっかり一目ぼれし、カフェやレストランでのデートのみならず、ラブホテルでのオイルマッサージを受ける流れとなった。愛しい彼にマッサージをされながら、T子さんの体はしだいに疼き、火照っていく。
「もう我慢できない」と、T子さんは口と手指、アダルトグッズでのサービスを求めて――

前回までの話はコチラ→第1回目第2回目第3回目

「女を感じてくれている」喜びの反面…

これ以上はしたないことは言いたくなかった(写真:iStock)
これ以上はしたないことは言いたくなかった (写真:iStock)

――オイルマッサージのみならず、口と手、アダルトグッズでのサービスを受けることになったその後をおきかせください。

「今思い出しても、体が火照ってきます。仰向けになった私の乳房を見たタクミ君は『キレイです』と言いながらやわやわと揉みこね、硬く尖った乳首を口に含んだんです。

 体がとろけていくほど気持ちよかった。

 彼は舌を躍らせて乳首を上下左右にはじきました。背中やヒップのリップサービスも心地よかったけれど、敏感な乳首を責められると骨抜きにされますね。

 まばたきも呼吸さえもできないほど、快楽に溺れていきました。

 トランクス一枚になった彼の勃起が、体に触れた時も『ああ、私に女を感じてくれている』と救われるような気持ちになりました。

 同時に、彼自身のモノをヴァギナに入れてほしくなってしまって……。

 でも、そんなことは言えません。ただでさえ、『飢えた女』だと思われているのに、これ以上はしたないことを言いたくなかった」

丁寧な説明に安心感

優しく囁きながら…(写真:iStock)
優しく囁きながら… (写真:iStock)

――すごくわかります。続けて下さい。

「乳房を愛撫しながら、タクミ君の手が下腹におりてきました。紙ショーツの上からアソコを触られて、私が『……ああっ』と喘ぐと、タクミ君は『T子さん、すごく濡れてますよ。感じやすいんですね』と優しく囁いてくれて――。

 ゆっくりとショーツがおろされていきました。

 ドキドキしながらも、私は彼が脱がせやすいよう、わずかにヒップを浮かせて……足首からショーツを抜かれた時は、嬉しさと恥ずかしさで、思わず太ももをよじり合わせてしまって……。

 タクミ君は『T子さんがシャワーを浴びている間に、僕は歯磨きを済ませました。指用のコンドームもありますし、アダルトグッズも清潔なものですから、安心してください』と、丁寧に説明をしてくれたんです。

 女性を不安にさせない、ちゃんと気遣いができているなと安心感をもらえました。

 同時に、いよいよ私の秘めやかな部分を愛されるのだと、緊張感が一気に増したんです」

――続けて下さい。

「タクミ君は『失礼します』と言って、私の両脚を広げました。間接照明で薄暗いとはいえ、女の部分を見られるのがすごく恥ずかしかった。でも、恥ずかしいほど、ヴァギナが潤ってくるんです。

 出会った時から紳士的にエスコートしてくれて、笑うと子犬のように可愛いイケメンのタクミ君が、これからまさに私のアソコを舐めようとしている現実に、全身の血が沸騰しそうになりました。

 クチュ……ッと、水音が響きました。

 生温かな舌が、私のワレメを舐めあげてきたんです。ワレメの両端を指で広げ、ネロネロとねぶり回されて……。あまりの気持ちよさに私は身をよじりました。

 悲鳴を上げていたと思いますが、自分でもどのような反応をしていたか全く覚えていません。

 ただ、彼の舌を求めるように、腰をせりあげてヴァギナを押しつけていたのだけは確かです。

 彼のクンニリングスは、丁寧でとても上手で……たぶん、プロとしてのトレーニングを受けているんじゃないかしら。

 左右の濡れ溝を舐め、伸ばした舌を膣口に差し入れ、クリトリスを吸いあげてきて……もう頭の中は真っ白です。全身に鳥肌が立つほど気持ちよかった。

 そして、びっくりしたのはアヌスも舐められたことです」

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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