面倒なカロリー計算不要!30代からのダイエット法と簡単トレーニング

コクハク編集部
更新日:2023-08-10 06:00
投稿日:2023-08-10 06:00
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、ちょっとした有名人。でもって、タヌキか妖怪の噂も囁かれるなか、健康に関する知識はズバ抜けている――。
 そんなえりのボスのもとにはウワサを聞きつけ、今日も悩みを抱えた女性が、ふらりと立ち寄ったようですよ。

1. 運動不足と食事の乱れで太っちゃった…ここのお肉を減らしたい!

 今回は、優子さん(30歳女性/仮名)からのご相談です。

「最近、運動不足と食事の乱れで体重が増えてしまったんです。でも、無理な運動はしたくないから、簡単にできるトレーニングとダイエット方法が知りたくて……」

 そう言いながら優子さんはうつむきます。

「ダイエットするときって、無理せずに簡単にやりたいわよね」

 首を縦に振るえりのボス。

「お気に入りのズボンも太ももの部分がきつくて」

「それはつらいわね。脂肪を燃焼するには運動はもちろん、料理に工夫をするっていう手もあるのよ」

「料理に工夫ですか?」

 優子さんは首をかしげました。

「そう。料理で工夫するって聞くと、カロリー計算をするイメージがあるでしょ? そんなことはしないわ! 今回は、簡単にできるトレーニングと燃焼効果のあるレシピを紹介するわね」

「それは嬉しい! ありがとうございます!」

「お気に入りのズボン、余裕で履けるようになるわよ!」

 優子さんは、体型が変わったことでお気に入りのズボンさえ履けなくなり、すっかり気落ちしています。

 これは放っておけません!

2. 太ももを細くしたい…! どうすればいいの?

「優子さん、普段私たちが太ももと呼んでいる部位は、なんていう名前の筋肉か知っているかしら?」

「そう言われるとわからないかも……」

「太ももは大腿筋(だいたいきん)って言うのよ。この筋肉は体幹を支えるために重要よ。そして、大腿筋を簡単に鍛えられる方法があるの」

「そんなに重要な筋肉を簡単に鍛えることができるんですか?」

「ええ。今回は筋肉を鍛えながら、燃焼にも効果的なヨガのポーズを教えるわ! 1つ目は英雄のポーズよ」

「英雄のポーズですか? なんだか難しそう」

「そんなことないわよ! まずはまっすぐ立ってみて」

「右足を大きく前に出して、左足を後ろに下げてみて。息を吐きながら重心を前にして、前に出した右ひざを90度に曲げてね」

「こんな感じですか?」

「いいじゃない! このまま、背筋を伸ばして両手を天井に向かって伸ばしてみましょう。息を深く口で吸って、鼻で吐くの。これを数回続けるわよ」

「え! これでおしまいですか!?」

「そうなの、簡単でしょ。このあと、左右を入れ替えて行ったら完了よ。大腿筋を鍛える以外にも、バランス感覚や集中力を養う効果があるの」

「これなら家でも簡単にできていいかも!」

「2つ目に紹介するのは、踊りの神のポーズよ。立った姿勢で右足を後ろに曲げて、右手で内側から足の甲をつかんでみて」

「はい!」

「息を吸いながら左手を天井に向けて上げたら、今度は息を吐きながら上体を前に倒して左の手を前に伸ばすの。さあ、数秒キープよ!」

「これはバランス力が試されますね」

「ゆっくりと息をしながらでいいのよ。右足は足の甲で手を押すようにして後ろに持ち上げるの。骨盤は、右側に開かないように、平行にするイメージよ」

「はい。頑張ります!」

「いい意気込みね! この2つのポーズだけでも大腿筋を鍛えていけるわよ! また、最初に伝えたとおり、ダイエットには食事を工夫するのもひとつの手よ」

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ビューティー 新着一覧


奇抜とは限らない!40代加齢のドヨーン顔回避に「アシメ前髪」はいかが
 左右非対称の「アシメ前髪」は、少し個性的で奇抜だというイメージを持っている人もいるかもしれませんね。ましてや、若い子が...
ガタガタ眉でも諦めない!たった2分で誰でも左右対称の美眉になれるテク
 眉毛メイク、左右対称に描けていますか?  筆者は、メイクの中で眉毛に一番時間がかかってしまい、なかなか納...
チョロっと出てたら恥部!鼻毛のお手入れ頻度は?抜いたらダメ??
 日常生活で、見られたら絶対に恥ずかしいのが「鼻毛」です。見られた本人も恥ずかしいし、見てしまった人も指摘しにくい! で...
【2023年人気記事】尿のニオイでわかるサインと対処法(専門家監修)
 2023年は「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記事を再掲載します。こちらの記事初...
【2023年人気記事】たかがパンツされどパンツ、30年ぶりのTバックで…
 あけましておめでとうございます。2023年は「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記...
サマンサタバサ、4℃大量閉店 エビちゃんOL系が令和世代にウケない背景
 これも時代か…。かつて若者の人気ブランドだった「Samantha Thavasa(サマンサタバサ)」の経営危機が報じら...
31歳女が勇気を出して「人生初まつげパーマ」に挑戦してみた
 恥ずかしながら、30代になってもまつげパーマをした経験がありませんでした。そんな私がまつげパーマに挑戦したきっかけは、...
自分の顔見てぎょ!「まぶたのたるみ」すっきり見せるケア&メイク法
 自分の顔を鏡で見たとき「アイメイクしているのに目元に元気がない…」と感じたことがあるアラフォー、正直に挙手!  そ...
意外と見られてる!“愛の証”キスマークの消し方と隠し方…安心してつけて
 大好きな彼との熱い時間に、ついてしまったキスマーク…。会社に行くのも気まずいし、友達に見られるのも嫌! と悩む人もいる...
盛りブラよりスポブラ! 貧乳40女が直面したブラジャー問題
 自他ともに認める貧乳です。ええトシこいて、あばら浮いてます。  よって筆者のブラジャーは盛り重視。「寄せて上げる」ど...
おならが臭う、げっぷが出る!【医療専門家監修】腸活から知るセルフケア
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
廃盤になったら外出できない!? 40代美容家愛用「底見えコスメ」厳選2品
 物価高に苦しむ今は「本当に使えるもの」に厳選して、コスメ選びをしたい人も増えていますよね。  40代のメイクでは、ア...
「膣が乾いて痛い…」40代、夜の生活で実感した老い問題どうしてる?
 40代女性の悩みの一つとして、「夜の生活で感じる老い」があります。若い頃とは違い、老いを感じはじめる年齢でもありますよ...
双子級にそっくり!レブロンがボビィブラウンの名品ハイライターを食った
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
そのふらつきは脳の病気?自律神経の乱れ?【医療専門家監修】5つの整う
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
コンプレックスが悪目立ち!今すぐ見直したい残念メイクテク3選
 コンプレックスを解消するためのメイクが、実は逆効果になってしまっていたら悲しいですよね。  メイク手法が定着している...