確信!夫婦仲が悪くなるのは「人間の3大欲求」が原因だった

山崎世美子 男女問題研究家
更新日:2022-09-24 06:00
投稿日:2022-09-24 06:00

人間の3大欲求「食欲」について

 最後の3つ目、「食欲」についてです。

 えっ、食と夫婦不和って関係あるの? と不思議に思う方もいるかもしれません。でもね、関係は大アリです。

 結婚してまもなく、必ずといっていいほど「夕食問題」がぼっ発します。2人とも忙しいのに食事の支度はほとんどが女性側。男性の約17%の男性しか食事の支度をしていない、後片付けを手伝うのも約33%というデータもあるぐらいです(「週5日勤務の共働き夫婦 家事育児 実態調査2019」調査レポート、リクルート調べ)。

 いったい何やってんねん! と筆者も声を荒げたくなる数字です。自分の食べたいものは二の次で、子供や夫の好物を考えて買い出しをし、何千回も食事の支度をしている世の妻たち。

 慌ただしく帰って来て急いで食事の支度をしたにもかかわらず、家族から「今日はご飯いらない」という簡単なLINEが来たらブチ切れたくなりますよね。

作らないくせに…クレームをつける夫に宣言

 夫婦歴25年の専業主婦A子さん(51)の話をご紹介しましょう。A子さんのお子さんは大学卒業後、就職を機に実家を出て、ひとり暮らしをするようになりました。

 それ以降、食事の支度は夫と自分の2人分。A子さんはまだまだ美しく現役でありたい気持ちから、ダイエット向きの食事に切り替えたそうです。すると、「こんな食事では足りない!」と夫のクレームが入りました。

 仕方なく夫には全く別物の献立を用意するようにしていたといいますが、ある日、A子さんは突然涙が出てきます。

「私はいつまで旦那のご飯を作り続けるの? まさか一生?」

 家族ファーストだった人生が心底嫌になったそうです。

「あなた一人分のご飯はもう作らない。私が食べる時に私と同じものを食べない限り作りません」

 A子さんは寝そべってテレビを見ている旦那さんに向かって、宣言したそうです。

 人生100年時代と呼ばれるいま、男性もお料理をするべきです。年を重ねた夫婦が仲良く暮らすためには、生活全般のバージョンアップが必要でしょう。

 今回の記事は願わくば、男性に読んでいただきたいですね(笑)。

山崎世美子
記事一覧
男女問題研究家
「平成の駆け込み寺」として、人間関係、男と女をテーマとし、さまざまな悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送り、心のケア・親身なカウンセリングで一躍人気者となる。TV、ラジオ、雑誌、さらに講演会などからも依頼が多数。いま最も注目されている専門家である。YouTube「せみこの恋愛大学」毎週水曜配信中。
公式HPブログInstagramTikTok

関連キーワード

ラブ 新着一覧


一見ハイスペでも…結婚できない「乙女おじさん」のタイプ
 一見すると、結婚相手として条件が揃っているような中年の男性が独身である場合「乙女おじさん」である可能性も潜みます。独身...
並木まき 2019-04-10 06:00 ラブ
45歳バツイチ男に“オバサン呼ばわり”されたアラサー女の悲劇
 女も30を過ぎるとシビアな婚活情勢をひしひしと感じるようになって、それまで目もくれていなかった「バツ有り男」も一気に視...
田中絵音 2019-04-09 06:00 ラブ
上品だから好き 年下男性が焦がれる熟女の“3種の神器”はコレ
 超年上を好む年下男子が増加中です。若くてイケメンでも30代や40代の女性とデートしたがるという不思議な現象が起きていま...
内藤みか 2019-05-29 16:39 ラブ
恋愛強者になるための最強の学問は“PDCA”と“統計学”である
 ビジネス書の世界では「PDCA」と「統計学」が大流行しています。PDCAとは、Plan(計画)、Do(実行)、Chec...
しめサバ子 2019-04-11 13:49 ラブ
【お菓子作り編・下】持参するエプロンには注意が必要
 もたもたしてる間に、幼なじみは結婚して子育てするなど教科書のような人生を歩み始めた――。アラサーに突入して焦燥感が高ま...
高輪らいあん 2019-05-13 16:24 ラブ
男性との食事で財布を出す? おごられておくべき相手とは
 気になる男性とのデートの際、どうしてもソワソワしてしまうのがお会計の時。財布を出すか出さないか、「どうするのがベスト?...
孔井嘉乃 2019-04-05 08:29 ラブ
夫は激怒…鬼嫁が放った姑にまつわるアンビリバボー語録3選
「鬼嫁」と呼ばれる妻たちは、夫や親族に対してアンビリバボーな発言を浴びせる人も少なくありません。一般的には、妻が気を使う...
並木まき 2019-04-04 06:00 ラブ
結婚相談所でうまくいかない女性が見直すべきポイント3つ
 結婚相談所でありがちなのが、「お見合いをこなせばこなすほど、うまくいかない」という事態。結婚相談所のブラックホールにハ...
孔井嘉乃 2019-04-03 06:00 ラブ
高級外車男と高級時計男…女性にとってヤバいのはどっち?
 皆さんの周りにも、おそらく一人くらいはいるのではないでしょうか?やたらと高級品を身に着けたがる「高級○○男」。彼らの中...
しめサバ子 2019-04-11 16:42 ラブ
彼もその気に…イケメンを綺麗な“男の娘”に変身させる方法
 最近は女装をたしなむ男性も増えてきました。華奢な体つきの男性が女装をすると、女性が負けたと思うくらいの美しさを放つこと...
内藤みか 2019-04-01 07:13 ラブ
【お菓子作り編・上】ファビュラスな男性はいるのか?
 もたもたしてる間に、幼なじみは結婚して子育てするなど教科書のような人生を歩み始めた――。アラサーに突入して焦燥感が高ま...
高輪らいあん 2019-05-13 16:25 ラブ
元嫁は疫病神? “離婚”で人生が好転した男性のコクハク3選
 離婚を推奨する気は毛頭ありませんが、世間には、離婚したことにより、結婚していたころよりも、明確なハッピーを実感している...
並木まき 2019-03-31 14:04 ラブ
あげまん学入門 #1 感情のコントロールで「キレない」女子に
 せっかくお付き合いに発展しても、男性にとって「この女、ないわ」と思われてしまうのは避けたいところ。どうせなら、付き合っ...
しめサバ子 2019-03-30 06:00 ラブ
不倫が怪我の功名に? 夫の罪悪感を吹き飛ばす“妻の奇行”
 浮気をする男だって、人間ですから「妻への罪悪感はない」と言えば嘘になる人が大半。しかし世間には「妻の言動をキッカケに、...
並木まき 2019-03-29 06:00 ラブ
洗面台にはAesopのソープ “美意識高すぎ男子”との疲れる恋
「インスタで見掛けるオシャレカップルに憧れる!」なんて言う女子も多い昨今。映える彼氏にも落とし穴が!? 日本合コン協会...
田中絵音 2019-03-27 06:00 ラブ
婚活女子の“落し穴” これが婚期を逃す「女子力」の上げ方
 結婚につながる恋コラム第2回は、付き合いたい男性をゲット出来ている女性と婚活が長引く女性の「女子力」の上げ方の違いにつ...
山本早織 2019-03-26 06:00 ラブ