平手&長濱“欅坂46両雄”ドラマ界本格復帰記念にプレイバック

こじらぶ ライター
更新日:2022-05-14 06:00
投稿日:2022-05-14 06:00

欅坂46から着実にステップアップ

欅坂46脱退後、女優としてステップアップした平手/(C)日刊ゲンダイ
欅坂46脱退後、女優としてステップアップした平手 /(C)日刊ゲンダイ

 長濱が欅坂46から卒業したおよそ半年後、平手は20年にグループを脱退。以降、昨年末までに、映画「さんかく窓の外側は夜」、「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」、ドラマ「ドラゴン桜」(TBS系)、「風の向こうへ駆け抜けろ」(NHK総合)と幅広い役柄を熱演し、着実に女優としてステップアップしてきた。

 その間、長濱は「七夕さよなら、またいつか」の伏線回収かのごとく20年の七夕の夜に、ドキュメントバラエティ番組「セブンルール」(フジテレビ系)で約1年ぶりに芸能界に復帰。しばらくはそうしたタレント活動をメインにしていたが、今年2月に突如、「君と世界が終わる日に 特別編」(日テレ系)で単発ながらドラマに出演した。

朝ドラ初出演で長濱の演技は?

 長濱はこのドラマの中で、そして平手は少し先に「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」の中で、それぞれ従順に従ってきた地位のある男性に対し、復讐のために銃口を向けるシーンがあった。大人への反抗を歌っていた欅坂46時代がオーバーラップするように、芯のある一人の人間として自立していく様は壮観だった。

 長濱はこの単発ドラマ出演を助走として、22年後期朝ドラという大きな仕事に臨むことになった。ヒロインの祖母が作ったジャムを店で売る店員役で、“みんなが思い描く長濱ねるちゃん”のような人物になるか、はたまた人々を惑わす魅惑的な人物になるか、いずれにせよ楽しみだ。

韓流リメイク「六本木クラス」への風当たり

プレッシャーのかかる「梨泰院クラス」の日本版「六本木クラス」/(C)日刊ゲンダイ
プレッシャーのかかる「梨泰院クラス」の日本版「六本木クラス」 /(C)日刊ゲンダイ

 一方、平手は昨年12月に「風の向こうへ駆け抜けろ」で主演を務めて以来、今年1月~2月に配信されたYouTubeでのWEBドラマ「メゾンハーゲンダッツ -8つのしあわせストーリー-」を除くと、途切れることなく続いてきたメジャー作品の撮影情報が公には無かった。だが、ようやく半年振りの地上波ドラマへの出演が発表された。

 それも、世界中で大ヒットした韓国ドラマ「梨泰院クラス」の日本オリジナル版である「六本木クラス」で、Wヒロインの1人としての出演だ。

平手のキャスティングは原作者の推薦から

 一般的に、人気作品の「リメイク」や「実写化」に対してはどんな俳優に対しても、やたら声高な“原作ファン”が厳しい目を向けることが多いが、平手の場合は原作者が「響 HIBIKI」を見ていた上で推薦し、番組プロデューサーの思惑とも合致しての出演となる。

 天才で自己中ながら、想いを寄せる男性には健気なインフルエンサーという難しい役どころだが、これまで作品によってカメレオンのように表情を変えてきた平手の新境地に期待したい。

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ジャニーズ、秋元康系女性アイドル、ローカル、地下アイドル等数々の現場を経験。Xでもご意見を募集しております。

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