彼女にしたいと思う女性とは? 異性を落とす戦略的モテテク

伊藤早紀 恋愛メディア編集長
更新日:2019-07-13 06:00
投稿日:2019-07-13 06:00
「いい人と出会ったのに、2回目に繋がらない」「いつも遊びの関係で終わってしまう」
 出会いはあるのに、好きな人はできるのに、イマイチ次の関係に行けない。「本命彼女」の座を取り逃がしてしまう。そんなお悩み、抱えていませんか?
 今回は「本命彼女になるための方程式」を解説しながら、今すぐできる本命彼女になる方法をお伝えしたいと思います。

異性を好きになる法則は? 企業のモチベーションの法則から考えてみた

戦略的モテテクで本命彼女になろう(写真:iStock)
戦略的モテテクで本命彼女になろう (写真:iStock)

 私は最近、部下のマネジメントについてインプットするために「THE TEAM~5つの法則~」という本を読みました。

 これはリンクアンドモチベーションという組織作りのコンサル会社役員である麻野耕史さんという方が書いた本なのですが、メンバーが自社に貢献したいと思う気持ち=エンゲージメントを高める法則として、こう書いてありました。

 エンゲージメント=報酬・目標の魅力(やりたい)×達成可能性(やれそう)×危機感(やるべき)

 これを読んだとき、目の前の異性と「付き合いたい」気持ちと方向性がとても似ていると思いました。この法則を恋愛に転用するとこうなります。

 付き合いたい=異性の魅力×いけそう感×ライバルにとられる危機感

 芸能人級の美人でも、ニコリともせずにツンとすましている女性には、「すごい美人だけど俺なんかじゃ付き合えない」と男性は臆病になりがちです。

 また、「あなたのことだけが好きなの!」と一途な女の子は一見可愛らしく感じられますが、1人の男性のことしか見えてない女性は、相手の男性から舐められてしまうことも。

 男性に「この子と付き合いたい!」と思わせるには、魅力アップはもちろん、「この子なら付き合えそう」という「いけそう感」と、「放っておくと他の男にとられるかも!」という危機感を高めることが必要です。

「魅力」は、見た目などの外的魅力はもちろん、性格の良さや価値観などといった内面の魅力など人によって感じる魅力も、持ってる魅力も様々で、総合勝負であり、一朝一夕で身につけることはできません。

 でも、「いけそう感」「ライバルにとられる危機感」は比較的、テクニックとして身につけやすいのです。

 このいけそう感とライバルにとられる危機感を高める方法を解説します。

「いけそう感」は「あなたのことを受け入れます」という安心感

二人っきりの時は目を見つめて(写真:iStock)
二人っきりの時は目を見つめて (写真:iStock)

 この「いけそう感」の度合いが低い女性は、とても美人なのにお誘いがかかりにくかったり、男性に対して強い警戒心を持っている女性が多いです。

 男性はとても臆病な生き物です。デートのお誘いも告白も、「確実に受け入れられる」という確証がないと動けません。

 このいけそう感を高めるには「あなたに誘われても断らないです」オーラを出すこと。笑顔の回数を増やす、「あそこ行ってみたいな」と誘いやすい雰囲気を作り出す、相手を褒めるなど好意を寄せていることを積極的に表現します。

 また「目の合う機会を増やす」のも簡単で効果抜群です。心理学では見つめ合う回数が多いほど親密度が増していくといいます。男性は目が合う回数が多いと「この子、俺のこと好きなのかな」と思いがちです。

 もちろん、二人きりでいる時に目を見つめたりするのも、とても有効です。「すごい見てくるよね」と恥ずかしそうにしていたら効果てきめん! もちろん笑顔もセットで使いましょう。「あなたのことが好きで、あなたといるととても楽しいの」を表現していきます。

 また、「好きを表現する」だけではなく「隙を見せる」のも大事です。あまりに完璧だと「この子、俺のこと必要なさそうだな」と思われてしまいます。

 ペットボトルのふたをあけてもらったり、道案内をしてもらうなどの簡単なお願いごとや、仲が良くなったら相談ごとをしてみるなど、好きだけでなく隙も見せていくようにして「いけそう感」を高めましょう。

「他のライバルにとられる危機感」はライバルの影をチラつかせる

「うふふ」と笑ってみるだけで…(写真:iStock)
「うふふ」と笑ってみるだけで… (写真:iStock)

 ただいけそう感を高めるだけでは、男性は「今付き合わなくてもこの子は俺のこと好きだから大丈夫」と調子に乗ってしまいます。

 ここで必要なのがライバルの影です。このライバルの影の塩梅は結構難しいのです。

 あまりに他の男性の話をされたり、「今どっちにしようか悩んでいて……」など露骨に言われると、男性は「この子、無理そうだから他の子にしよう」とか「俺のこと好きじゃないなら意味ないな」とすぐに諦めてしまいます。

 実はおすすめなのは、あまり語らないこと。例えば「他にもデートしてる人いるの?」と聞かれたら「うふふ」と笑ってみるだけ。これだけであとは勝手に男性の妄想は膨らんでいきます。

いけそう感と危機感のバランスが大事

絶妙な限定感で彼を虜に(写真:iStock)
絶妙な限定感で彼を虜に (写真:iStock)

 いけそう感だけでは男性が安心しきって最後の決めをしてくれなかったり、危機感だけ煽るとまだそこまで惚れてくれていなかった場合、「他にも男がいるなら他の手頃な子を探そう」と手を引いてしまいます。

「この子、すごく俺のこと好きっぽいんだけど、今決めないと次会うまでに他の男にとられるかもしれない!」という絶妙な限定感を出すためには、バランス良く「いけそう感」と「危機感」を出していきましょう。

 みなさんの恋愛、応援しています!

伊藤早紀
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恋愛メディア編集長
マッチングアプリ総合メディア「マッチアップ」の編集長・恋愛婚活ラボの所長。結婚相談所の仲人をしながらマッチングアプリ経験者800人以上に取材。恋活や婚活の実態をTwitterYouTubeで配信中。マッチングアプリのご意見番として多数テレビ出演。著書に「出会い2.0」がある。

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