「焼き鳥×ワイン」最強ペアリングとは?
カップルで、おひとり様で、はたまた上司や後輩、気の置けない仲間と……。今やどんなシチュエーションにも対応可能な使い勝手の良い存在になった焼き鳥店。
焼き鳥ブーム到来から早1年、ますます盛り上がりを見せる中、今回はお店でのオーダーorテイクアウトで自宅で楽しむ際にぜひ試していただきたい、焼き鳥との最強ペアリングをご紹介します!
読み終えた頃にはきっと、焼き鳥にはビールやサワーでなく無性にワインを合わせたくなっていることでしょう♪
「白の辛口スパークリングワイン」は鉄板
まずオススメしたいのは、泡! とは言ってもシャンパーニュはお高いので(苦笑)、白の辛口スパークリングワインなら何でもOKです。
焼き鳥の味付けは塩、タレ、柚子胡椒、ワサビなど様々ですが、串や味付けごとにワインを変えるのは現実的ではありませんよね。基本的に塩には白ワイン、タレには赤ワインを合わせるのがベストですから……。
でも白の辛口スパークリングなら、非常に汎用性が高く、塩でもタレでもNGがない無難なペアリングに。泡が持つフレッシュな爽快感が、焼き鳥の味付けを邪魔せずにうまくマッチし、かつ口中をサラリと流してくれます。
スパークリングが置いてある焼き鳥店で、ぜひお試しを!
自宅で召し上がる際には、このコラムでも(※)お手頃価格の泡をご紹介していますので、お好きな一本を選んでみてください♪
KALDIでゲットしたオレンジワイン♡
でもって、ここからが、本領発揮!
「焼き鳥×泡」というワインエキスパートなら誰もが提案するようなペアリングでは終わらせません!(ドヤっ! 笑)
おうち焼き鳥タイムを過ごす際に超絶オススメしたい1本があるんです!!
KALDIで発見した『MASARET ORANGEWIME(マサレ オレンジワイン)』税込1364円。
みかんを使ったワインではないですよ~! 白ワイン用の白ブドウを使って赤ワイン製法で醸造した“オレンジ色”のワインです。
この醸造方法で造られるオレンジワインは『タンニン(渋み)のある白ワイン』なので、この少しの渋みが食事の油分を中和させ、ペアリングとしてうまく仕事をしてくれます。
白ワインにタレの焼き鳥を合わせると味の強弱の面でワインが負けてしまいますし、赤ワインに塩の焼き鳥を合わせるとタンニンの重みで焼き鳥の旨みが引き立ちません。
だからこそ、塩でもタレでも何でもいらっしゃいのパートナー、オレンジワインです!
塩、タレ、七味…なんでも寄り添う優等生
グラスに注ぐと、このワインの生産地であるイタリアの大地を思わせるような、透明感ある明るいオレンジ色(アンバー色や琥珀色と表現したりもします)。
蜜りんごやアプリコット、桃、トロピカルフルーツのような甘やかな香りとともに、蜂蜜、ナッツ、僅かなスパイス香も感じ取れます。
味わいは、厚みがありつつとってもフルーティ♡ 凝縮感あるジューシーな果実味とやさしい酸味、穏やかなタンニンのバランスが素晴らしく、全体的に豊かな丸い印象を持ちながらもオレンジピールのような柔らかな渋味と苦味が特徴です。
ちょっぴり渋さ&旨苦さがプラスされたグリップ感(飲みごたえ)のあるオレンジワインだからこそ、塩にもタレにも良し、七味をガンガンかけても良し、その他の調味料にも見事に調和する最強のペアリング!
家飲みならではの楽しみ方
オレンジワイン自体を提供している焼き鳥店はそうそうないですし、もしあったとしてもおそらくお高いです……笑。
ならばご自宅で、普段はなかなか出会えない「焼き鳥×オレンジワイン」の新しい世界観を堪能してみてはいかがですか♪
このペアリング、きっと虜になるハズです♡
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