600円は高い?安い?実力派ジェラートを実食「1つだけ」気になったこと

コクハク編集部
更新日:2024-05-21 08:50
投稿日:2024-05-21 08:50

侮っていてすみませんでした!

 さて、実食。まずは「メルノワ」をぱくりと口に運ぶと…

 え、うまい!!!

 ミルクのコクがある甘みと、ほんのりと広がるハチミツの甘み。そして細かいピーカンナッツの程よい食感。決してクドくなく、さっぱりしていて後味もスッキリ。

「高級コンビニアイスのほうが好きだった」と言った友人、本当に同じ店で食べた…?

 後で調べたところ、この「メルノワ」は荻窪にある専門店のハチミツを使用しており、先述の国際ジェラートコンテストで入賞した種類なのだとか。おいしいはずですね。

 感動が冷めぬまま、次は「旬の柑橘(カラマンダリン)」です。シャーベットっぽくなっているので、ジェラート=ミルクという思い込みがある私は、そこまで期待していませんでした。

 が、こちらも、うっま!!!

 なんというか、コンビニアイスによくある「オレンジ風味」ではなくて、「生のオレンジをそのまま凝縮したらこうなるよね」という食感と味。侮っていてすみませんでした。

値段さえもっとお手頃ならなぁ

 普段は行列店に行かない私ですが、並んで良かったと感じたお店でした。1つだけ気になるところは、お値段でしょうか。1カップ2種類まで600円、3種類で640円。

 サイズは大きくなく、すぐに食べ終わってしまうなあというのが正直なところ。女性にはちょうど良いサイズではありますが、値上げラッシュが続くこのご時世に、私のような庶民が頻繁に通うのは躊躇しちゃうかも…。

 とはいえ、スタバの期間限定フラペチーノが700円弱することを考えたら、これぐらいはサラリと出せちゃうものなんですかね。私がケチすぎるのでしょうか。

 私の金銭感覚に近い人はプチ贅沢をしたい日や、友達や彼氏とのデートなどちょっとした特別感を味わいたい日にベストだと思います。

(編集MS)

「Gelateria SINCERITA(ジェラテリア シンチェリータ)」
address:東京都杉並区阿佐谷北1-43-7
https://www.sincerita.jp/

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

フード 新着一覧


「鶏ハツのガーリック炒め」香ばしさと食感がたまらない
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新宿の居酒屋「のぶ太郎」の金漢奎さんにガッ...
5分炊くだけでほっこり「水ナスのぬか漬けと桜エビの煮物」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は埼玉県・浦和の懐石料理「日に日に新」の木下泰司さ...
「かすべのレモンソース」ひと手間で軟骨がぐっと柔らかく
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は北海道・小樽のロードレストラン「シルフィード」の...
朝仕込んでおけば夜は焼くだけ「鶏モモ肉のソテー香草風味」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は大阪・福島のフランス料理店「ミチノ・ル・トゥール...
コンビニのサラダチキンでお手軽ヘルシー「蒸し鶏のマリネ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・西荻窪の創作居酒屋「じんから」の堅谷博さん...
お手軽な「ムサカ」 クミンシードでエキゾチックな味わいに
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・外苑前のワインビストロ「アミニマ」の阿部真...
“かえし醤油”の風味がお酒にピッタリ「そば屋のお新香」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・築地のそば屋「そば処 築地長生庵」の松本憲...
おもてなし料理にもなる「コンビーフのリエット仕立て」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・浅草のフレンチ「ガンゲット・ラ・シェーブル...
冷凍でもOK! 網で焼くだけで美味しく簡単な「焼き甘エビ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は福井市の寿司屋「昌冨ずし」の楠さんにエビが主役の...
「焼きなすとアボカドのタルタル」夏バテ防止にも効果アリ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座のフランス料理店「サロン・ド・テ アン...
お酢を使わないから野菜が甘い「トマトとタマネギのサラダ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・赤坂のアフリカ料理店「SAFARI」のワン...
いつもの冷ややっこが焼き肉のタレで大変身「辛いやっこ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は横浜の焼肉店「そうる肉食堂 承」の三原承達さんに...
生青唐辛子の風味でお酒が進む 中国・湖南料理「咸鮮辣」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・三軒茶屋の「香辣里 (シャンラーリー)」の...
余り野菜がごちそうに「季節の野菜とベーコンのキッシュ風」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は北海道・札幌の居酒屋「澤」の西澤一暢さんに、野菜...
まるでフォアグラのようなコクとうまみの「半生鶏レバー」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新宿の海鮮居酒屋「よしだ海岸」村瀬文吾さん...
「アスパラの肉巻き」今が旬の食材でおいしく疲労回復を
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・千駄ヶ谷の和食店「台楽おおた」の今井恵子さ...