CA流お手軽ヘアポイント ここを直せば見た目マイナス5歳に

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2019-09-29 06:55
投稿日:2019-04-03 06:00
 女性の魅力を大きく左右するものの一つに、ヘアスタイルがあります。仕上げひとつで、若々しさ、知性、洗練や特別感を周囲にメッセージングでき、美人度がアップ。軽々しい扱いも受けません。
 今回は手軽にできる「洗練されたマイナス5歳ヘア」を、CA歴4年・クラブママ歴10年の筆者がお伝えします。

1. 後頭部をふっくら

 老け見えヘアの代表に、「後頭部ぺちゃんこ」があります。加齢とともに毛量が減り、毛そのものも細くなるせいで、全体的に寂しく貧相なシルエットになってしまう。これが若々しさを失う原因のひとつです。

 洗練された若見せヘアスタイルは、後頭部に高さとボリュームを与えることが必須。CAやホステスも「後頭部の盛り髪」を意識しています。

 私はショートカットのため、直径4センチのマジックカーラーを愛用。(マジックカーラーは、表面がマジックテープのようになっており、ピンやクリップを使わずに髪にしっかり巻きつく便利なアイテムです)。カーラーを2つ後頭部に巻きつけてドライヤーし、その後はヘアスプレーでキープ。

 髪の長さに関係なく、後頭部をふっくらさせることを意識してください。

2. 髪の分け目が目立つと即プラス5歳に!

 若いころは意識していなかった髪の分け目も、30歳あたりから気になるという声がちらほら聞こえてきます。そう、分け目の薄毛は意外に目立つうえ、どうしてもオバサン感が否めません。電車内で座っている人の頭頂部の薄さを目にして、自分も怖くなった経験をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

 さて、この改善法は大きく分けて2つ。

・分け目をぱっくりつけず、微妙にぼかしてみる。
・毎日同じ分け目にせず、変えてみる。

 前述した「後頭部ふっくら」と併せて意識するだけで、若々しさがアップします。

 また、自分の頭頂部を確認したい場合、スマホで自撮りするのがオススメです。

3. 髪のツヤは光の乱反射!ボサ髪はカット

 髪のツヤを左右するは「光の乱反射」に他なりません。

 原因は、

・キューティクルの痛みや乱れで、髪表面が凸凹になる。
・髪の水分量が減り、うねりがひどくなる。

 受けた光を髪が屈折させ、ツヤを失わせているのです。

 傷んだ髪は思い切ってカットしましょう。ボブやショートボブは清潔感あるハツラツとした印象を与えますし、お手入れも手軽。また、ツヤを出すためには、ヘアアイロン等での熱処理がオススメです。

 余談ですが、ロングヘアのCAはシニヨンヘアに結い上げ、日々、髪をひっつめ状態にしているため、生え際の薄毛で悩むこともしばしば。ベテランCAほど、ボブやショート率が高いです。

まとめ

 後頭部に高さとボリューム、分け目をぼかす、傷んだ髪はカットし、ヘアアイロン等での熱処理でツヤ髪キープ――この3つを気を付けるだけで、見違えるほど洗練され、若々しさが取り戻せます。

 魅力アップの参考にして頂けると嬉しいです。

蒼井凜花
記事一覧
官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
オフィシャルサイトYouTube

ビューティー 新着一覧


岩盤浴デートでもすっぴん回避!肌にも優しいマル秘メイク術
 空前のサウナブームにより、「ととのう」状態を楽しむ人が増えていますね。でも、カップルの間では、サウナよりも低温でじっく...
意外と知らない「コラーゲンの効能」美肌・白髪対策に効果的に摂るには?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
お魚さんぽい?アラフォーの離れ目、メイクで今っぽモテ顔に
 離れ目といえば、芸能人では永作博美さんや宮崎あおいさんなど、美人な人が多いですよね。実際に、愛らしく親やすい印象を持た...
人中短縮メイクでイメチェン メス入れずとも若見え&小顔が狙える♡
 美人かどうかの判断は、顔のちょっとしたバランスで決まってしまいます。中でも最近注目されているのが「人中短縮メイク」です...
40代の花柄着こなし術 膝丈ワンピ&スカートは危険と隣り合わせ
 春めいてきましたね! 爽やかな季節に取り入れたくなるのが花柄の洋服。フラワープリントにときめく乙女心はいくつになっても...
膣内フローラって何? 繰り返す膣炎は悪玉菌が原因?(専門家監修)
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
30代40代「VIO脱毛」のメリット、もっと気になるデメリットは?
 肌の露出が増えるこの季節、ムダ毛処理って厄介なものですよね。私たちアラサー、アラフォー世代が若い頃はカミソリや毛抜きで...
雑誌の付録で憧れのブランドのファンデーションを試してみた
 最近はマスクなし生活に戻りつつあり、メイクアップに力を入れる方も多いのではないでしょうか。私も同様で、急いでファンデー...
ぽっちゃり体形を礼賛する男たち
 いつの時代も、女性は今より痩せたいと願っている。少なくとも私は、男性からの「スリム」は褒め言葉だが、「ぽっちゃり」は、...
フォーマル服の悩み ぽっちゃり体形40代は何をどう着る?
 3月といえば、入学式や卒園式、転職などの機会でフォーマル服を着る機会が多いですよね! でも、着慣れないフォーマル服を選...
初めての海外ランジェリー選び 40代の新しい魅力が開花されるかも
 海外のランジェリーは、おしゃれでデザインが豊富ですよね! 日本のランジェリーも良いけれど、40代になってワンランク上の...
吸水ショーツにやっぱり半信半疑…体験談&漏れない履き方
 現代では、さまざまな生理用品が販売されていますが、特に気になるけれど使うのが怖いアイテムが「吸水ショーツ」です。「見た...
傷んだ爪どーにかしたい!美爪ケアに実は漢方もおすすめ【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
プチプラの進化ハンパない!ナチュラルアイになれるメイク術
 ドラッグストアやショッピングモールなどで手軽に購入することのできるプチプラコスメ。最近のプチプラコスメには、デパートコ...
40代の「髪ぺたんこ」問題 3つの原因&ボリュームアップ方法
 40代を超えると、だんだんと髪のボリュームがなくなってきて「ぺたんこ髪」になってしまう人が多いですよね。髪の毛にボリュ...
グロス唇に「天ぷら食べた?」初めてメイクのトホホな思い出
 40代にもなると、「自分に合ったメイク」をする余裕が出てきますが、みんな誰しも最初は初心者。忘れられない恥ずかしすぎる...