糖化はお疲れ女性の敵!若さを保つ食事法5選【専門家監修】

コクハク編集部
更新日:2023-01-26 18:55
投稿日:2023-01-19 06:00

3-4. 時間をかけてゆっくり食べる

 早食いをしてしまうと、糖質が急激に吸収されてしまいます。その結果、血糖値が急激に上がり、糖化が進んでしまうのです。

 また、早く食べると満腹中枢が刺激されないまま食べ進めてしまい、食べ過ぎる原因にもなります。

 まずは、一口目だけでもいいので、30回程度、しっかり噛んで食べてみましょう。また、一口食べたら箸を置く、という習慣をつければ自然とゆっくり食べられるようになります。

3-5. 食後1時間に軽く運動

 食後の血糖値は30分~1時間くらいで上昇します。その血糖値が上がってきたタイミングで運動をすれば、血液中の糖分が使われ糖化を防ぐことができます。

 運動といっても、激しい運動でなく軽い有酸素運動がおすすめです。

 通勤時に階段を使ったり、家事をしながらからだを動かしたり、ウォーキングを習慣づけたりなど、意識して運動することにより、高血糖が防げ糖化の予防につながります。

4. 糖化を抑えていつまでも若々しく!

「糖化を抑えるのが、若さを保つ秘訣だったんですね!」

 律子さんは、納得した様子です。

「そうね。糖化させないための工夫はいろいろとあるから、できることから取り組むといいわね」

 えりのボスは微笑んで言います。

「いつまでも若々しく元気でいたいわよね。気持ちもハッピーでいないとね!」

「ありがとうございました。今日から気持ち新たに、頑張ってみます!」

 なんだかすっきりしたように元気よく笑顔でサロンを後にした律子さん。

「ええ、また気になることがあったら、サロンへいらっしゃい」

★サロン「コクハク」のオーナー えりの

 顔と口調は若いものの、年齢不詳。タヌキか妖怪の噂も囁かれる謎めいた主人だが、ココロやカラダ、健康に関する知識はズバ抜けており、何気にハイスペック。ムスメ時代に苦労してるため、自分より“後輩”の女にはしあわせになって欲しいと願っている。愛称は、えりのボス。

(漫画/腹肉ツヤ子

  ◇  ◇  ◇

<この記事の監修者>

あんしん漢方(オンラインAI漢方)薬剤師 山形ゆかり

 薬剤師。薬膳アドバイザー。フードコーディネーター。病院薬剤師として糖尿病患者の服薬指導中に食養生に着目。牛角・吉野家、薬膳レストランなど15社以上のメニュー開発を行う。現在は、「健康は食事から」をモットーに、漢方のプロとAIが適した漢方薬をお手頃価格で自宅に郵送してくれる「あんしん漢方」でも情報発信をしている。

「あんしん漢方」(オンラインAI漢方)を詳しく見てみる

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ビューティー 新着一覧


シャンプーもプロテイン!ダメージヘアのライターがガチ比較
 みなさん、秋ですよ〜! ヘアケアに力を入れていますか? 毎日の丁寧なシャンプーとドライヤーが大事なのはもちろんですが、...
「首が短いんです涙」“顔デカ”見えを回避する洋服の選び方
「首が短いせいか、お気に入りの服を着ても垢抜けない……」と、お悩みの女性も多いはず。もしかしたら間違った服選びで、ダサさ...
プロテイン、抵抗ある? 女性の髪や肌のハリ不足の改善に◎
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
シャンプーは1回も2回も“正解”!2度洗いが必要なのはいつ?
 毎日のシャンプーって、1回だとあまり汚れが落ちていない気がして2回洗っているという人は多いですよね。でも、洗いすぎは髪...
眉描き男より美しく!ナチュラルふさふさ眉毛の簡単な描き方
 眉は印象の大半を眉毛が決めてしまうと言っても過言ではないほど、大事なパーツです。メイクの中でも、眉毛のメイクが一番苦手...
3日坊主回避!アラフォーの頑固な“下腹ぽっこり”解消エクサ
 40代になって体の基礎代謝が落ちてくると、多くの人が「下腹ぽっこり」に悩みます。下腹が出ていると、綺麗な服も着こなせな...
人の名前が覚えられない…プレ更年期のブレインフォグかも?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
すっぴんで行く?30代40代“初めて”のコスメカウンター活用術
 メイク好きな女性の多くは、コスメカウンターを上手に活用していますよね。でも、意外と30代40代でコスメカウンターに行っ...
1000円台でデパコス超え!? ガチ推しプチプラビューティー5選
 プチプラコスメの実力がぐんぐん上がっている昨今。1000円台のコスメでも、デパコスに匹敵する使い心地のものも増えていま...
2022クリスマスコフレをチェック♪ 超お得なコスメはどれ?
 夏が終わるとあっという間に、年末へ駆け足で日々が過ぎていきます。12月に入ると忙しさが加速し、あっという間にクリスマス...
鼻毛処理は完璧なのに「へそのゴマ」から悪臭が…掃除法は?
 気になる彼とお泊まりデートの日。鼻毛&ムダ毛処理も下着も完璧にする人は多いですが、「へそのゴマ」まで気にする人はいない...
外食パス、疲れが取れない!プレ更年期の倦怠感を解消する策
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
毎日同じ色使ってない?「プチプラアイシャドウ」塗り分け術
 アイシャドウの塗り方が、ワンパターンになってはいませんか? 使用するパレットは同じでも、塗り方を少し変えるだけで目元の...
最新「オルチャンメイク」攻略!アラフォー世代も使えるテク
 最新の流行りのオルチャンメイクは昔と違い、ナチュラルで大人っぽいメイクになっています。実は今どきのオルチャンメイクはア...
「従来のピアスと復権したイヤリング」40代女子ならどっち?
 40代になるまでイヤリング派だったけれど、本当はデザインが豊富にあるピアスに憧れている人は多いようです。「でも、40代...
テラコッタに飛びつくと危険! 40代の失敗しない秋メイク
 秋のメイクといえば、季節に合ったくすみカラーをたくさん使いますよね。でも、20代ならアンニュイに決まるカラーも40代に...