大人マザコンとは? 母親思いの男性が結婚相手に最適な理由

孔井嘉乃 作詞作曲家・ライター
更新日:2019-04-23 06:00
投稿日:2019-04-23 06:00
 よく母親の話をする彼の様子を見て、「もしかしてマザコン!?」と、眉をひそめる女性は多いよう。でも実は、本当はマザコンではなく、単に母親思いな「大人マザコン」である場合もあるのです。

「マザコン」がなぜ敬遠される?まずはマザコン度チェック!

ママべったりだったころのことをお互い忘れられない(写真:iStock)
ママべったりだったころのことをお互い忘れられない (写真:iStock)

「マザコン」とは、おもに成人した男性が、母親に過度な執着や愛情を持つことを言います。でも、母親に愛情を持つことは悪いことではありませんよね。あくまでも、「過度」であるかどうかが問題なのです。

彼のマザコン度チェック!

 ここで、彼のマザコン度チェックを行いましょう。

・未だに「ママ」と呼んでいる
・経済的・精神的に自立ができていない
・母親の意見を尊重し過ぎる
・母親と彼女を比較する
・いつも母親の味方をする
・自分の意見を持っていない
・しょっちゅう母親と連絡を取っている

 いかがでしょう。当てはまるポイントが多いほど、マザコン度が高いです。

「マザコン or 母親思い」を見極めることが大切

 上記のチェック項目を見て、「あれ、彼はマザコンじゃないかも?」と思った方は多いのでは?

 そもそも「マザコン」とは、母親の相手である父親を嫌い、母親に愛情を募らせる「マザーコンプレックス」のこと。通常だと成長するに伴い解消されますが、母親が過干渉であるなどの環境によってコンプレックスが解消されず、大人になっても母親から離れられなくなり、マザコン男へと変化してしまうのです。

 ちなみに、マザコンは息子側が依存するだけではなく、母親側も依存している場合が多いです。彼の母親がどんな方かを知ることも、見極めポイントになるでしょう。

大人マザコン!母親思いの男性が結婚相手に最適な理由

家族に対して深い愛情を持っている(写真:iStock)
家族に対して深い愛情を持っている (写真:iStock)

 実は今、「大人マザコン」と呼ばれる母親思いの男性が、結婚相手として人気なのだとか。その理由を見ていきましょう。

優しく家族思い

 大人マザコンの男性は、とにかく優しく家族思い。母親だけではなく全ての家族に対して深い愛情を持つため、家族に対する想いは人一倍強いのです。

 そんな男性は、マザコン男性のように母親と妻を比べたりしません。なぜなら、どちらも同じくらい大切な家族だからです。もしも将来パパになっても、ママを大事にする心を子どもにしっかり教えてくれることでしょう。

女性心をよく理解している

 大人マザコンの男性は、小さな頃から母親と多くの時間を過ごしてきました。時には父親への愚痴や、あてもないお喋りに付き合ったこともあるでしょう。

 女性の嬉しいポイント、気まぐれなところ、強さ、脆さなど、とにかく女性心をよく理解しているため、一緒にいると細やかな気遣いに癒されるはずです。

いざという時に男性力を発揮する

 小さい頃にはいつも見上げていた母親の背をいつの間にか追い越し、自分が「男性」であると早くから自覚するのも、このタイプの男性です。

 日頃から優しいために一見頼りなく見えますが、根本的に「女性を守る」という心が備わっているため、いざという時に男性力を発揮してくれる強さを持っています。

大人マザコンの欠点も知って上手に付き合おう

「彼のお母さん」だから、悪い人のはずがない(写真:iStock)
「彼のお母さん」だから、悪い人のはずがない (写真:iStock)

 マザコンのように見えて実は違う「大人マザコン」である男性は、女性に嬉しい魅力がたくさん。優しいあまり、母親と彼女や妻との板挟みになるのもこのタイプ。

 でも、過度なマザコン男にすることなく、上手に彼を育て上げた「彼のお母さん」は、きっと悪い方ではないはず。逆に女同士、タッグを組んでしまうのも手かもしれません。

 ただし、「ママ〜」なんて言う本当のマザコン男も存在しますので、ぜひ見誤らないように気を付けてくださいね。

孔井嘉乃
記事一覧
作詞作曲家・ライター
3歳からピアノを始め、現在は作詞作曲家&シンガーソングライターとして活動中。2014年からウェブライターとしての活動を開始。得意ジャンルは美容、恋愛、ライフスタイル。コスメコンシェルジュ、日本化粧品検定1級、ベビーマッサージ資格、乳児心理+児童心理資格取得。
2016年、ママユニット「mamakanon」を結成。活動5年目にして、YouTube再生回数1,200万回達成。2020年、フレンチシンガーバイオリニストソングライターとのDuo「ellipsis」を結成。両者の絶対音感を活かしてカバー演奏などを行う。
1児のママ。特技は早起き。ウィスキーが好き。

◇孔井嘉乃公式サイトmamakanon公式 YouTubeチャンネルellipsis公式 YouTubeチャンネル

ラブ 新着一覧


自分の気持ちを言わない夫にイライラする!…の前に本音を探ってみて
 自分の気持ちを言わない夫にイライラした経験はありませんか? ただ、夫は“言わない”のではなく“言えない”のかもしれませ...
恋バナ調査隊 2024-04-05 06:00 ラブ
ずばり既婚者同士の「好きのサイン」とは? 両想いの禁断の扉の先へ…
「不倫はダメ」と分かっていても、既婚者同士惹かれ合う場合もあるでしょう。でも独身同士とは違い、好意を伝え合うのは難しいで...
恋バナ調査隊 2024-04-05 06:00 ラブ
投資0円!達人伝授の一目惚れさせるテク、男の恋心に火を点けるのは簡単
 一目惚れを味わった時は、運命を感じてドキドキしたりしますよね。実は世の中には、一目惚れ状態をワザと作り、男に一目惚れさ...
内藤みか 2024-04-04 06:00 ラブ
どちらも不倫している夫婦あるある4選 似た者同士ってこと?
 お互いに永遠の愛を誓い合った夫婦。でも、歳を重ねていくうちに夫婦どちらも不倫をするようになってしまうケースは珍しくあり...
恋バナ調査隊 2024-04-03 06:00 ラブ
男友達をセフレにしたらどうなる? 5人の女が選んだそれぞれのカタチ
 男友達をセフレにしようか迷っている女性はいませんか? 「彼氏はいらないけどセフレはほしい」と思っている人であれば特に、...
恋バナ調査隊 2024-04-02 06:00 ラブ
【貴女の度数は】出会いの季節、フェロモンジャッジで幸せを手繰り寄せる
 出会いが増える4月、初めて会う人に好印象を与えて「理想の自分」を演出してみませんか? 笑顔がかわいい愛され系、仕事がで...
太田奈月 2024-04-02 06:00 ラブ
「学生時代はモテたのに」私は終わった? 嘆く前に直視すべき5つの現実
「学生時代はモテたのに、今は全然男性から言い寄られないんだけど!?」とモヤモヤしている女性必見! 今回は、学生時代はモテ...
恋バナ調査隊 2024-04-01 06:00 ラブ
不倫男がやらかすうっかりミス5選 ゴムの使い回し、バレないと思った?
 今回は不倫をしている男性のよくあるうっかりミスを5つ、紹介します。「恋は盲目」なんて言葉の通り不倫をしている男性は盲目...
恋バナ調査隊 2024-04-01 06:00 ラブ
頼んでないのだが? 教えたがり夫へのホンネとケンカ回避術
 頼んだわけでもないのに、ドヤ顔で解説してくる「教えたがりの人」のまー多いこと。外では気にしなければ済む話ですが、夫が教...
恋バナ調査隊 2024-03-31 06:00 ラブ
「寝た?明日まったり甘えてもいい?」彼の妄想を誘う極甘LINE3選
 お出かけデートも楽しいですが、家で彼氏とまったりイチャイチャしたい日もありますよね。もちろん、そのまま家に行くのでもい...
恋バナ調査隊 2024-03-31 06:00 ラブ
不倫の清算を迫られた39歳既婚男の叫び「俺を捨てるならカネも返して」
「冷酷と激情のあいだvol.188〜女性編〜」では、1年以上不倫関係にあったマサシさん(39歳・仮名)との関係を清算した...
並木まき 2024-03-30 19:09 ラブ
卑怯者!不倫清算→月3万円のお手当返済を迫られた35歳シンママの怒り
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-03-30 06:00 ラブ
大谷翔平の新妻は元バスケ選手…“同業者”の結婚、メリットとデメリット
 人生を共にする結婚相手を決める時、価値観やルックス、収入などいろいろな角度からどんな結婚生活になるのかを想像しますよね...
恋バナ調査隊 2024-03-30 06:00 ラブ
性行為が苦手な理由4選 彼を好きな気持ちと“別物”なのは仕方がない
 好きな人との性交で「愛されてる」と幸せを実感する女性は多いですよね。しかし、その一方で性交を苦手とする人もいます。 ...
恋バナ調査隊 2024-03-30 06:00 ラブ
アラサーアラフォー女が年下彼氏に冷めた瞬間 可愛いと思ったけど無理!
 恋愛に年齢は関係ないといわれますが、あなたが男性に自分以上の経験値や頼りがいを求めるのであれば、年下だと物足りなく感じ...
恋バナ調査隊 2024-03-29 06:00 ラブ
子供の前で夫婦喧嘩を始めてしまった…どんな悪影響がある?
 愛し合って結婚しても、違う環境で育った二人です。時には、価値観の相違から夫婦喧嘩をする日もありますよね。でも子供の前で...