灯台下暗し! 同じ団地、同じ階の住人をパパにした元ヤン妻

中山美里 作家
更新日:2023-05-23 06:00
投稿日:2023-05-23 06:00

【志保さん 26歳・主婦のケース】

「灯台下暗し」と申します。以前、親しいオジサマが頭にメガネを引っかけたまま「メガネがない!」と騒いでいたんですが、コントかよと思いながら面白いので1時間放っておきました(笑)。

 また、同じ灯台下暗しでも、運命の人が実は超身近な人だった、なんてケースはすごくロマンチックですよね。 

 愛人をしてる主婦のパパさんは、実は同じ団地の住人だったなんて、お話はいかが?

子供がいなければ離婚してる

 話を聞かせてくれたのは自称・元ヤン妻の志保さん。ギャルっぽい可愛らしさを持つ若妻さんなんですが……。

「18歳のときにデキ婚したんだけどダンナはクズ。長距離トラックの運転手なんだけど、気に入らないことがあるとすぐ辞めて別の会社に行くから、給料は万年初任給レベルなんですよ。これから子供にお金がかかるっていうのに最低でしょ」

 さらにご主人、仕事柄、家を空けることが多い中、外からでも彼女の行動をいちいち詮索する束縛男。彼女は子供がいなければとっくに離婚していると言いますが、「シングルマザーになるよりは」と、近所のお弁当屋さんでパートをしながら耐えていたそうなんです。

中山美里
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作家
1977年、東京都出身。フリーライター。数多くの援交女子や風俗嬢をインタビュー。著書に「漂流遊女」や「高齢者風俗嬢」。2019年2月に出版した「副業愛人」(徳間書店)はテレビなどでも大きな話題になっている。

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