濡れた手のまま使えるハンドクリームが便利 2023.3.14(火)

コクハク編集部
更新日:2023-03-14 06:00
投稿日:2023-03-14 06:00
 乾燥で肌がかさつきやすい季節、ハンドクリームで手の保湿ケアをしている人も多いでしょう。特に日常的に家事をしている人は水仕事などで手が乾燥しがちですが、普通のハンドクリームを塗っても、水で流れてしまって効果が感じられない……なんてことも。
 家事による手荒れに悩んでいた筆者がドラッグストアで見つけた「濡れた手でも使える」ハンドクリームをご紹介します。

ココナッツの香りの万能タイプ

 スーパーの洗剤コーナーでよく見かけるヤシノミ洗剤と同じシリーズで、食器を洗う前の乾いた手に使うタイプの「ヤシノミ キッチンハンドクリーム」

 商品説明に「手にヴェールをまとうように天然保湿成分がなじむ」と書いてありましたが、確かに肌の上に膜が張ったようにサラッとした質感で、塗った後にパソコン作業をしてもベタつくことはなく、普段使いにもぴったり。

 それでいて、肝心の水仕事中でもなかなか頑張ってくれるので、洗剤を使ってお皿を洗った後でも、タオルで手に残った水気を拭うと、なんだかしっとりしています。

 とても使いやすいハンドクリームなのですが、何よりのお気に入りは香り!

 手に乗せるとふわっとココナッツオイルが香って、なんだか外国製のお高いハンドクリームを使っている気分(笑)。好みはありますが、甘い香りが好きな方にお勧めです。

キッチンに置いておきたいボトルタイプ

 お次は「アトリックス ハンドミルク」。こちらは食器洗い後の濡れた手に使うタイプです。手に馴染ませてから再度水で流すと、ベタベタせずしっとり感だけが残ります。

 ポンプ式のボトルでワンプッシュで必要な量が出てくるので、キッチンに常備して水仕事の後に使っています。

 トロっとした乳液感覚で使いやすいのですが、個人的には、お湯や洗剤を使ってガンガン水仕事をする際にはもう少し保湿力が欲しいかな~? というところ。他のハンドクリームと併用しながら使うのが良さそうです。

何度も塗り直さなくていいなんて!(泣)

 先ほどと同じくアトリックスの「アトリックス メディケイティッド エクストラクリーム」。先ほどのミルクタイプも使いやすいんですが、こちらは肌の表面に密封膜を作り、保湿だけではなくて水まで弾いてくれる高性能タイプ。

 ビタミンEなどの有効成分も入っていて、ヒビやあかぎれに悩む人にはぜひ使ってほしいハンドクリームです。

 こっくりしたテクスチャ―ですが、全体に伸ばすとクリームが手の表面に残り、“守られてる感”が続きます。

 ヌルヌルするわけではないので、手を拭いてからスマホやパソコンを触っても問題なし。1回塗ってしまえば何度も塗り直さなくていいので、忙しい人にもお勧めです。私はこれが2本目なのですが、使い始めてからは深刻な手荒れに悩まされることがなくなりました。いま使っているモノがなくなったら、次の冬もリピートしたいと思っています!

 同じラインで指先などのヒビやあかぎれに使える「エクストラポイント集中ケア」という商品も出ているので、特に指先が気になる人にはこちらも良さそうです。

ささくれは「液体ばんそうこう」でガード

 最後はハンドクリームではなくて、液体ばんそうこうのご紹介です。気になってついつい剥いてしまうささくれですが、水仕事をしているとしみるし、なかなか治りにくいですよね。

 私が購入した「消毒もできる液体ばんそうこう」は1本で消毒と保護ができるタイプ。使い方は、液体ばんそうこうを塗りたい部分を清潔にして、適量を塗って乾かすだけ。すぐに乾きます。

 一度乾いてしまえば、食器を洗ってもお風呂に入っても、ちょっとやそっとのことではがれません。半日~1日は余裕でもちます。あまり深い傷には向きませんが、ささくれや小さな傷を悪化させないためにも、手もとに置いておきたいアイテムです。

おわりに

 毎日のことだけに、なかなか避けられない水仕事での手荒れ。最近は高性能なハンドクリームもたくさん出ているので、気になるものがあれば試してみてくださいね!

(編集M)

※注:掲載している画像は筆者の私物で、文中の効果は、筆者の個人的な感想です。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


自分で収穫して食べるとこんなにおいしい 2023.5.21(日)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
“福利厚生費”で首が回らない? オタ活から卒業するためのステップ5つ
 ここ2、3年ですっかり市民権を得たオタ活。推しの存在に癒され、オタ活に充実感を得ている人も少なくありません。しかし、ふ...
「Z世代は仕事できない」と感じたら…長所を知れば見る目が変わる?
 世代を指す用語としてよく聞くのが「Z世代」という言葉です。「Z世代」とは、1996年頃から2012年頃の間に生まれた世...
早く成長してほしい…後輩が育たない先輩がやりがちなミス
 みなさんは後輩に対してイラッとすること、どのくらいありますか? 私はこれまで後輩の立場になる方が多かったので、そこそこ...
ひとりキャンプの夜対岸 深夜に見たのは… 2023.5.19(金)
 ひとりキャンプの夜対岸は家族連れ等でにぎわっていたが、ゴーゴーと流れる水音でかき消され、こちらは静かだった。  ...
ひんやりして最高にゃ♡ 石の枕で“たまたま”もクールダウン
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
丸亀製麺・原菜乃華のダンスにキュン♡「丸亀シェイクうどん」をガチ食い
 2023年5月16日、丸亀製麺からお持ち帰り用の新メニューが発売されました。その名も「丸亀シェイクうどん」。なんと、バ...
歯の矯正治療は自費診療で定価ナシ!で、おいくらに?2023.5.18(木)
「健康的な自前の歯」を維持するべく、歯科矯正を決意したアラフィフ女です。ワイヤー矯正の費用は100万円以上かかるんだよね...
プリンセスたちの「その後の人生」を考えた 2023.5.17(水)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
ナニこれw 芸術家も虜にする「アプリコットファッジ」は発見即買い!
 猫店長「さぶ」率いる我が愛すべき花屋。神奈川の片田舎にありますが、“お花の先生”がたにもご愛顧いただいております。 ...
美部屋を死守してぇ ずぼら40女が実践する掃除術3選 2023.5.16(火)
 GWにキッチンの大掃除とリビングの模様替えをしました。9連休だというのにどこにも行かず、夫と2人てんやわんやの大仕事。...
アプリもう不要!? 映えるエモい写真をiPhoneだけでクリエイトしてみた
「今」という貴重な一瞬をとらえてくれる写真。記憶に残すだけじゃなく、写真にして大切にしておきたい! と思う瞬間ってたくさ...
2023-05-16 06:00 ライフスタイル
二人暮らしで生活費月10万円は可能? とっておきの節約術4つ
 恋人と二人暮らしをはじめて実感するのが、「なかなか貯金が貯まらない」ということ。これから結婚や出産など、大きな出費に備...
お触りしたい!陽だまりで手入れ中の“たまたま”にロックオン
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
コロナ禍で対応分かれた子どもの「付き添い入院」、骨身に沁みたのは…
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
見上げたら、ガラスの谷間の底にいて… 2023.5.15(月)
 深くて暗い地下からやっと地上に上がった頃には、じんわり汗をかいていた。 「ずいぶん来たな」と思って空を見上げたら...