夫が求めても無理!倦怠感をなくす更年期の心得~専門家監修

コクハク編集部
更新日:2023-01-26 19:01
投稿日:2022-09-22 06:00

3. 更年期の倦怠感を改善する生活習慣のポイント

 だるくてつらい更年期には、次の3つの生活習慣を意識しましょう。

3-1. 栄養バランスのよい食事を摂る

食事をしっかり摂ろう(写真:iStock)
食事をしっかり摂ろう (写真:iStock)

 1日3食きちんと食べ、主食:副菜:主菜=3:2:1のバランスを心がけることが、ホルモンバランスの乱れを改善に導きます。

 栄養バランスのよい食事に加えて、女性ホルモンと似た働きをするといわれる、大豆イソフラボンなどの栄養素を積極的に摂るとよいでしょう。

3-2. 運動を習慣づける

自分にあった運動を(写真:iStock)
自分にあった運動を (写真:iStock)

 運動習慣は自律神経の乱れを整え、更年期の不調をやわらげるのにも効果的です。

 ウォーキングやジョギング、ヨガなどの有酸素運動を無理なく続けていきましょう。週に3~4回、30分前後行えると理想的ですが、時間や回数にこだわってストレスを感じないよう注意してください。

 体調に合わせながら、続けていくことが大切です。

3-3. 心とからだをしっかり休める

リラックスできる時間をつくろう(写真:iStock)
リラックスできる時間をつくろう (写真:iStock)

 倦怠感やイライラ、不安感など、心身の不調が出やすい更年期には今まで以上にたっぷりと休養をとることが大切です。

 できるだけリラックスした状態を心がけ、「更年期が過ぎればまた落ち着くから大丈夫」と、長期的な目で自分をいたわってあげましょう。

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