完全再現5選!わざわざ「デカ顔」に見せるメイクをしていませんか

時短美容協会 一般社団法人
更新日:2024-04-02 06:00
投稿日:2024-04-02 06:00
(C)コクハク
(C)コクハク
 少しでも顔を小さく見せようと、メイクを工夫している人も多いのでは? ですが、せっかく小顔に見せようと頑張ったのに、実は逆効果だった…なんてことも。

 時短美容協会に所属する筆者が、デカ顔に見えてしまう残念メイクを5つ、再現します。

1. ファンデーションを均一の濃さで塗る

平坦な感じが…(C)コクハク
平坦な感じが… (C)コクハク

 ファンデーションを顔全体に同じ濃さで塗っていませんか?

 顔全体にきれいに塗り広げたい気持ちもわかるのですが、同じ濃さで全体にファンデーションを塗ってしまうと、顔の輪郭や立体感が生まれません。全体が平坦に見え、デカ顔に見える原因となってしまうんです。

 顔の中心部分にはファンデーションをしっかり塗り、顔の外側は中心に塗ったファンデーションを薄く広げるだけでOK。自然に陰影がつき、立体感が生まれますよ。

2. 眉尻が極端に長い

顔幅が拡張されちゃう(C)コクハク
顔幅が拡張されちゃう (C)コクハク

 眉尻が極端に長いメイクもNGです。

 顔の余白が埋まるから小顔効果が狙えると思いがちですが、長すぎる眉尻によって、顔幅が眉尻部分まで拡張されてしまい、デカ顔見えに。それだけでなく顔のバランス自体も崩れて不自然な印象に…。

 眉尻は、小鼻から目尻を結んだ延長線上を目安に描いていきましょう。

 骨格やパーツによって多少の個人差はありますが、目安さえ守っていれば大きくバランスを崩すことはありません。

3. シェーディングとハイライトを使わない

陰影はしっかりつけて(C)コクハク
陰影はしっかりつけて (C)コクハク

 陰影による立体感があるのとないのでは、顔の大きさの見え方が全く異なります。

 シェーディングは生え際やあご周り、眉頭の下から鼻の根本部分、鼻先の両サイドなど顔のパーツの「影」にしたい部分に、ハイライトはおでこや鼻先、あご先など顔のパーツで「光」にしたい部分にのせていきましょう。

 顔全体に立体感やメリハリが出て、引き締まった印象になりますよ。

4. チークを塗らない

チークなしだとのっぺりとした印象に(C)コクハク
チークなしだとのっぺりとした印象に (C)コクハク

 チークも塗っていないと、肌のくすみが目立つだけではなく、顔全体を平坦に見せてしまいます。結果として余白が目立って、顔の大きさが強調されてしまうんですよね。

 頬に立体感を与え、顔全体のバランスをよく見せるために、筆者はすっぴんでもチークを塗ることをおすすめします。

 顔の中心から外側に向かって広げるイメージで楕円形に塗っていくと、顔の余白が埋まってデカ顔見えを回避できます。

5. 涙袋を描かない

涙袋がないと…(C)コクハク
涙袋がないと… (C)コクハク

 涙袋を描かないメイクだと目の縦幅が小さく見え、顔全体の余白が目立ってしまいます。

 下まぶたにアイブロウペンシルなどで涙袋の影を描いて、目元に自然な立体感を出しましょう。目の下から頬の余白が埋まると、顔が小さく見えますよ。

 影を濃く描き過ぎたり、涙袋にラメやシャドウを塗るのはNG! 涙袋だけ不自然に目立ってしまい、古臭い印象に。あくまで自然な立体感を意識しましょう。

陰影と顔の余白にはくれぐれも注意

 顔に陰影や立体感が感じられないと、どうしてものっぺりとした顔に見えてしまいやすく、顔の余白が目立つことから、デカ顔認定されやすくなります。

「デカ顔の人」なんて思われないように、一度メイク方法を見直してみてくださいね。

(時短美容協会所属/野元玲杏)

時短美容協会
記事一覧
一般社団法人
「時短美容」を単なる「省略美容」「ながら美容」ではないものと定義し、多忙な現代女性が「美容の時間を効率的に確保するため」に欠かせない正しい美容知識の普及に努めるとともに、美容にまつわる正確な時短知識を有する「時短美容家」「時短美容協会認定美容家」ならびに、薬機法(旧薬事法)を遵守する「美容ライター」の育成および普及活動を行っています。
WEB:https://fastbeauty.biz

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


奇抜とは限らない!40代加齢のドヨーン顔回避に「アシメ前髪」はいかが
 左右非対称の「アシメ前髪」は、少し個性的で奇抜だというイメージを持っている人もいるかもしれませんね。ましてや、若い子が...
ガタガタ眉でも諦めない!たった2分で誰でも左右対称の美眉になれるテク
 眉毛メイク、左右対称に描けていますか?  筆者は、メイクの中で眉毛に一番時間がかかってしまい、なかなか納...
チョロっと出てたら恥部!鼻毛のお手入れ頻度は?抜いたらダメ??
 日常生活で、見られたら絶対に恥ずかしいのが「鼻毛」です。見られた本人も恥ずかしいし、見てしまった人も指摘しにくい! で...
【2023年人気記事】尿のニオイでわかるサインと対処法(専門家監修)
 2023年は「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記事を再掲載します。こちらの記事初...
【2023年人気記事】たかがパンツされどパンツ、30年ぶりのTバックで…
 あけましておめでとうございます。2023年は「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記...
サマンサタバサ、4℃大量閉店 エビちゃんOL系が令和世代にウケない背景
 これも時代か…。かつて若者の人気ブランドだった「Samantha Thavasa(サマンサタバサ)」の経営危機が報じら...
31歳女が勇気を出して「人生初まつげパーマ」に挑戦してみた
 恥ずかしながら、30代になってもまつげパーマをした経験がありませんでした。そんな私がまつげパーマに挑戦したきっかけは、...
自分の顔見てぎょ!「まぶたのたるみ」すっきり見せるケア&メイク法
 自分の顔を鏡で見たとき「アイメイクしているのに目元に元気がない…」と感じたことがあるアラフォー、正直に挙手!  そ...
意外と見られてる!“愛の証”キスマークの消し方と隠し方…安心してつけて
 大好きな彼との熱い時間に、ついてしまったキスマーク…。会社に行くのも気まずいし、友達に見られるのも嫌! と悩む人もいる...
盛りブラよりスポブラ! 貧乳40女が直面したブラジャー問題
 自他ともに認める貧乳です。ええトシこいて、あばら浮いてます。  よって筆者のブラジャーは盛り重視。「寄せて上げる」ど...
おならが臭う、げっぷが出る!【医療専門家監修】腸活から知るセルフケア
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
廃盤になったら外出できない!? 40代美容家愛用「底見えコスメ」厳選2品
 物価高に苦しむ今は「本当に使えるもの」に厳選して、コスメ選びをしたい人も増えていますよね。  40代のメイクでは、ア...
「膣が乾いて痛い…」40代、夜の生活で実感した老い問題どうしてる?
 40代女性の悩みの一つとして、「夜の生活で感じる老い」があります。若い頃とは違い、老いを感じはじめる年齢でもありますよ...
双子級にそっくり!レブロンがボビィブラウンの名品ハイライターを食った
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
そのふらつきは脳の病気?自律神経の乱れ?【医療専門家監修】5つの整う
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
コンプレックスが悪目立ち!今すぐ見直したい残念メイクテク3選
 コンプレックスを解消するためのメイクが、実は逆効果になってしまっていたら悲しいですよね。  メイク手法が定着している...