【合わない人対策】自分史上最高の呪文は「外国人なんだ!」

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2022-05-27 06:00
投稿日:2022-05-27 06:00
 突然ですが、「えっ、なんで日本人なのに日本語通じないの?」みたいな人に会ったことはないですか? 自分の常識外の中で生きてる人というか、感覚がまったく違うというか……。
 私は特に、SNSの発達でたくさん目にするようになった気がします。ネットの世界なら我関せずで回避できるけど、現実世界ではそうはいきません。せめてなんとか、精神的負担を減らす方法はないのでしょうか?

 

 

 

合わない人を”敵”認定しないことが重要

 合わない人と適切な距離を保つのは、人間関係を円滑にする基本。我慢するのはよくないし、勇気をもって離れるべき。これはこの世の数少ない真理のひとつです。

 だけど、職場の上司や先輩、取引先の偉い人と合わないときはどうでしょう。そんなに簡単に離れられませんよね。だからやっぱり、少しでも自分の精神的負担が減るような思考を作るしかないんです。

 スナックで働いていると、大変なお客さんと話す機会もあります。すごく失礼だったり、嫌味だったり……自分だったら他人にそういう態度は取らないな、という行動をされるときもあります。

文化が違えば考え方も違って当たり前

 そんなときは、「この人は違う文化圏の人=外国人なんだ」と思うようにしています。同じ言葉を使っていても、生活の環境はみんな違うので実質正解と言えるかもしれません。

 若い頃は、「大人のくせにこんな失礼な態度とるなんて、この人レベル低っ!」みたいな怒り方をしていたのですが、これはすごく疲れました。

 あるいは、「あ、この人は今世で初めて人間になったんだな」なんて、超~大らかな気持ちになって受け止めようとしましたが、それもストレスが溜まります……。その結果、「外国人なら仕方ないわな」と考える今のスタイルに至ったのです。

 言葉が通じなくて当然。お箸をうまく使えなくても当然。だって文化が違うから。

 みなさんも今日からぜひ、合わない人は外国人だと認識してみてください。心のしんどさが軽減されるのでおすすめですよ。

登場人物紹介

コミ:どろんぱのホステス。気さくで明るいのが長所だが、お酒がすすむと酔ったお客さんとケンカになることもしばしば。先輩ホステスのマキさんをとても尊敬している。

マキさん:どろんぱのナンバーワンホステス。出勤時にヒマだったことがない。感情のコントロールとお客さんの扱いが超一級。コミとはプライベートでも飲みに行く仲。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


2度と思い出したくない黒歴史…消し去りたい誤爆LINE5選
 連絡手段としてとても便利なLINE。でも、簡単に送れる便利さと引き換えに「誤爆」という危険性を秘めていますよね……。き...
思い出しては凹む…昔の失敗にとらわれた心を軽くする方法
 なんでもない瞬間に過去の失敗を思い出して死にたくなる……。そんな経験をしたことはないでしょうか。私はそこそこの頻度であ...
猫の額の広さ=“にゃんたま”の大きさかも? 証拠写真をどうぞ
 きょうは、「猫の額」について。 「猫の額ほどの部屋だけど、落ち着く所です」など、面積の狭いことのたとえで使われる...
民藝って? 井浦新にナビしてもらう幸福♡ 2021.11.10(水)
 今年の抱負は?  達成できたためしはこれっぽっちもないのに、新年になると懲りずに掲げるのは一体なぜでしょうか。私...
Xmasだけじゃもったいない!「ブルーアイス」で仕事運もUP
 ワタクシ毎年年末が近づくと、我が花屋の先代社長・通称「じじぃ社長」とともに、えっちらおっちら近くの山や農場へ植物採取に...
安心できる材料は離婚前に集めたい…私が用意した3つのもの
 はじめまして。シングルマザー3年目の孔井嘉乃です。私には、6歳になる息子がいます。  家庭の事情はそれぞれあって、離...
猫は寝るのが仕事♡たっぷり眠って“にゃんたま”も満充電にゃ
 猫の一日の平均睡眠時間は14時間。 「よく寝る子」→「寝子」→「猫」になったという有力説があるくらい、本当によく...
病気やケガは待ってくれない !「医療保険」の上手な利用法
 病気と診断されてから「加入したい」と思っても遅いのが医療保険です。入院や手術で仕事を休まなければならなくなった時の備え...
全部当てはまったら要注意かも? ナメられやすい人の特徴5選
 あなたは自分のことを”ナメられやすい人”だと感じますか? 私はおおよそ30年の人生の多くでそう感じてきましたが、最近は...
ここは僕のなわばりにゃ! スプレー行為1秒前の“にゃんたま”
 きょうは、にゃんたまωを高く上げて「スプレー行為1秒前」。  にゃんたま君は自分のなわばりを主張するため、塀や木...
ムーミンバレーパークに癒される♡ 2021.11.3(水)
 11月6日から、アニメ「ムーミン谷のなかまたち」(NHKEテレ)が放送スタートします。アニメをより楽しむために、埼玉県...
このコロナ禍で一変…簡略化した「知人の葬儀」への対処方法
 朝晩が冷える日が続くようになり、ワタクシの住む神奈川でもすっかり冬を実感する毎日でございます。  緊急事態宣言も...
「息子の名字をどうするか問題」…子供たちは柔軟だった
 はじめまして。シングルマザー3年目の孔井嘉乃です。私には、6歳になる息子がいます。  家庭の事情はそれぞれあって、離...
心を開いてくれた♡ "にゃんたま”パワーの癒しに救われます
 きょうも、にゃんたまωを求めて旅は続きます。  にゃんたまは非常にセンシティブな部位なので、初対面の相手に、そう...
もう戻れない…嫁姑の“誤爆LINE”で家庭崩壊!緊迫の内容5選
 今回は、結婚している女性にとって、ただただ恐怖でしかない「嫁姑の誤爆LINE」をご紹介します。「あの時気づいていれば!...
なぜイライラしてしまう? 頑張る人ほど他人に厳くなる理由
「いいなぁ、私なんか……」と自分を羨んでくる人に、「じゃあなぜ頑張らないの!?」とイラッとしたことはありませんか? しか...