急展開!匂わせ女性とラブホへ…理性は本能にあっけなく負け

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2021-12-17 06:00
投稿日:2021-12-17 06:00
 スポーツジムで気になっていた女性と食事デートに成功したYさん(45歳・大手スポーツメーカー・妻子アリ)。スタイルも抜群でルックス良しの彼女とほろ酔いでいいムードになり、帰りがけキスまで進んでしまった。その後の展開は……?
 第1回目はコチラ

思いがけないキスに目覚めた本能

――以前からジムで憧れていた美女・R美さん(35歳・主婦・子供なし)と初デートで、いきなりキスまでいった。その後をお聞かせ下さい。

「はい、まさに青天の霹靂(へきれき)でした。昨日まで憧れていたR美さんが、自分と唇を重ねている事実に驚き、同時に興奮しましたね。

 彼女の唇は柔らかくてあたたかくて……緊張のせいか、一緒に呑んだワインの味が一瞬で消え去りました。

 僕はためらいつつも舌を差し入れると、彼女も舌を絡めてきたんです。『ぁふん……』と甘く鼻を鳴らしながらね。

 ここまでくると、男なら『OKをもらったも同然』と思いますよね。だから、彼女の腰を抱き寄せ、さらに体を密着させながらキスをしたんです。

 運よく周囲に他の人はいなかったから、自分でも大胆だと思うほど幾度も唇を吸いあげました。

 久しぶりに訪れたドキドキのシチュエーションに、ズボンの中のペニスは熱く痺れ、激しく勃起していました。

 妻とはすでに『家族愛』の状態で、セックスレスでしたから、オスの本能が目覚めたという感じです」

「会う」ではなく「逢う」にしたワケ

――続けて下さい。

「そのうち、人の気配がしたので、僕たちはキスを解きました。家族連れが通り過ぎるのを待って、僕たちも帰路についたんです。二人とも自宅はこのエリアですから、人目に付かないよう裏道を通って途中で別れました。

 帰宅後も、R美さんとのキスのことで頭はいっぱいです。

 お腹いっぱいでしたが、妻が用意してくれた食事は何とか残さず食べましたよ。罪悪感からか、妻にはいつも以上に優しく接してしまって……自分でも『普段どおりにしなきゃ』と言い聞かせました。(笑)

 自宅マンションは、リビングとダイニング、中3の息子の部屋、夫婦の寝室、僕の書斎があるのですが、食後はすぐに書斎に入ってスマホをチェックしました。

 R美さんとの食事中、LINEのアドレスを交換したんです。R美さんからメッセージが入っていました。

『先ほどはありがとうございます。今自宅に着きました。ステキなひと時でした♥』ってね。ハートマークに、嬉しさがこみあげてきましたね。

 僕も返信しようと『R美さん、今日はありがとうございました。こちらこそ、至福の時間でしたよ。またジムでお会いしましょう』と書きこみました。

 ハートマークをつけようか迷ったのですが、つけるのをやめて、その代わり、『ジムでお会いしましょう』を『ジムでお逢いしましょう』と書き直したんです。

 単に「会う」のではなく「逢瀬」の意味ですね。

 僕も君に恋焦がれているということを示したかった。そして送信しました」

――続けて下さい。

「それからは、毎日LINEをするようになりました。朝『おはよう』から始まり、『今度はいつジムに行きますか?』『今日は女友達と買い物です』など、他愛のないことですが、心は浮足立っていましたね。

 男って45歳になっても、キスのドキドキをこんなに引きずるのかと、もう驚きましたよ。

 もちろん、家族には絶対分からないよう、慎重に対応しました。

 で、日時を合わせてジムでトレーニングした後、また二人で会おうということになったんです」

蒼井凜花
記事一覧
官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
オフィシャルサイトYouTube

関連キーワード

エロコク 新着一覧


脳みそがまさかの「性感帯」に…81歳によるわたしの破壊的H
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットな...
マゾで無理やり願望がある私…憧れの3Pも本番でアクシデント
 そんなわけで幾人かの男性と逢瀬を重ね、出逢い系にも慣れてきた私。次なるチャレンジは……そう、3Pです。
「男性をHな映画に誘って発情させる作戦」が失敗する理由
 先日、とある20代のイケメンくんが私にグチってきました。年上の女性に映画に誘われました。それがかなり濃厚なシーンが多い...
内藤みか 2019-09-23 06:23 エロコク
チクニーに病みつき…乳首をい~い感じにくすぐる専用グッズ
 チクニーという語を聞いたことがありますか?  自分で乳首を刺激して気持ち良くなるプレーを指す語で、男性の間でかつ...
桃子 2019-11-12 04:45 エロコク
81歳のせいで超絶「セックス依存」になったわたしの日常とは
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットな...
2人から同時に愛されたい…“複数プレイ”の楽しみ方と注意点
 あなたは、どういった性の願望を抱いていて、ひそかに何をしたい/されたいと願っていますか。自分の性癖の形を知れば、もっと...
大泉りか 2019-09-18 18:38 エロコク
普通の新卒OLも…副業に「高収入アルバイト」を選択する理由
「高収入アルバイト」を検索してみたことはありますか? 女性なら考えたことがある人も多いかもしれません。でも、やっぱり怖い...
伸びたアンテナが往復ビンタ…優しい刺激に甘やかされたい
 まず、この「ザロ ヒーロー」に付けられたキャッチフレーズを紹介します。「クリトリスを甘やかす」――。なんてすてきなの!...
桃子 2019-11-12 04:45 エロコク
操縦桿さえ…淫乱男を操縦するために必要なただひとつのこと
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットな...
密着され撫でられ…際限のないセクハラに私の体調は悪化
 その女、「G」に出会ったとき、私は30代で、フリーランスの仕事をしていました。彼女は40代後半。私に仕事を依頼した会社...
男性の「賢者タイム」 女性が有効活用する方法を考えてみる
 カップルにとって避けては通ることができない問題――それが「賢者タイム」の存在です。  賢者タイムとは、男性がエッチの...
女性器リノベに投資する女たち#4…彼も私も満たされる膣改造
「膣の入り口をキュッと締めても、中のほうは締まっていない気がする」「セックスの時、彼はどう感じているのだろう?」「中イキ...
「48手ヨガ」女性ホルモンが増えてポカポカになるって本当?
 48手とはなにかご存知でしょうか。本来は相撲の決まり手の種類でしたが、江戸の頃からセックス時の体位バリエーションという...
内藤みか 2019-09-09 06:00 エロコク
連載史上最もハードな1本 挿入すると雷に打たれたような衝撃
 今回は、当連載が始まって以来、最もハードな1本を紹介します。「マイスティム ティックリング トルーマン」は黒々としたボ...
桃子 2019-11-12 04:44 エロコク
ひろしのネオ☆プロ彼女たちによる華麗なる世代交代とは?
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットな...
その女と出張へ…ケイタイに登録されていた私の生理周期
 その女、「G」に出会ったとき、私は30代で、フリーランスの仕事をしていました。彼女は40代後半。私に仕事を依頼した会社...