♡印を連打し手料理をねだる…セクハラ年下男に悩む女経営者

並木まき ライター・エディター
更新日:2022-06-18 06:00
投稿日:2022-06-18 06:00

話が通じない…ビジネス相手に「タメ語」要求まで

 あまりにも自分勝手な神崎さんに対して、菜々さんは何度か「困る」「迷惑をしている」とやんわり伝えたものの、相手に真意が伝わらなかったのか態度を改める様子はなかったとのこと。

 しかも菜々さんから見ると神崎さんは「話が通じないというか、仕事でも過去に合意したことを勝手に反故にして全く別の行動をするタイプで、本当に扱いにくいんです。

 仕事の関係者なのにタメ語で話してくるし、こっちが敬語を使っていたら『タメ語にしてよ?』と要求までしてきて困惑しています。

 でも取引先でもあるので、それ以上の強いことは言えなくて……。今の仕事が終わったら、神崎さんとの取引は打ち切りにするつもりでいますが、現在の仕事が完了するまではまだ数カ月かかる見込みです。

 それまで私のメンタルが正常を保てるのか、自分でも不安になってきていますが、なぜ神崎さんがビジネス関係を逸脱した発言を繰り返すのか、その非常識な態度には本当に呆れます」

メンタル限界! セクハラLINEは何のため?

 明らかに“セクハラ発言”に読めるLINEが立て続けに届くことにも不快感と同時に、「神崎さんの常識を疑う」と話す菜々さん。

 世間ではセクハラ問題がたびたび話題になっているにもかかわらず、大胆とも言えるほど堂々とセクハラLINEをしてくるのだそうです。

「わざとやっているのか、そうであれば何の目的でそんなことを繰り返すのかがわかりません。あまりに面倒で、LINEを放置することもしょっちゅうです。返事をしなくても特に何も言われませんが、再び似たようなLINEを送ってくるので、結局は不快なLINEが延々と続いてしまうんです。

 実は神崎さんとの取引額はまったく大きくないので、仕事でのメリットよりもセクハラのデメリットのほうが大きい」と菜々さんは考えています。

 ◇  ◇  ◇

 神崎さんへの対処についてほとほと困っていた菜々さんは、共通の知人にそれとなく相談。すると、神崎さんは菜々さんとはまったく異なる認識でいることが判明しました。

 次回に続きます。

 

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

ラブ 新着一覧


100均の女物のパンツをこっそり履いているエリート夫の正体
 結婚してからわかる相手の本性。同棲をしばらくしていたから大丈夫!というものではありません。入籍する意味合いは思うより深...
山崎世美子 2020-10-31 06:00 ラブ
「何を考えているか分からない彼」を落とす3つのテクニック
 男性と恋愛していると、こんなふうに思ってしまうことはありませんか? 「何を考えてるのかわからない」「男心は謎すぎる…...
ミクニシオリ 2020-10-31 06:00 ラブ
LINE未読スルー後の対処法!“最後のLINE”で判断を
 好きな人からのLINEの未読スルーって、ずっと気になりますよね。そもそも今の時代にスマホを全く見ない日が数日も続くなん...
恋バナ調査隊 2020-10-31 08:18 ラブ
「なんか違う」が増えていく…行きすぎた恋の減点法にご注意
 女性の恋は「減点方式」だといわれています。一般的にアプローチを受ける側である女性は、複数の選択肢から選ぼうとすると減点...
七味さや 2020-10-30 06:00 ラブ
LINEでのデートの誘い方! 成功率を上げる6つのポイント♡
 初めて男性をLINEでデートに誘う時って、「断られたらどうしよう」と、すごく緊張しますよね。そんな時には、成功率をアッ...
恋バナ調査隊 2020-10-30 06:00 ラブ
コロナ禍でも不倫が終わらなかった女の3つのしなかったこと
 コロナ禍で、驚くほど多くの不倫カップルが会うことができなくなり、そのまま別れに至りました。そんななか、今でも仲が続いて...
内藤みか 2020-10-29 06:00 ラブ
“恋の寿命は3年”を覆す!「好き」がずっと続く7つの方法♡
「恋の寿命は3年」って、よく言われますよね。実際、今感じている新鮮な気持ちを3年経った頃にも感じていられると断言できる人...
恋バナ調査隊 2020-10-28 06:00 ラブ
交際して1年半、46歳での再婚は「合う」から決めたんです。
「何歳からでも夫婦になるのは遅くない」とお伝えする本連載。インタビュアー・内埜(うちの)さくらが、40歳以上で結婚した男...
内埜さくら 2020-10-28 18:28 ラブ
【LINEのNGパターン実例集】既読スルーが続く理由3つ
 意中の彼とLINEを交換したところまでは良かったのに、LINEをするたびに距離ができて自然消滅してしまった……なんてこ...
恋バナ調査隊 2020-10-27 06:00 ラブ
カレの「助けたくなっちゃう本能」をくすぐりまくる行動とは
 将来的に結婚を考えている男性は、少し余裕のある女性を好む傾向があります。それまでの恋愛は同年代のワガママに付き合ってい...
若林杏樹 2020-10-26 06:00 ラブ
身長の低い女性はモテる?モテない? 男性の本音をリサーチ
 身長の低い女性は、基本的にはモテると言われます。小さくて可愛らしい動きにキュンキュンする男性も多く、実際にそれを自覚し...
恋バナ調査隊 2020-10-26 06:00 ラブ
逆効果! LINEの危険度別「やめた方がいい恋の駆け引き」
 恋愛中、片思いの彼に振り向いて欲しいからとLINEで駆け引きをする人って多いですよね。あえて未読スルーで焦らせてみたり...
恋バナ調査隊 2020-10-25 06:02 ラブ
恋する母たち~子供に悪影響を及ぼさないシンママの恋のルール
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。現在のシングルマザーの平均年齢は33歳、再婚率は26%と言われています。離婚...
山崎世美子 2020-10-24 06:00 ラブ
不倫相手と一緒になりたい…夫に離婚を切り出した女性の誤算
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2020-10-24 07:48 ラブ
ダブル不倫の果てに…浮気相手の暴走に苦慮する男性の言い分
「冷酷と激情のあいだvol.18〜女性編〜」では、ダブル不倫の相手と再婚をしたくて夫に離婚を切り出した女性・Wさんの心情...
並木まき 2020-10-24 07:49 ラブ
元夫と比べちゃう…新しい恋に迷ったら思い出してほしいこと
 離婚後、新しい恋愛のチャンスがやってきた!?……と思ったのも束の間、元夫の方が自分に合ってたのかもしれないなぁ。そんな...
七味さや 2020-10-23 06:00 ラブ