クミンシードは焦げつかせない!
アチャールとは、インドなどで食べられている漬物のこと。カレー屋でつけ合わせとして出されることも多い、福神漬けのような存在です。
キャベツとタマネギというわずか2つの食材の組み合わせ。それでいて、奥行きのある味わいの秘密はクミンシード。プチプチとした食感と独特の清涼感で、酒が止まらなくなること請け合いです。
調理のコツは、クミンシードを焦げつかせないこと。フライパンにオリーブオイルを入れたらじっくりと弱火で火を通します。
パチパチはじけていい香りがしてきたら、あとは時間との勝負。モタモタしていると、クミンシードの風味が飛んでしまうし、キャベツの食感も損なわれるのでご注意を。
「ご飯にも合うので、常備菜におすすめですよ」
今回は紫キャベツと赤タマネギを使用しましたが、もちろん普通のキャベツとタマネギでもおいしくできます♡
【材料】
・紫キャベツ 2分の1個
・赤タマネギ 2分の1個
・塩 小さじ1
・すりおろしニンニク 小さじ1
・クミンシード 小さじ2
・白ワイン 大さじ2
・レモン汁(酢でも可) 大さじ2
・砂糖 小さじ2
【レシピ】
(1)紫キャベツは太めの千切りに、赤タマネギは繊維に沿って薄切りにする。
(2)オリーブオイルでクミンシードを炒める。
(3)香りが立ってきたら、赤タマネギとすりおろしニンニクを加え1分炒める。
(4)紫キャベツと塩、砂糖を加え中火で炒める。油がなじんだら白ワインとレモン汁を加えて、さっと炒め煮にする。
(5)火を止め味が足りなければ塩を足す。冷蔵庫で1時間から半日ほど置き、味がなじんだら出来上がり。
本日のダンツマ達人…菊地博さん&金内友弥さん
▼菊地博さん&金内友弥さん
ドリンク担当の菊地さんと調理担当の金内さん。タッグを組んで2年足らずだが、絶妙なコンビネーションで店を切り盛りしている。イケメン2人のアットホームな接客目当てに通うOLも多い。
▼ギョバー茅場町店
茅場町の路地裏で17年続く立ち飲みバル。鮮度抜群の生ビールと、ビストロのような高クオリティーのフードメニューで近隣のサラリーマンから絶大な支持を得ている。赤いひさしが目印。
東京都中央区日本橋茅場町2-14-4 サンムーンNo.3ビル1階
(日刊ゲンダイ2020年9月30日付記事を再編集)
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