【フェロモンジャッジ調香師選】ホンマでっかより深掘り!憂鬱撃退香り術

太田奈月 調香師・IFA国際アロマセラピスト
更新日:2024-05-13 14:11
投稿日:2024-05-09 06:00

GW明け、なんとなくどんよりな気分…

 4月の環境変化を乗り越え、ゴールデンウィークが明けて日常に戻った5月、なんとなくすっきりしない気分で疲れていませんか?

 今回は【5月の憂鬱を吹き飛ばすシトラス香り術】として、フェロモンタイプごとに気分を上げるシトラス系アロマを紹介します。

 柑橘は人類が猿だった頃から嗅いでいる香りで、柑橘大国のイタリアではメンタルの不調に役立つことが研究されています。

 気分が沈むときはアロマ専用のガーゼハンカチを用意して、シトラスの香りでゆっくりと深呼吸しましょう。どこか懐かしさを感じる香りが貴女の心を癒してくれます!

 前回とは違う結果? それとも同じ結果!?

「フェロモンジャッジ」ってなに?

 素敵な女性はいい香りがする――。

 そう感じるのは、肌から放たれるフェロモンの効果。フェロモンが高まると色気だけでなく、心身ともに活力がみなぎってオスたちを引き寄せる魅力がアップします。

「フェロモンジャッジ」では、調香師・太田奈月が貴女のフェロモン度数を診断。5月8日放送の「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)では異性にモテまくる香りを説いて話題を振りまいた“フェロモンの達人”が、おすすめの香りとともに日々の癒しと元気のヒントをお届けします。

【5月前半】貴女のフェロモン度を判定!

     ↓   ↓   ↓   ↓

フェロモン度90%の貴女は…

官能と純粋さを合わせ持つ最強モテ「処女」

 フェロモン度数90%の貴女は意識のあるなしに関わらず、オスが思わずムラムラしてしまう、桃のような甘い匂いを全身から発しています。

 人一倍気遣いができて、職場でも笑顔を絶やさない処女は、いつも太陽のように明るいぶん、一人になると急にネガティブになることも…。相手のことを考えすぎて「さっきの言い方で大丈夫だったかな」と落ち込むことも多いのでは?

 繊細な神経をもつ貴女は気疲れしやすいので、ネガティブモードになってきたら目をつむって呼吸を整え、気持ちを切り替えましょう。

【5月の憂鬱を吹き飛ばすシトラス香り術】
 小夏

 地域によっては「ニューサマーオレンジ」とも呼ばれる小夏は、5月の限られた時期にだけ収穫される希少価値の高い果実。やさしくて甘酸っぱい香りが心身の疲れをとり、自己肯定感を上げてくれます。

 女子力が上がるピンク×水玉柄のガーゼハンカチに、小夏の精油1~2滴をたらしてゆっくり深呼吸を。「自分を大切にしよう」という気持ちに戻って落ち着くはず。

フェロモン度80%の貴女は…

大人の色気を持つ妖艶な「熟女」

 定期的にメランコリー(憂鬱)の波が押し寄せる熟女。憂いのあるミステリアスな色気が貴女の魅力ですが、どこにも出かけたくないくらい気分が沈む日が続いたら“赤信号”です。

 無理は禁物ですが、5月の新緑を眺めながら散歩したり、ラグジュアリーホテルの日本庭園を散策したり、緑に触れるのがおすすめです。気が向いたら、ぜひ外に出て気分転換してくださいね。

【5月の憂鬱を吹き飛ばすシトラス香り術】
 グリーンライム

 なんだか体が重くてボーッとしてしまう…そんな日はグリーンライムの香りでリフレッシュを。グリーンか水色のガーゼハンカチにライムの精油(※)1~2滴をたらし、玄関でひらひらと振りましょう。爽やかな香りが重い腰を軽くして、お出かけ気分にさせてくれそうです。

 散歩に行くときは、スニーカーの靴ひもに精油を1~2滴たらしてもGOOD。

 ※水蒸気蒸留法で抽出したライムには光毒性がなく、安全に使用できます

フェロモン度50%の貴女は…

同性が惚れるかっこいい「イケメン女子」

 周囲から「かっこいい」といわれることが多く、ずばり「できる女」。ストレスがたまり、お疲れモードになると、かっこよさが薄れ、「疲れている」感が外見にも出てしまうので要注意!

 責任感が強く目標達成に向けて突き進むイケメン女子は、ストイックになることで快楽ホルモンが出やすい体質です。周囲の「たまには休んだほうがいいよ」の一言もストレスに感じて、休日になると何をすればいいのか分からなくなりがち…。

 目標や夢を叶えたときの報酬ホルモンで全ての疲れが吹き飛ぶなら、今は無理したいというのが貴女の本音なのかも。
無理やり休むよりも、エンジンオイルを補給しながら走り続けられるようにバランスをとったほうが貴女もいきいきと過ごせそうです。

【5月の憂鬱を吹き飛ばすシトラス香り術】
 グレープフルーツ

 可能性を感じさせるグレープフルーツのフレッシュな香りは、やる気エンジンを全開にしてくれます。気分爽快になって、ストレスも楽しみながら乗り越える力がみなぎってくるはず。

 真っ白のガーゼハンカチにグレープフルーツの精油1~2滴をたらし、頭上でひらひらと振って体の周りに香りを拡散させましょう。目をつむって深呼吸すれば、一瞬で気持ちがリセットされて停滞気味の運気も動き出しそう!

フェロモン度30%の貴女は…

独自の世界観を放つ個性的な「無臭の女神」

 確固たる信念をもち、我が道をいく貴女。周囲からは「変わっているね」と言われることが多いのでは? 個性的で好きなオスにも染まらず、自分の都合を優先する生き方を好むようです。

 新しいイベントが多くなる新年度は、苦手な分野に挑戦することも多かったかもしれませんね。自分の強みを生かした世界観を築くのが得意な無臭の女神は、陰で努力する姿を見られたり他人に弱音を吐くのが苦手。さらっとこなしているように見えるぶん、ストレスを感じていることも周囲には分かりづらいタイプです。

 そんな貴女は、一人になったときに肩の力を抜いて休み、自分を解放させてあげることが大切です。

【5月の憂鬱を吹き飛ばすシトラス香り術】
 国産ベルガモット

 本来はイタリアの限られた地域でのみ育つベルガモットですが、南国高知で育つ国産ベルガモットは、新たな環境にも負けずに育った生命力の強い植物。自分の居場所を常にベストな状態にしてくれるメッセージがあります。

 ビタミンカラーの黄色かオレンジのガーゼハンカチに、国産ベルガモットの精油1~2滴をたらし、一人になれる空間で静かに深呼吸してみて。頑張っている自分をもっと好きになる、前向きな気持ちが湧いてくるはず!

  ◇  ◇  ◇

※抑うつ気分が長く続いたり、体調を崩したりする場合は医療機関を受診してください。

※精油の成分中には、皮膚刺激の強いものや光毒性をもつものもあります。敏感肌の方、妊娠中の方、基礎疾患・アレルギーのある方などは事前に安全性を確認し、使用するときは十分ご注意ください。

 貴女が放つフェロモンは日々、変化します。おすすめの香りを上手に取り入れ、良縁を手繰り寄せていきましょう!
 

太田奈月
記事一覧
調香師・IFA国際アロマセラピスト
 静岡県生まれ。英国ケンブリッジにてホリスティックアロマテラピーを学び、アロマセラピストとして活動、様々な人種・国籍のクライアントのトリートメントを体験する。

「肌は嘘つかない」がコンセプトのフェロモンジャッジ🄬、天然アロマ香水「アロマパルファン🄬」の創設者。イギリス・ドバイなど世界で活躍する調香師として、企業とのコラボ企画やメディアに出演。

 アロマテラピースクールに24年従事し3,000人以上を指導。現在は香りのエキスパートサロン主宰。ひとりひとりに合わせたオーダーメイド香水セッションを行っている。

InstagramYouTube

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


義母とほどほど良い関係を築くには? 5つのポイントを紹介
 今も昔も「嫁 vs 姑」問題に悩む女性は多いです。義母とうまくいかないことで離婚に至った、という話も聞きますよね。でも...
ラベンダーの“魔力”とは? 芳ばしい香りには厄除けの効果も
 初夏にかけて、お花屋さんの店頭にはさまざまな種類のラベンダーの鉢が並び始めます。小さく可愛らしい花を細い茎の先にたくさ...
中国の幼稚園の給食事情は? 徹底した衛生面と栄養管理の今
 保育園コンサルタントの小阪有花です。今回、私はお仕事で、中国・天津にあるセンディ幼稚園を視察してきました。そこで気にな...
ママは産後7年を育児に捧げるべき?仕事や夢との向き合い方
 妊娠・出産を終えてほっとしたのも束の間、そこから始まる育児期間。ママは「我が子のためなら自分は二の次」になってしまいが...
母性本能が止まらない…将来有望な赤ちゃん“にゃんたま”
 わんぱくでもいい、立派なにゃんたまに育ってほしい!  大好評のリクエストにお応えして、こにゃんたまωにロックオン...
なぜ出張ホストをしているの? この仕事を選ぶ男性の心理
 最近、出張ホスト(レンタル彼氏)のニーズが高まっています。おひとりさま社会と言われ、恋人がいない独身女性が増えているの...
保育園で暴言を繰り返す 5歳の男の子にとるべき行動とは?
 こんにちは、チャイルドカウンセラーの小阪有花です。今回は、私が保育園に勤めていた時に出会った、“暴言”を繰り返す5歳の...
がん専門病院への転院 “ダム”決壊で真っ先に浮かんだ顔は…
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー1年生です。がん告知はひとりで受けました。誰...
ここは僕の縄張りにゃん パトロール中“にゃんたま”をパチリ
 忙しいな忙しいな!日課のにゃんたまパトロール。  にゃんたまは、縄張りに自分の匂いを付けて回ります。  こ...
開運花師が解説します ピンクのバラを恋愛お助けアイテムに
 はじめまして。あなたを幸せに導く一番簡単で手軽な開運アイテム「花」を分かりやすく解説させていただきます、ワタクシ、開運...
焦らずに…赤ちゃんがハイハイで得られる3つの効果と注意点
「うちの子どもはハイハイばかりしていて。歩く気を起こさせるのにはどうしたら?」――。チャイルドカウンセラーとしても活動し...
この縄張りは渡さにゃい! 仁義なき“にゃんたま”抗争勃発中
 今回は、にゃんたま同士の決闘シーン。  きょうこそは、この縄張り問題に決着をつけにゃいと!  目を逸らさず...
別居、DV、酒浸り…IT起業家の暗黒面あるある“7つの習慣”
 起業家――。華々しい響きを放ち、西麻布、六本木、恵比寿、銀座など煌びやかな繁華街でシャンパンをたしなみ、有名女優との交...
真夜中に突然の大量出血で119番、緊急搬送され人生初のERへ
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー1年生です。がん告知はひとりで受けました。誰...
ハッシュタグは“いいね”を超える? 承認欲求の先にあるもの
 SNSで昨年あたりから、ハッシュタグの新しい使いかたに脚光が集まりつつあります。ハッシュタグとは冒頭に「#」をつけた言...
こにゃんたま君のパパ「タンク君」のご立派“にゃんたま”
 きょうのにゃんたまは、先日ご紹介した「こにゃんたま君」(奥に写る子猫)のパパです!  その名も「タンク」君! ...