不倫サレ夫の僕は悟った、女はシタタカで自立した生き物だと

tumugi・ひでまる ツレ婚夫婦ライター
更新日:2022-06-12 16:36
投稿日:2022-05-31 06:00
 ステップファミリー5年目になる会社員ライターひでまるです。私は大学卒業と同時に、当時付き合っていた彼女と結婚→当時の妻に2回も不倫(しかも同一人物)され離婚→その後シングルマザーの「tumugi」と出会い、再婚。今では3人目の子どもが誕生し、5人家族で暮らしています。
 不倫サレ離婚&ステップファミリーとなった私が経験してきた問題は「お金」です。本連載は当時を振り返りながら、tumugiとともに実体験に基づく「離婚・再婚のリアル」をお伝えします。

別居をしてのびのびと生活をしている(元)妻

 皆さんこんにちは。緊急事態宣言も解除され、夜の街にも活気が戻りつつある今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。在宅勤務にすっかり慣れてしまった僕としては、そろそろ会社から「毎日出勤せよ命令」が発令されるのではなかろうかと、日々戦々恐々としています。

 さて、前回の記事では別居に関する費用面についてお話ししました。それでは別居中の生活はどのようなものだったのでしょうか。今回は、別居から離婚に至るまでの過程と心境について書いていきたいと思います。

別居生活をも楽しんだ人懐っこい元妻

 2度の不倫が明るみになり、半ば反抗期の子供のように家を飛び出した妻でしたが、結局そのまま隣駅の集合住宅のようなマンションを借り、別居生活がスタートしました。

 その後聞いた話によると、事情を話すうちに大家さんと懇意になり、仕事が遅くなった時には子供の面倒を見てもらうなど、生活面などでいろいろと助けてもらっていたそうです。僕のことはさぞ、ボロクソに伝えていたことでしょう(笑)。

 人懐っこくコミュニケーション能力も高い妻にとっては、ようやく重い雰囲気から解放され、のびのびと生活できていたのかもしれません。別居後初めて面会した時も、驚くほどケロっとしていたことを覚えています。

初めての一人暮らしで寂しさを感じる

 一方、2LDKの社宅に一人取り残された僕は、人生初めての一人暮らしの生活に戸惑う日々が続きました。炊事・洗濯・掃除、いずれもこれまで自分でロクにしたことがなかったため、食事はコンビニ飯ばかり。洗濯に至っては洗濯機の使い方も分からずググる始末です。

 一人暮らしを始めたことであらためて、妻や母の偉大さに気付かされるのでした。

 とはいえ、一人暮らしの期間が2カ月も経てば基本的な生活はこなせるようになり、近所のスーパーで割引シールが貼られるタイミングを覚えたり、Tシャツを素早くたたむ裏技を身につけたり、たまに簡単な料理にも挑戦するようになったりと、できることが増えていきます。

“一人ポツン”の寂しい気持ちも薄れて…

 心境も、別居当初は広い家に一人ポツンと取り残されたような感覚に寂しさを覚え、妻の不倫が原因にもかかわらず子供と離ればなれになってしまったことに憤りを感じていました。

 しかし、日常生活が安定してきたことや一人でいることの気軽さから、僕自身の心境もラクになっていったのです。

 仕事は相変わらず忙しい毎日でしたが、当時の上司は理解のある方で、家庭の話しをした際も、「親権を取って男手一つで育てることになったとしても、その時は業務量を調整するから何も心配はするな」と言ってくださいました。

 男気溢れるその言葉に胸を打たれたと同時に、「親権」というワードが頭の片隅にちらつくきっかけになったことを覚えています。

tumugi・ひでまる
記事一覧
ツレ婚夫婦ライター
10代で結婚、20代で離婚した3人の子を持つ占い師ライターtumugiと、元妻に2回も不倫サレてバツイチとなった会社員のひでまるが出会い、ステップファミリー(子連れ再婚)に。夫婦ともにFPの資格を所持し、保険会社勤務の経歴を持つ。自らの体験から『ステップファミリーの本音』をテーマに情報発信をしている。ステップファミリーを目指す方の背中を押すべく占い×実体験のアドバイスを用いて活動中!
ブログYouTubeXInstagram公式LINE
◆相談はこちら

ラブ 新着一覧


サプライズはもう古い!必ず喜ばれるプレゼント~選びの極意
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。クリスマスシーズンが近づくと、そろそろプレゼントのことを考えますね。頭を悩ま...
山崎世美子 2020-11-28 06:00 ラブ
「彼女は何も悪くないのに」完璧な妻への劣等感に苦悩する夫
「冷酷と激情のあいだvol.22〜女性編〜」では、結婚わずか1年で夫が別人になったと感じている妻・Aさんの嘆きをご紹介し...
並木まき 2020-11-28 06:08 ラブ
向上心はどこへ…究極のヒモ男を掴んだかもしれない妻の苦渋
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2020-11-28 06:07 ラブ
好きになりたいのに…未練を断たずに次の恋愛はできるの?
 離婚後にモテ期が到来して二度目の独身を謳歌する人もいれば、傷心のまま新しい恋愛に踏み出せない人も。いざ恋愛のチャンスが...
七味さや 2020-11-27 06:00 ラブ
飽きない彼女になりたい♡ いつまでも愛される女性の特徴5つ
 彼氏と長続きしたいけれど、いつもマンネリ化して結局別れてしまうと悩んでいる人は多いようです。でも、中には長く続くほどに...
恋バナ調査隊 2020-11-27 06:00 ラブ
願いは書けば叶う?ママ活男子の“夢見るプロフィール”の中身
 願いごとがあるのなら、それを書く(もしくはスマホなどに入力する)ことで、叶いやすくなるという話をよく聞きます。ママ活男...
内藤みか 2020-11-26 06:00 ラブ
恋が終わる残念なLINEの特徴6つ&男性が喜ぶ返信の仕方
 好きな人とLINEを交換できたのはいいものの、LINEがつまらなさすぎて自然消滅してしまった……という経験をお持ちの人...
恋バナ調査隊 2020-11-26 06:00 ラブ
男性がドキっとする女性のギャップとは? 作り方4つのコツ♡
 恋愛を進展させるためには、「ギャップ」が効果的。コツさえ掴めば誰にでも簡単に身につけられる恋愛テクニックですが、何から...
恋バナ調査隊 2020-11-25 06:00 ラブ
28歳で優良物件男とお見合いしたが、どうしても無理だった。
「結婚できるとは思っていなかった」「結婚願望がなかった」。そんな40歳オーバーの男女が結婚に至った経緯とは――。インタビ...
内埜さくら 2020-12-01 09:41 ラブ
100年の恋も冷める…たった一言で女性が幻滅する恐怖のLINE
 第一印象はよかったのに……会えない期間、LINEでコミュニケーションをしているうちに、なんだか異性に幻滅してしまった経...
ミクニシオリ 2020-11-24 06:06 ラブ
愛想がいい女性は意外とモテない? 男性たちの7つの本音
 誰に対してもニコニコ愛想のいい女性は、モテるイメージがありますよね。実際に、愛想を良くしようと、意識的に笑顔を振りまい...
恋バナ調査隊 2020-11-24 06:00 ラブ
過去の恋愛に決別を…元カレに別れたことを後悔させる方法!
 自分が振られた立場でも振った立場でも、元カレって特別な存在ですよね。一番近かった相手なのに、友達よりも遠い存在になって...
若林杏樹 2020-11-23 06:00 ラブ
陽気で豪快!四国出身の女性の特徴や恋愛観&相性の良い男性
 シリーズでお送りしている、地方別男女の性格や特徴&恋愛傾向! 今回は、四国出身の女性についてご紹介します。香川県、徳島...
熱しやすく冷めやすい?四国出身の男性の性格や特徴&恋愛観
 シリーズでお送りしている、地方別男女の性格や特徴&恋愛傾向! 今回は、四国出身の男性の性格や特徴、恋愛傾向についてご紹...
あなたのタイプはどう?“何系女子”の種類や特徴を徹底分析!
 ◯系女子や◯ガールなど、女性の系統を分ける言葉を耳にする機会も多くなりましたが、自分が何系女子かわからない人も多いはず...
恋バナ調査隊 2020-11-22 06:00 ラブ
妻と子供が溺れたら…夫は迷わず妻を助けるという衝撃の事実
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。「いい夫婦の日(11月22日)」に関するアンケート調査を明治安田生命が発表し...
山崎世美子 2020-11-21 06:00 ラブ