非正規雇用のアラフォーが結婚した男は、“夜のベッド”が生き甲斐のケチ夫

並木まき ライター・エディター
更新日:2024-05-11 06:00
投稿日:2024-05-11 06:00

子づくりと無関係の性欲にイライラ

 そんな夫の唯一の“娯楽”は、夫婦での性生活とのこと…。新婚だから子づくりに積極的なのかと思いきや、果穂さんの認識では“子づくりとは無関係の性欲”だそうです。

「お金がかかるから、子どもはまだいらないって夫は言っています。でも夫婦で遊びに行ったり外食をしたりという機会がないので、時間ができると体を求めてくるんですよ。

 私から見ると、性交渉が夫にとって唯一の娯楽なのでは? としか思えません。子どもが欲しくないと言うだけのことはあって、毎回きっちりと避妊をしていますし。

 だけど私は、夫と体を重ねても満足できていないし、だんだんとイライラも募っていて…、とうとう生理的な嫌悪感も出てきました。

贅沢を望んでいるわけではないのに…

 このまま結婚生活を続けても、倹約夫のせいで私の望む生活は送れない気がします。

 私は贅沢を望んでいるわけではなくて、人並みに夫婦で遊びに行ったり外食を楽しんだりっていう生活をしたいだけなのですが…。

 夫からすれば、それは“贅沢”だし“浪費”って言うから、もう夫の価値観は変わらないんだろうなって諦めています」

  ◇  ◇  ◇

 離婚も考えてはいるものの、まだ夫が変わってくれるかもしれない望みが捨てきれないと話す果穂さん。

 では、夫であるシュンさんは、夫婦生活や結婚生活についてどんな思いを抱いているのでしょうか。

 次回に続きます。

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
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日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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