強硬フェラ!人妻探偵「壊し屋」の相手は湘南のイクメン #2

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2023-03-24 11:05
投稿日:2023-03-17 06:00

社長から驚きのLINEが

――Xさんは魅力的な男性なんですね。続けてください。

「30分くらい話したでしょうか、Xさんとはほろ酔いで手を重ね合ったり、カウンターの下ではひざをくっつけ合ったりといい感じになってきたんです。

(そろそろホテルに誘って欲しいな)

 そう思った時でした。

 突然、私のバッグの中にあるスマホが鳴ったんです。Xさんは『僕には気にせず、どうぞ』とニッコリ。

――少しだけごめんなさい。

 化粧室に立ってLINEを見ると、驚きの文言がありました。

――悪いが、今日はセックスはナシだ。依頼人からセックスせずにつなぎとめておいて欲しいとの指示があった。T子さんの考えで、何とか次回まで引っ張ってくれ」

まさかの寸止め、さあどうする?

――そんな、ここまで来て、寸止めとは……続けてください。

「ひどいですよね。でも、依頼人の指示には逆らえません。ここまで来てエッチ無しで次回まで引っ張る手段は……私は考えました。

 考えた末、私は化粧室の中からXさんにチャットルーム経由で連絡したんです。

――ねえ、化粧室まで来て。男女兼用だから大丈夫。

 ほどなくして彼が化粧室に入ってくると、私は施錠をして彼に抱きつき、キスをしました。


――ど、どうしたの……?

 Xさんは驚きつつも、興奮に頬を赤らめていました。

――急に生理になっちゃったの。ごめんなさい……だから、ここでおしゃぶりさせて。

 私は立ちすくむ彼の前にひざまずきました。そして、素早くズボンのベルトを外して下着ごと引きおろしたんです。

 ぶるんと勃起がバネ仕掛けのように飛び出しました。

 画像で見たよりも、カリが張りだし、すごくエロティック……ほのかな汗臭さも嫌ではありません。私、思わずめいっぱい口を広げて、ペニスを頬張ってしまったんです。

――T子さん……ああっ。

 久しぶりの男の肉の味とともに、彼の喘ぎが頭上から降ってきました」

 続きは次回

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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