「蓮」の実で運気アップ!開運花師が教える簡単アレンジテク

斑目茂美 開運花師
更新日:2022-07-27 06:00
投稿日:2022-07-27 06:00

実は丸ごと食べられます

 蓮は丸ごと食材として食べられるのは、日本人にはあまり馴染みがないかもしれません。

 たとえば葉。漢方医学の世界では、「荷葉(カヨウ)」と呼ばれ、乾燥させたものがお茶でございます。最近では日本でも簡単に購入でき、美味ゆえ、ワタクシも時々いただいておりますが、個人的にはめっちゃ小さい方のトイレが近くなります。

 そういえば友人が「『今日も腸が出たかと思った』というくらいのお通じが良くなるから飲め」との前置きで便秘がちなワタクシにプレゼントしてくれたんだったわ。

 どうやら脂肪や老廃物を排出するとのこと。ビタミンCやミネラルが多く含まれているため、美容やダイエットに効果があるとされているようで、世界3大美女のひとりである楊貴妃が好んで蓮の葉茶を飲んでいた、とのお話もございます。

お盆シーズンには欠かせない

 今回ワタクシがご紹介したいのは「蓮の実」のほう。しかも花托(かたく)と呼ばれる部分でございます。

 蓮は花の中心部にできる花托(果托、かたく)が特徴的で、その形状が蜂の巣に似ていることから、「はち巣」となり「はす」と呼ばれるようになったという説がございます。

 夏の時期の青くフレッシュな花托は、お盆シーズンの仏花商材として欠かせません。花托は花弁が散ると生長しながら果托に変化します。と同時に、受粉しためしべも成熟して褐色化し、硬い果皮を持つ蓮の実になります。

 おそらくワタクシだけではない多くの方が、この花托を「シャワーヘッド」と呼んで親しんでいるのではなかろうかと勝手に思っております。

 実はこのシャワーヘッドの穴の中に硬い果皮に包まれた蓮の実が入っているわけです。

東南アジアや中国では親しみのある食材

 一見ドングリのように見える蓮の実の食感はまるで栗のようにほっくりとしていて、ほんのり甘い。日本では精進料理に使われているようですが、東南アジアや中国ではかき氷やおしるこにあしらわれ、親しみのある食材です。

 クセも臭みもないので、さまざまな食材と共に使用され、薬用があるため、特に薬膳には欠かせない食材のようでございますな。

 整腸作用や精神安定だけでなく不正出血、白色のおりものなど過多女性特有の諸症状にも良い、とされているようなので、試しに食べてみてもいいかも。

 乾燥した実も簡単に手に入りますが、甘納豆なんておいしいですよ~。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


お日様パワーでモテにゃんに…ぽかぽか日光浴“にゃんたま”
 きょうのにゃんたまωは、雨上がりの日光浴。  濡れた毛を乾かして、お日様パワーでぽかぽかリラックス♪  気...
魔法の鍋! 自動調理鍋の購入でキッチンはどう変わったか?
 最近話題の自動調理鍋。材料を入れてスイッチを押すだけで、料理ができてしまうという優れもののようです。少しでもラクをした...
癒し系の彼女になって? 恋愛はそういうサービスじゃない!
 あなたには理想の恋人っていますか? 「優しい人がいい♡」「背が高くて色白がいい♡」「お金持ちがいい♡」  好きなタ...
共感されないけど…子どもを欲しいと思わない女の4つの理由
「子どもが欲しいと思わない」――。女性がポツリともらすと、男女問わず「どうして!?」「なんでほしくないの?」と質問責めに...
人はなぜ死者に花を手向けるのか? 古代から続く花のチカラ
 お花屋さんという御商売は、本当にさまざまなお客様のいらっしゃる場所でございます。ワタクシのお店は神奈川でもちょっぴりカ...
都会男子にスナックがブーム?おしゃれな20代男子が集うワケ
 スナックといえば従来は、場末な雰囲気でおじさんが多くて、煙たいイメージが強かったかもしれません。しかし、今そんなスナッ...
レディーファーストは常識!成熟“にゃんたま”デートに密着
 にゃんたマニアのみなさんこんにちは。  きょうは、にゃんたまωデートを後ろから大接近!  猫の写真週刊誌が...
なぜ内縁の夫や再婚夫はシングルマザーの連れ子を虐待する?
 女性の連れ子を虐待する内縁の夫や再婚夫の事件があとを絶ちません。一体どうしたら彼らの凶行を防げるのでしょうか。虐待する...
「親族が認知症かも?」と思ったらチェックすべき5つのこと
 自分の親や親戚が“高齢者”と呼ばれる年齢になると、些細なもの忘れに「認知症かも?」と思うことはありませんか。どんな人も...
子宮全摘手術からパン食まで回復も「腸閉塞」疑惑がぼっ発
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー2年生です(進級しました!)。がん告知はひと...
ホストクラブではどんな時にシャンパンコールを行うのか?
 ホストクラブで夜な夜な飛び交うシャンパンコール。大勢のホストに囲まれてワッショイされるなんて、女子にとって夢のような時...
恋愛を求めるなら…あえて「出会いに行かない」を選択せよ
 さて10月に入り、いつに間にか秋めいて来ましたね。秋が終わると……いよいよクリスマス。できれば今くらいの時期にお相手を...
そっとシャッターを…木漏れ日を浴びてお昼寝中“にゃんたま”
 木漏れ日を浴びて、お昼寝タイムが心地よい季節になりました。  にゃんたま君はどんな夢を見て眠っているのでしょう。...
卵子凍結だけで入院騒ぎに…思い通りにならない採卵への道
 日本は不妊治療の件数は世界一なのに、体外受精で赤ちゃんが産まれる確率は最下位。そんな状況を変えるために、ミレニアル世代...
新卒くんが使う「若者コトバ」 あなたはいくつ分かる?
 学生時代はあんなに率先して身内ノリな言葉を使っていたのに、友人グループで会う機会が減ったり、広い交友関係を持たなくなる...
絶対安心の贈答花…幸せを呼ぶ「胡蝶蘭」の置き場所は?
 神奈川でも屈指の老舗旅館の店内装飾を担当させていただいおりますワタクシですが、こちらの旅館では胡蝶蘭と観葉植物など生き...