平然とトゲトゲしい言葉を…今どき鬼嫁が好む“3つの口グセ”

並木まき ライター・エディター
更新日:2019-06-21 06:00
投稿日:2019-06-21 06:00
「鬼嫁」と呼ばれる女性には、口グセに共通点もあるようです。日ごろから、夫を罵ったり小馬鹿にしたりする鬼嫁も多いだけに、口にする言葉も似通ってくるのかもしれません。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、数々の取材で見えてきた、鬼嫁ほど夫に対して口にするフレーズを3選ご紹介します。

1:「了解」

夫婦なのに「了解」だけのLINEは寂しすぎる(写真:iStock)
夫婦なのに「了解」だけのLINEは寂しすぎる (写真:iStock)

 鬼嫁には、夫からなんらかの連絡を受けた際に、対面でもLINEでも「了解」を多用する人が少なくない模様です。

 そもそも「了解」は、ビジネスシーンであれば、目上の人から部下に対して使われるフレーズでもあるだけに、鬼嫁的には「夫を下に見ている」のが、このフレーズにあらわれるのでしょう。

 ラブラブ夫婦やNOT鬼嫁だと「わかったー」や「OK〜」などの気楽な言葉を使う妻もいるのに、鬼嫁は常に「了解」とそっけなく送り、夫の気持ちを削ぐようです。

2:「なんでそうなの?」

なんで?の嵐に返す言葉もない(写真:iStock)
なんで?の嵐に返す言葉もない (写真:iStock)

 鬼嫁の多くは「夫は、自分の意のままに動くのが当たり前」と信じて疑わない言動を繰り返します。

 そして、夫がしたことが自分の思ったことと違った場合には、即座に「なんでそうなの?」と、否定的な発言をして、夫を責める傾向も顕著。

 この「なんでそうなの?」のウラには「なんで、こんなバカなことをするわけ?」的な否定が入っているのは、言わずもがなです。

 しかも、悪妻度が高い鬼嫁ほど、夫のちょっとした言動にもこのフレーズを持ち出し、一挙手一投足に文句を言います。

「なんで」と言われても、そこまで深い理由がなく責められるわけですから、夫としては答えに窮することでしょう。

3:「ムリだから」

NOしか言わない嫁に諦めモード(写真:iStock)
NOしか言わない嫁に諦めモード (写真:iStock)

 鬼嫁は、夫との会話に容赦なく、NOを突きつける傾向もあります。

 そして、そんな鬼嫁ほど好むフレーズが「ムリだから」。

 夫から、休日の遊びの予定を提案されても「ムリだから」、食べたいおかずをリクエストされても「ムリだから」と、なんでもかんでも「ムリ」という言葉でNOを宣言するわけです。

「ムリ」と言われれば、それ以上、自分の希望を告げるわけにはいかない、かわいそうな夫たち。

「ムリなら、仕方ないよなぁ」と心やさしい夫ほど、この言葉を額面どおりに受け止め、ひとり納得しているのです。

 ◇  ◇  ◇

「了解」「なんでそうなの?」「ムリだから」と、鬼嫁が口にしがちなフレーズは、どれもよく考えるとトゲトゲしい言葉ばかり。

 こんなフレーズを毎日浴びせられる夫の心情を思うと、同情せずにはいられない人も多いのではないでしょうか。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

ラブ 新着一覧


床下手の恋人はまるでトドのぬいぐるみ! 57歳モテ男が引いた貧乏くじ
「冷酷と激情のあいだvol.186〜女性編〜」では、マッチングアプリで知り合った10歳年上の恋人・ヒデナリさん(57歳・...
並木まき 2024-03-16 06:00 ラブ
マチアプリ交際3カ月目、57歳の彼氏が性の亡者に変貌! 悔やむ47歳女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-03-16 06:00 ラブ
結婚10周年、何もしないのありえない? みんなのエピソード
 結婚10周年は、夫婦にとって大きな節目。でも、世間の夫婦の中には、結婚10周年にお祝いする夫婦だけでなく、何もしないで...
恋バナ調査隊 2024-03-16 06:00 ラブ
40代の結婚前提交際…でも縁がない相手だったら? 見極めポイントを解説
 40代になると「結婚を前提に付き合っている彼氏」がいる人も多いですが、どうしても結婚だけは決断できないと悩む人も…。そ...
恋バナ調査隊 2024-03-16 06:00 ラブ
自民青年局はチップ口移し会合 夫の夜のハメ外しはどこから浮気と不倫?
 夫の夜の店通いやハメ外しは裁けないのか――。  2023年11月、自民党青年局の懇親会で行われた過激なダンスショ...
彼氏のスマホやPCに「エロい検索履歴」を見つけたら…要注意ワードは?
 彼氏の検索履歴が目に入ってくる時があります。そこにいかがわしいワードや動画を見つけてケンカになる人も…。けれどちょっと...
内藤みか 2024-03-14 06:00 ラブ
会話なしの40代夫婦が増加中? 3つのワケと幸せに暮らすコツ
 まだ結婚したばかりなのに、まったく会話なしの40代夫婦は多いようです。実際に、ネット上では「結婚1年目にして、まったく...
恋バナ調査隊 2024-03-14 06:00 ラブ
妊活中の女性が抱えるお金より切実な悩み パートナーとの食い違い第1位は
 多様な価値観やライフスタイルが変化する中で、2022年4月より不妊治療の保険適用範囲が拡大し、人工授精等の「一般不妊治...
ミクニシオリ 2024-03-13 06:00 ラブ
気持ちいいな♡ 上手なキスと下手なキスの違いはなに?
 好きな人とのキスの相性がいいと、恋の気持ちも倍増するというもの。 でも、キスが苦手な女性もたくさんいるわけで…。「上手...
恋バナ調査隊 2024-03-13 06:00 ラブ
花粉症カップルにおすすめの屋内デート5選 おうちデートのマンネリ打破!
 花粉症の人にとっては、つらい季節になりましたね。花粉の時期の悩みといえば、「外でのデートが楽しめない」こと。とはいえ、...
恋バナ調査隊 2024-03-12 06:00 ラブ
60代で月1回の性交渉は17.7%の実態 我々はいつまで現役でいられる?
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。普段からレスのつらさや...
まめ 2024-03-12 06:00 ラブ
結婚に恋愛感情はいらない説を検証 家族愛のほうが大事?
 近年、「結婚に恋愛感情はいらない」といった考え方が広まりつつあります。特に、婚活中の女性からすると、紹介された男性に短...
恋バナ調査隊 2024-03-11 06:00 ラブ
私が48歳まで処女だったワケ。30代日本人女性の3人に1人が性体験なし
 はじめまして。今回、「コクハク」で「処女」に関するコラムを書かせていただくことになった、mirae.(みれ)と申します...
mirae.(みれ) 2024-03-11 06:00 ラブ
オンラインゲームは不倫の温床? 主婦が恋愛沼にハマるワケ
 近年、オンラインゲームがきっかけで、恋愛から不倫にハマる主婦が増えています。なぜ自宅でやるはずのオンラインゲームから、...
恋バナ調査隊 2024-03-10 06:00 ラブ
資産家なのに62歳まで独男のワケ 彼女からは別居婚を打診され五里霧中
「冷酷と激情のあいだvol.185〜女性編〜」では、付き合おうという話がないままに曖昧な関係が続いてきた62歳のトシオさ...
並木まき 2024-03-09 06:00 ラブ
62歳資産家からの求婚! もう結婚しないポリシーと打算で揺れるバツ1女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-03-09 06:00 ラブ