育児中の体の不調 のどの違和感と帯状疱疹 2022.11.15(火)

コクハク編集部
更新日:2022-11-25 11:32
投稿日:2022-11-15 06:00
 妊娠と出産。そして、その先に待つ子育て――。ひとりの人間を育てるのはとても尊い行為だと思いますが、同時にハードで孤独な時間でもあります。新生児期の睡眠不足や、「自分が目を離したら簡単に死んでしまう存在」をこの手に託されているプレッシャーに心身を削られ、実際に身体に不調が出てしまう人も……。
 2歳違いの2人の子どもを育てる私が、育休中に経験した体調不良について振り返ります。

夫は優しくて協力的、だけどワンオペの時間がうまく回せない

 1人目の子どもを出産したのは31歳、そして2人目を出産したのが34歳の時。夫は育児に対して積極的に取り組むタイプで、家族全員が揃う日の子どもの対応は夫がメイン、私は基本サブ役。

 決して、妻だけに育児と家事を押し付けようとするタイプではありません。

 そんな夫ですが、仕事柄、帰宅時間が遅く平日は帰りが午前様になることも。なので平日の夕方から夜にかけての夕食作りと食事、お風呂、寝かしつけは私がワンオペで回していたのですが、これが想像以上にしんどくて……。

 上の子の育休中は、大変ながらも「育児を楽しむ」余裕があったのですが、下の子の目が離せない時期と上の子のイヤイヤ期がガッチリ重なり、さらには夫の転勤に伴う引っ越しもあって、精神的にギリギリな状況でした。

「ああ、また1日が始まってしまった」という気持ちで起きて、「やっと終わった」と眠りにつく日々。2人目が1歳になる頃までは、子どもに向き合う余裕もなく「今日をどうにかやりすごす」という感じで日々を生きていました。

 同じ状況、さらにはもっとハードな環境に置かれても、自分を見失わずに育児や仕事、家事などの「やるべきこと」をこなしながら、趣味やひとりの時間を上手にやりくりする人もいると思いますが、私の場合はそんなに器用なタイプではなく……。

 同時多発的に色んなことが起こり、それに対処しなければならない育児と、それに順応できない自分の不甲斐なさが、ほとほとイヤになっていました。

 体調に異変があったのは、新しい環境にも少しずつ慣れて、自分では「一番大変な時期を抜けたかな」と思ったタイミングでした。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ビューティー 新着一覧


白髪以上に40代のパサパサ髪は老けて見える説…【薬剤師監修】更年期の“老け髪”対策
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
ウン十年生きてもメイクが苦手! おてもやん、人食いおばば…勇気が出る!? メイク失敗あるある6選
 メイクが上手にできなくて、「自信がない」「もうノーメイクでいいや」と諦めていませんか? でも実は、メイク上手に見える女...
前髪がぁぁぁぁ!伸ばしかけのイライラを軽減、40代に似合うアレンジ術
 前髪を伸ばしたい時、伸ばしかけの期間の煩わしさに耐えられず、結局前髪を切ってしまった経験のある人は多いはず。でも、この...
年間1,000以上の化粧品類を試して実感!忖度ナシで美容家が溺愛する部門別「超厳選4アイテム」
 みなさんは今年、どんな美容アイテムとの出合いがありましたか? 仕事柄月に100以上、年間では軽く1,000を超える国内...
初めてのTバック。冬でも履くのがおすすめな6つの理由、汚れとか気にならない?
 女性がTバックを履く時といえば、下着のラインが透けやすい夏場や、彼氏とのデートの時が多いですよね。冬にまでTバックを履...
なぜ人は酒に酔うのか?【薬剤師監修】さらば泥酔! 酒好きのための「上手な飲み方」完全ガイド
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
国民・玉木代表は好みだった? アラフォー女性「ハデなおばさん化」を回避する方法
 一時期世間を騒がせた、国民民主党の玉木雄一郎代表(来年3月3日まで役職停止)の不倫。特にお相手女性のファッションには、...
20代女子から“ママ活メイク”認定されるのは納得できん! 40代の上品な若作りメイクテクは?
 若作りを意識しすぎるアラフォー女性は気を付けて! もしかしたら年下女性から「あのアラフォー女性、もしかしてママ活中!?...
ボサ、ツル、ハミ、ポロリ…。セクシー下着&アンダーヘア処理の赤っ恥失敗談7選
 恋をした女性なら、一度はセクシー下着やアンダーヘアの処理に興味を持った経験があるはず。もちろん、彼氏や夫に喜ばれて大成...
生理期間は短縮できるの?【薬剤師監修】生理を早く終わらせたい、生理周期をズラしたい、生理の不快感ムリ!
 旅行や大切なイベントと生理が重なってしまい、憂鬱な気持ちになった経験を持つ女性は多いでしょう。そんなとき「生理が早く終...
40代以上「お疲れ顔」の原因は? 面倒でも時間がなくても「2つの工程だけ」は省略してはいけない
 40代後半くらいから、きちんとメイクもしているし、スキンケアにも気を配っているのに「疲れてる?」と聞かれてしまう頻度が...
お悩み:浮気していないのに性器がかゆい!【薬剤師監修】婚約破棄危機30代女性への処方箋
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
日常遣いのコスメ・美容費を節約したら…40代女に襲いかかった2つの悲劇
 長引く物価高の影響で、数年前とは比べものにならないほどの「節約生活」を強いられている、大人世代も増えているよう。  ...
んー強烈ッ!100年の恋も冷める彼氏の体臭、我慢するしかないの?【薬剤師が解説】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
Over40のイマイチまつげは「プチプラマスカラ」で解決! 美容家がガチンコ愛用の優秀アイテム2選
 40代、50代と年代が上がるにつれて避けて通れないのが、まつ毛のお悩み。  若かりし頃と比べると、細くなったり短くな...
えっ、フェイスマスクは毎日しない方がいいの?【美容のウソ・ホント】医師3人の意外な回答/専門家監修
 SNSやYouTubeにさまざまな情報が溢れている昨今。美容について発信するアカウントも多く存在し、なかには同じテーマ...