更新日:2023-11-25 06:00
投稿日:2023-11-25 06:00
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
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年下の恋人と結婚を迷うわけ
理奈さん(仮名)は、34歳。現在は、3歳年下の恋人である交際2年目のカイトさん(仮名)と暮らしています。
「同棲を続けていても良くないので、そろそろ結婚をしたいなって思っているのですが、カイトが風俗通いをやめないので、このまま籍を入れていいものか……。
真剣に悩んでいます。
私とカイトはレスでもなければ、そんなに頻繁に体を重ねるわけでもありません。
夜の生活に不満はないけれど、カイトの風俗通いは性欲の解消というよりも趣味といった雰囲気なので、きっとこれからも通い続けるんじゃないかなって気がしています」
素人と浮気されるよりは…
理奈さんは「素人と浮気をされるよりはマシ」と自分に言い聞かせ、これまでカイトさんの風俗通いを黙認し続けてきたとのこと。
しかしカイトさんのバッグを抜き打ちチェックすると、必ずと言っていいほど大量の風俗関連の名刺が出てくるのを見るたびに「この人で、本当にいいのだろうか?」と疑問を覚えるそうです。
ついに職場女性と浮気
しかも、素人と浮気されるよりはマシだからって思ってきたのに、カイトはこの前、職場の女性を相手に浮気までしたんですよね。
ため息しか出ませんでしたし、私がもうちょっと若かったら、カイトのことはもっと前に見切りをつけていたと思います。
だけどまもなく35歳になる私は、まだ婚歴もないので……、同世代の友人と比べると、相当に出遅れています。
今カイトと別れても、また新しい人との出会いから始めて、お互いを知るためにマメに連絡をとってデートをして……という一連のステップを踏むのが面倒なので、結婚をするならカイトなんだろうなと思ってしまうのです」
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