ルポ:ギャラ飲み額はトップ級の30分1.35万円!看護師の夢と新たな野望

田中絵音 日本合コン協会会長
更新日:2024-12-11 13:52
投稿日:2024-04-19 06:00

売れるためには、自己投資も必要!?

 patoで稼いだお金はなるべく貯金するようにしているそうですが、エミさんは旅好きで、3カ月ごとに訪れる沖縄旅行に10万円弱、その間に挟む海外旅行に30~40万円ほど使っているとのこと。最近だとオーストラリアに行ったそうです。

 また 「patoで売れるためには、ある程度自己投資も必要なんです」と、エミさんは言います。

 まず、1年に1アイテムはハイブランドのバッグやコートを自分へのご褒美として買うことにしていて、直近だとシャネルのバックを90万円で購入しています。いいものを持っていると、お客さんから“高い女だ”と思ってもらえる、そのイメージ戦略が大事なのだそう。

豊胸手術に150万円

 そして、エミさんが一番お金をかけている自己投資は、美容施術です。おでこを丸くしたり、顔へのボトックスや脂肪吸引などに30万円ほどをかけ、豊胸手術に150万円かけるなど、美容にトータル450万円ほどかけたと言います。

 確かに、おでこの曲線や胸まわりのボディラインはとても美しく、“これぞ高い時給で働くpatoキャスト”といった印象を受けました。とはいえ、「patoには可愛い子がたくさんいるので、今後も鼻や胸など、美容施術はやっていきたい」と自分磨きに余念がない様子です。

今の生活は“あり得ないもの”だと思って

 エミさんはギャラ飲みについて、「普通の仕事ではあり得ない金額が稼げて、時間を有効活用できています。本当にありがたい」と、感謝を口にします。

「欲を言えば、二十歳くらいでpatoに出会いたかったです。そうしたら20代のうちに億り人(億単位の資産を持つこと)になれていたかも…」

 今の生活は“あり得ないもの”だと思って、なるべく生活水準を上げないように気をつけているエミさん。現実的に老後の不安などを考えると、金銭感覚がぶっ飛ばないそうですよ。

 マイホーム購入と看護師の夢に向かって、今日も六本木の街へと消えていくエミさんでした。

田中絵音
記事一覧
日本合コン協会会長
一般社団法人日本合コン協会会長、恋愛アドバイザー。2000回以上の合コンイベントに携わり、男女の恋愛心理に精通する。また一児の母であり、ママ向けイベントを行う「東京ママパーティー」の主宰も務める。著書に「こじらせ男子の取扱説明書(トリセツ)」
(双葉社)など。
ブログXInstagram

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


ママは産後7年を育児に捧げるべき?仕事や夢との向き合い方
 妊娠・出産を終えてほっとしたのも束の間、そこから始まる育児期間。ママは「我が子のためなら自分は二の次」になってしまいが...
母性本能が止まらない…将来有望な赤ちゃん“にゃんたま”
 わんぱくでもいい、立派なにゃんたまに育ってほしい!  大好評のリクエストにお応えして、こにゃんたまωにロックオン...
なぜ出張ホストをしているの? この仕事を選ぶ男性の心理
 最近、出張ホスト(レンタル彼氏)のニーズが高まっています。おひとりさま社会と言われ、恋人がいない独身女性が増えているの...
保育園で暴言を繰り返す 5歳の男の子にとるべき行動とは?
 こんにちは、チャイルドカウンセラーの小阪有花です。今回は、私が保育園に勤めていた時に出会った、“暴言”を繰り返す5歳の...
がん専門病院への転院 “ダム”決壊で真っ先に浮かんだ顔は…
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー1年生です。がん告知はひとりで受けました。誰...
ここは僕の縄張りにゃん パトロール中“にゃんたま”をパチリ
 忙しいな忙しいな!日課のにゃんたまパトロール。  にゃんたまは、縄張りに自分の匂いを付けて回ります。  こ...
開運花師が解説します ピンクのバラを恋愛お助けアイテムに
 はじめまして。あなたを幸せに導く一番簡単で手軽な開運アイテム「花」を分かりやすく解説させていただきます、ワタクシ、開運...
焦らずに…赤ちゃんがハイハイで得られる3つの効果と注意点
「うちの子どもはハイハイばかりしていて。歩く気を起こさせるのにはどうしたら?」――。チャイルドカウンセラーとしても活動し...
この縄張りは渡さにゃい! 仁義なき“にゃんたま”抗争勃発中
 今回は、にゃんたま同士の決闘シーン。  きょうこそは、この縄張り問題に決着をつけにゃいと!  目を逸らさず...
別居、DV、酒浸り…IT起業家の暗黒面あるある“7つの習慣”
 起業家――。華々しい響きを放ち、西麻布、六本木、恵比寿、銀座など煌びやかな繁華街でシャンパンをたしなみ、有名女優との交...
真夜中に突然の大量出血で119番、緊急搬送され人生初のERへ
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー1年生です。がん告知はひとりで受けました。誰...
ハッシュタグは“いいね”を超える? 承認欲求の先にあるもの
 SNSで昨年あたりから、ハッシュタグの新しい使いかたに脚光が集まりつつあります。ハッシュタグとは冒頭に「#」をつけた言...
こにゃんたま君のパパ「タンク君」のご立派“にゃんたま”
 きょうのにゃんたまは、先日ご紹介した「こにゃんたま君」(奥に写る子猫)のパパです!  その名も「タンク」君! ...
悲劇はもう二度と…園児の外遊びの大切さと保育士さんの努力
 保育園の子どもたちや働く保育士さんにとって、あまりに悲しい出来事が続いています。園児2人が亡くなった大津市の事故のショ...
ゴロンゴロン♪ “にゃんたま”流ストレス解消法でリラックス
 気が付くとストレスで、体が緊張状態になっていませんか?  きょうは、体の力を意識的に抜いてコロコロしてみる、にゃ...
毎朝のお弁当作り 「苦痛→楽しい」に変える4つのコツ!
 手作りのお弁当って子どもの頃はもちろん、大人になっても嬉しいものですよね。でも、作る側はいつも大変!うんざりして、苦痛...