人間関係は日々修業!「アシスト上手な大人」はやっぱり超かっこいい

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2023-08-25 06:00
投稿日:2023-08-25 06:00
 みなさんの周りには、「この人は目立たないけれど、いい仕事してるんだよな」と思える人はいますか?
 もしいるなら、その人はちゃんと評価されているでしょうか。そして、そういう人に気づくためには、何をすればいいのでしょうか。部下や後輩をもつ方、必見です!

身近に“アシスト名人”はいませんか?

 

 

 

 

まずは背景や環境に注目してみよう

 私はスナックで働き始めて、もうそこそこになります。

 いろんな人と話をさせてもらえた中で思うのは、“アシストが上手な大人”はやっぱり超かっこいい。

 例えば会話の中で、相手に華を持たせるような流れをつくれる人。大体の人は華を持つ側になりたがるので、できる人はあまり多くはありません。

 しかも目立たないので、気がつく人も少ない。この部分だけ聞くと、あんまり得な役回りとは言えませんね。でも、このアシストのおかげで輝けている人は多いはずで、私もその一人です。

 例えばスナックでの私の担当は、いわゆる“ボケ”の部分になる時がほとんど。しかしこれは、私が面白いからそうなっているのではありません。

 周りのお姉さんたちが“面白い雰囲気”をつくってくれているから成り立っているのです。

目に見えない部分まで想像力を膨らませる

 そしてさらにすごいのは、その構図を理解してくれているお客さん。お酒も飲んでるのに、なぜ気づけるのかというと、普段から習慣になっているからだそうです。

なぜこの人は目立っているのか?
大きな結果を出せる背景には、どんな環境があるのか?

 こんな風に一歩引いて状況を判断しているらしく、とても勉強になりました。

 アシスト名人になるには、まずは身近なアシスト名人に気づけるようになる。

 みなさんもぜひ、一歩引いて全体を見渡してみてください。

登場人物紹介

モジョ子:自信がほしい主人公。まだまだ新米。自分の至らなさばかり考えて凹むクセがある。ママやお姉さんたちみたいになるのが目標。

ママ:どろんぱのママ。目立つの大好きだが、人を目立たせるのも大好き。わりと厳しい時が多いが、モジョ子にはちょっと甘め。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


もう2度と…子宮全摘&腸閉塞と全力で闘った30日間入院生活
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー2年生です(進級しました!)。がん告知はひと...
草むらをくんくん…“にゃんたま”君の探し物は何ですか?
 無限に見ていたいパーツNo.1といえば、にゃんたま!  今回は探し物中のにゃんたまにロックオン。  たしか...
苦手な人との向き合い方! 職場の人間関係を円滑にするコツ
 仕事の内容には慣れてきたし、プライベートも楽しくできている。ただ、「職場に苦手な人がいるっ」――。そんな方も多いと思い...
自分で皮下注射も…採卵手術前日までにやるべき3つのこと
 日本は不妊治療の件数は世界一なのに、体外受精で赤ちゃんが産まれる確率は最下位。そんな状況を変えるために、ミレニアル世代...
キリスト教のお盆「ハロウィン」 その由来とカボチャの意味
 ワタクシ、全く上達しないドイツ語の個人レッスンを受けております。上達しない理由は一重にワタクシの不真面目さによるもので...
自然災害に巻き込まれた…子どもとどう向き合ったらいい?
 台風19号の爪あとが各地に深刻な被害をもたらしていますが、近年は相次ぐ自然災害で被災住民が避難生活を余儀なくされるケー...
月吹友香さん<後>41歳専業主婦が小説家を目指して見えたもの
 第18回(2019年度)「女による女のためのR-18文学賞」(※)の大賞受賞作「赤い星々は沈まない」は老女の性を大きな...
今日の議題はにゃに? 夕暮れの猫集会でポロリ“にゃんたま”
 猫の島、日暮れ近くに猫の集会にお邪魔しました。  おのおの一定の距離を保って、茶白、黒白、サビ、三毛、キジ、サバ...
“生活習慣病”も予防して! 介護は認知症だけじゃないんです
 日本は長寿大国です。誰しも安心して生涯を全うできるとしたら、高齢であることはとても素敵なこと。しかし、介護士でもある筆...
月吹友香さん<前> 私がR-18文学賞で高齢者の性を描いた真意
 読書の秋到来。直木賞や芥川賞、日本推理作家協会賞に本屋大賞……国内には数多の文学賞がある中で、「R-18文学賞」(※)...
犬でなく人間だったらと思うと…モラ気質なワンコの実態3選
 モラハラ気質は、人間だけに限ったお話ではないのかもしれません。「うちの犬が人間だったら、モラ男(モラ女)に違いない…」...
子宮全摘だけでもつらいのに…腸閉塞で長さ190㎝の管を挿入
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー2年生です(進級しました!)。がん告知はひと...
お日様パワーでモテにゃんに…ぽかぽか日光浴“にゃんたま”
 きょうのにゃんたまωは、雨上がりの日光浴。  濡れた毛を乾かして、お日様パワーでぽかぽかリラックス♪  気...
魔法の鍋! 自動調理鍋の購入でキッチンはどう変わったか?
 最近話題の自動調理鍋。材料を入れてスイッチを押すだけで、料理ができてしまうという優れもののようです。少しでもラクをした...
癒し系の彼女になって? 恋愛はそういうサービスじゃない!
 あなたには理想の恋人っていますか? 「優しい人がいい♡」「背が高くて色白がいい♡」「お金持ちがいい♡」  好きなタ...
共感されないけど…子どもを欲しいと思わない女の4つの理由
「子どもが欲しいと思わない」――。女性がポツリともらすと、男女問わず「どうして!?」「なんでほしくないの?」と質問責めに...