40女、深いほうれい線とおさらば希望! 東大卒含む美容医療3軒はしご

コクハク編集部
更新日:2024-04-09 06:00
投稿日:2024-04-09 06:00

予約の取れない美容外科「ヒアルロン酸は“沼”」に納得

 そしてCクリニック。予約が取れないと有名で、実際にすさまじい戦いでした。

 予約開始日に電話をしても、何度かけてもかからない。SNS上では「2000回かけても無理だった」という書き込みもあるほどで、まだネットが普及していない時代のコンサートチケット争奪戦を思い出しました。やっと予約が取れたのは、初回にアタックしてから3カ月後です。

 このクリニックが評判通り、とても良かった。院内がキレイなのはもはや当たり前ですが、医師の診察がめちゃくちゃ丁寧で優しい。今回も「ヒアルロン酸」との診断だったのですが、まずかけられたのが「ヒアルロン酸注入って“沼”なんです」という言葉。

「ほうれい線は子供にもあるものですから、完全に消えることはありません。もっともっと、と際限なく求める人が多いのですが不自然な顔になってしまいます」。顔がパンパンになっている芸能人のことですね。

「3回目ぐらいの注入で満足する人が多い」

 そうならないよう勧めているのが、施術前と後の写真を撮って見比べることだそう。また、ヒアルロン酸は半年から1年で吸収されるため維持が必要ですが、「1回目が最も実感しにくく、3回目ぐらいの注入で満足する人が多い」と教えてくれました。

 見積もりはBクリニックと同じ1cc6万円×2本で計12万円。

 
 デメリットも注意点も隠すことなく話してくれて、かつ料金も高すぎない。人気の理由がよくわかる…! 迷うことなくCクリニックに施術の予約を入れました。

某大手有名クリニックの評判はイマイチ

 実はもう1軒、某大手有名クリニックの予約もしていたのですが、「安いと謳っておきながらオプションをつけられ、結局は高額になる」「安いヒアルロン酸を注入したが、1週間で消えた」など悪い評判が多く見られたためキャンセル。

 ほかにもSNSの使い方がうまく有名なのに実際の評判は散々…というクリニックも多く見られました。ネットの口コミを過信するのも良くないですが、情報収集は大事だなと実感したクリニック探しでした。

 そして次回は施術編。普段は注射が大嫌いな私が耐えられるのか――耐えてみせます。

(編集MS)

※ヒアルロン酸注入にはリスクもあり、細菌感染の危険や医療事故のケースも存在します。ご自身でしっかりと調べてから医師の指導に従い、納得したうえで行なうことをお勧めします

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


自分の“化けた顔”に飽きました…メイクが同じになるマンネリ回避の裏技
「20代の頃は色々なメイクを試していたのに、ここ数年ずっと同じメイク。 さすがに飽きてきたな……」と感じているオトナの女...
下まつげどうしてる? “痛ケバ”40代を回避するマスカラの塗り方&選び方
 女性に欠かせないメイクは、年齢によってだんだん変化していきますよね。特に40代女性の頭を悩ませるのが「下まつげ」のメイ...
巨乳より本当は胸を小さく見せたい!着痩せも狙える“盛らない”テク4つ
 巨乳の人の切実な願いといえば「胸を小さく見せたい」ですよね。実際に胸が大きいと、いろいろな苦労や悩みがあるものです。そ...
朝の洗顔から差がつく! 夏老け・日焼け対策にプチプラスキンケア3選
「夏老け」といった言葉があるように夏の強い紫外線ダメージで、秋になると一気に老けたように感じてしまいます。  さら...
歯ブラシちっくで毛穴掃除!韓国の洗顔ジェルクレンザーでゴッソリ叶う?
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
「レチノール」って大丈夫? シミ・シワに“ほどほどケア”で取り入れたい
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
今すぐお腹の肉を隠したい! “部分ぽっちゃり”を撃破する6大アイテム
 若い頃にほっそりしていた人も、食生活をまったく変えていない人も、なぜか40代になるとだんだん代謝が落ちてふっくらしてく...
無自覚のスメハラは不本意…「香水つけすぎた?」判断法と匂いの落とし方
 いい香りを身にまとえる「香水」は、年代問わず多くの人が使っていますよね。でも、時には香水をつけすぎたことに自分で気がつ...
アラフォーこそ挑戦!ピンクとツヤ感“命”の「純欲メイク」やり方&コツ
 SNSで話題の「純欲メイク」。若い人にしかできないと諦めていませんか? 実は、純欲メイクは40代女性の魅力を最大限に引...
好きでも似合わない色ってありますよね…上手に取り入れる2STEPの方法
 ファッションを楽しむ上で知っておきたいのが「自分に似合う色」。とはいえ、好きだけど周囲の人には「似合わない色」と言われ...
不器用な人こそ試して!「ヘアアレンジが苦手」でも“おしゃれ髪”は叶う
 おしゃれな女性を見ていると、ファッションだけでなくヘアスタイルもセンスよくアレンジしている人が多いですよね! でも、ヘ...
冷えとの戦いは夏も続く! 30代からの「つらい下痢」改善対策ガイド
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
Over30歳向け・アイシャドウの掟…パウダーとクリームのどう使い分ける
 美しいアイメイクを完成させる手順は、アイシャドウの選び方から始まります。  アイシャドウにはさまざまなテクスチャ...
年1アプデの「セルフネイルとフェイスパウダー」はご褒美ブランドで!
 ネイルリムーバーとネイルポリッシュ、フェイスパウダーを年に1回のペースで最新アイテムに買い替えています。  長年...
見るだけでもツボ!? 平成vs令和「ギャルメイク」を再現→比較してみた
 ギャルアイメイクは、ガッツリとアイラインを引き、涙袋をくっきりと目立たせたうえに、まつげも盛りまくってぱっちりとした大...
サラダチキンそのままは飽きた…ダイエッター向きレシピ&代用食材3つ
 高タンパクで低カロリーな食材としてダイエッターに人気なのが「サラダチキン」ですよね! コンビニで簡単に手に入るだけでな...