更新日:2019-09-17 07:04
投稿日:2019-06-04 06:00
増加傾向にある「腺がん」
ここで子宮頸がんについて触れたいと思います。子宮頸がんはおもに「扁平上皮がん」と「腺がん」の2つに分かれ、私の罹患した「腺がん」は早期発見が難しく、予後の悪いがんと言われました。そして、その腺がんは現在、増加傾向にあるそう。
なぜ早期発見が難しいのか。理由の1つ目は、腺がんは子宮の内側にできることが多く、細胞診検査をしても細胞を採りにくいということ。2つ目は、腺がん細胞の形が正常な細胞とよく似ているタイプがあり、診断が難しく、見逃されることがあるということ。また、細胞診検査は子宮内の細胞をこすりとって顕微鏡で調べる検査ですが、こすった部分以外にがんがあった、ということも考えられます。
加えて私はこれまでの人間ドックで腫瘍マーカー検査をしたことがなかったので、それも発見が遅れた理由かと思っていました。ところが、その日検査した私の腫瘍マーカー値は正常範囲。たとえそれ以前に検査をしていても、見つからなかっただろうと言われました。
こうして、幾度も検査をすり抜けて肥大していった私のがん細胞。先生によると「大きさは18㎜」。で、でかい……。もっと早く専門病院にかかれていれば、早期の発見ができていたのでしょうか……。
次回に続きます。
ライフスタイル 新着一覧
近年、現金を持ち歩かず、電子マネーを利用する人が増えていますが、それに伴って急増しているのが、電子マネートラブルです。...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
雑草が気になる季節になりました。「雑草」という植物なんて無いねえ~と言われちゃえばそれまでですが、道端はまぁいいとして...
2024年春、突如日本のSNSシーンで流行し始めた「猫ミーム」というカルチャー。日本だけでなく、今世界で流行し、そして...
子育て中の女性が必ず直面する「ママ友との付き合い」。気の合う人に出会えれば、情報交換や悩みごとを共有できる仲間として心...
パワハラ、セクハラ、モラハラ…。最近何かと「ハラスメント」という言葉を耳にしますよね。その中でもここ数年でよく見聞きす...
ネットスラングで「風呂キャンセル界隈」というワードが話題になっています。読者の皆さんの中にも、その日の入浴をキャンセル...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
【連載第75回】
ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場!
「しっぽのお...

知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
仕事からプライベートまで、コミュニケーションツールとして使えるLINE。便利かつ気軽ではありますが、それゆえにダラダラ...
コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(63)。多忙な現役時代を経て、56歳...
人のものをすぐに欲しがるクレクレママ、あなたの周りにはいませんか? おさがりなどをもらってくれて助かることもあるけれど...
八王子の居酒屋で契約社員として働く由紀は、信じていた学生バイトに蔑まれ、客の若者にも罵られる日々。見かねた学生バイトの...
八王子の居酒屋で契約社員として働く由紀は、特段面白みのない毎日を過ごしている。元気な学生バイトたちに囲まれ慌ただしい日...