40代人妻探偵のキケンな性欲…不妊治療がきっかけで夫以外の男と #1

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2024-09-03 13:54
投稿日:2023-12-22 06:00

不妊治療がきっかけで性欲旺盛に?

 現在、子供が欲しくて「不妊治療」をしている夫婦は、10組に1組とも、5組に1組とも言われている。

 今回取材に応じてくれたのは探偵事務所に所属する探偵・波子さん(仮名・48歳既婚/子供なし)だ。

 涼しげな瞳が印象的な和風美人の彼女は、ショートカットとパンツスーツというファッションで待ち合わせ場所に現れた。

 不妊治療がきっかけで性欲旺盛になったという彼女の心の内に迫ってみた。

15年間のソープ嬢を経て、不動産会社に就職

――不妊治療がきっかけで性欲旺盛にとのことですが、詳しくお聞かせください。

「実は私…二十歳から15年間、吉原と池袋の風俗店で、ソープ嬢として働いていました。多い時は月収300万円ほど。実入りは良かったのですが、やはり年齢を重ねると指名客が減っていって…35歳になったのをきっかけに風俗を辞めたんです。

 その後は、運良く不動産会社に就職できました。

 2年ほど働いたのち、『波子さん、もし結婚を希望するならご紹介した人がいるんだけれど』と同僚の紹介でお見合いをすることになったんです。

 そこで10歳上の主人と出会い、結婚に至りました。

義理の両親が「孫の顔を見たい」と

 細身で口数の少ないシャイな男性で…世間慣れしていないところが、逆に好感が持てたんです。

 主人の実家は庭付きの大きな邸宅で、マンション経営で家賃収入もあり、経済的にかなり裕福でした。広い自宅を見たとたん『この家に嫁ごう』と決めました。

 義理の両親も私を優しく迎えてくれて…もちろん、風俗嬢をしていた過去は内緒です。義理の両親との同居生活もうまくいっていたのですが、一つだけ問題がありました。

 義理の両親が『早く孫の顔が見たい』と子供を産むのを望んできたんです」

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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