急展開!匂わせ女性とラブホへ…理性は本能にあっけなく負け

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2021-12-17 06:00
投稿日:2021-12-17 06:00

彼女のインスタに一抹の不安を感じながらも…

――続けて下さい。

「シャワーはジムで浴びてきたので、靴を脱いで、ベッドに倒れこもうとしたんです。するとR美さんが『ちょっと待って、使用前のベッドの写真を撮りたいの』と、僕を制したんです。

 ここでもインスタ用の写真を?と、心の中で舌打ちしたのですが、これからセックスする女性の機嫌を損ねるわけにはいきません。

 僕は立ったまま、ベッドや室内を撮影する彼女を待っていました。

 撮影し終えた彼女はベッドに腰を下ろして『Yさん、私のインスタを見たい?』と僕を見上げてきたんです。

 僕は『ああ、ぜひ見たいな』と言って隣に座りました。

 二人でスマホの画面を見ていると、『先日、オーガニックレストランに行った時のものよ』と言われました。

 画面には、料理とワインが注がれたグラス、店内などの画像が数枚アップされていました。僕がトイレに立った時に撮ったのか、ワイングラスを片手にした自撮り写真もありました。

 やはり普段から撮影慣れしている人は違うなと思ったんですが、投稿欄を読むと『なんとなく……恋の予感❤』と綴られていたんです。

 一瞬、えっ?と思いました。

 驚きますよね。彼女は紛れもない既婚者です。夫が単身赴任だと言っても、あまりにもリスキーすぎます。

 旦那さんが見ている可能性だってあるじゃないですか?

 そのうえ、相手は僕――同じジムに通い、同じ駅を利用する近隣住人ですよ。

 背中にイヤな汗が吹き出しました。

 でも……ここで咎めることはできなかった。

 インスタ好きの女性は、どこかで見栄を張りたい気持ちや承認欲求が強いと聞いたことがあります。

 いえ、きれいごとですね。もう男の本能が制御できなかった。

 理性という言葉は、とっくに吹き飛んでいて……股間はパンパンに勃起し、早く彼女を抱きたい欲情のほうが勝(まさ)ったんです。

 僕は『あとでまたゆっくり見せて』と言いながら、彼女を優しくベッドに押し倒しました。

 彼女もその気になったのか、『ぁ……ン、Yさん』と言いながら、僕の背中を抱きしめてきて……互いに服を脱がせ合い、二人とも生まれたままの姿になったんです。

「ああ……キレイだ」

 彼女のヌードを見て、僕は感嘆のため息を漏らしました。

 スリムだと思っていたボディは、予想以上にグラマラスでした。

 仰向けに寝ても丸々とした形のいい乳房、ピンク色の乳首、細い腰から続く張り出したヒップ、薄い陰毛、弾力ある太ももからスラリとした脚……もう、エロスの化身のようです。

 僕は我を忘れて、乳房にむしゃぶりつきました。推定Eカップの乳房は、揉みしだくと柔らかで、弾力があって、いい匂いがしてね……ああ、女の体ってこんなに素晴らしいんだって、改めて思いました。

 僕が舌を躍らせるたび、乳首が硬さを増していくんです。

 R美さんは『すごく気持ちいい』と、肩を震わせていましたね。乳頭を軽く甘噛みをすると、『アンッ』て腰をくねらせて……。

 スタイルも良いけれども、感度もバツグンです。

 愛撫のたび、彼女はシーツの波を泳ぐように美しい体をのたうたせ、悩ましい声をあげました。

 僕のペニスもギンギンです。いつの間にか、彼女の下腹に勃起をこすりつけていて……しばらくすると、彼女は手を伸ばし、僕の勃起をギュッと握ってきたんです。

 続きは次回。

蒼井凜花
記事一覧
官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
オフィシャルサイトYouTube

関連キーワード

エロコク 新着一覧


30代人妻の告白「14歳年下大学生との甘美な不倫の果てに」#1
 道ならぬ恋とわかっていても、落ちてしまう――気づけば「不倫」という底なし沼にハマってしまったのが、35歳の人妻・Y美さ...
蒼井凜花 2024-08-22 17:22 エロコク
圧迫されると興奮…学生時代の経験が招いた新しい快楽の世界
「性癖という自覚はなかったけど、好きだった」という“ある行為”が、何かのタイミングでセクシャルな喜びにつながることがある...
大泉りか 2021-04-20 06:10 エロコク
小さなボディに似つかわしくない強振動!10秒で迎える絶頂♡
 最近、「極天クリサリスローター」が手放せません。全長9・2センチと小ぶりで、シンプルを極めたフォルム。鏡と見まごうほど...
桃子 2021-04-18 06:00 エロコク
水分98%の「iroha petit」 プニプニ触感で全身を愛撫して
 ラブグッズの醍醐味は、人の体からは繰り出せない刺激を体験できるところにある、と私は思っています。振動や回転は生身の人間...
桃子 2021-04-11 06:00 エロコク
イケメンナルシスト俳優との恋でボロボロに…30代OLの告白#5
 イケメン俳優Oさん(36)とついにセックスに至ったR子さん(31歳独身・不動産勤務・実家暮らし)。しかし、彼のセックス...
蒼井凜花 2021-04-09 06:45 エロコク
吸盤のようにピタッと張り付き…2種類の刺激で極上の時間を
 クリトリスが性的に敏感な器官であることは、いまさら説明の必要もなく、ピンポイントで攻めると強い快感が得られます。一方で...
桃子 2021-04-03 06:00 エロコク
イケメンナルシスト俳優との恋でボロボロに…30代OLの告白#4
 イケメン俳優・Oさん(36)とついにセックスすることになったR子さん(31歳独身・不動産勤務・実家暮らし)。濃厚なフェ...
蒼井凜花 2021-04-09 06:42 エロコク
まっすぐ挿れればヘッドの先端が“ちょうどいいところ”を刺激
 棒の先に、うずらの卵を2回りほど大きくしたような楕円体がついている――。 「Gストレート」の形状を言い表すとこう...
桃子 2021-03-28 06:00 エロコク
イケメンナルシスト俳優との恋でボロボロに…30代OLの告白#3
 イケメン俳優・Oさん(36)とSNSを通じて知り合い、付き合いが始まったR子さん(31歳独身・不動産勤務・実家暮らし)...
蒼井凜花 2021-04-09 06:47 エロコク
カップル向けバイブを一人で…ハンズフリーで深い快感に酔う
 U字形バイブはカップル向けに作られているものが多いので、自分ひとりの密かなお楽しみのために使いたい……という女性からは...
桃子 2021-03-21 06:00 エロコク
イケメンナルシスト俳優との恋でボロボロに…30代OLの告白#2
 SNSがきっかけでイケメン俳優・Oさん(36歳)と知り合い、LINEで親交を深めて付き合いが始まったR子さん(31歳独...
蒼井凜花 2021-04-09 07:13 エロコク
スイッチオンで…クリがまっすぐきゅーっと吸い上げられる!
 基礎化粧品をシリーズ使いしている女性は少なくないですよね。相乗効果を狙うほか、シリーズへの信頼感というものがあるのでし...
桃子 2021-03-19 17:53 エロコク
イケメンナルシスト俳優との恋でボロボロに…30代OLの告白#1
 気がついたら落ちているのが「恋」である。それが結婚願望を持つ女性なら、そして、その相手が誰もが魅力的だと感じる長身イケ...
蒼井凜花 2024-08-22 17:23 エロコク
上級者も満足♡多彩な機能で身も心もヒートアップ間違いなし
 バイブ選びはビギナーの方が難しいと思われがちですが、実は中~上級者の方がハードルが高いものです。あの機能も欲しいし、こ...
桃子 2021-03-07 10:43 エロコク
コンパクトな見た目を裏切るパワフルな振動にうっとり♡
 ゆっくりとセクシュアルな妄想を広げて、じっくりと自分の体を気持ち良くしていく……。そんなセルフプレジャーを楽しみたい夜...
桃子 2021-02-28 06:00 エロコク
終わった後も肌が突っ張らない潤滑剤♡セルフプレジャーにも
 女性には基礎化粧品を季節や肌の調子によって使い分ける習慣がありますが、潤滑剤も同じように考えてほしいと思います。香りで...
桃子 2021-02-21 06:00 エロコク