妻の「レスだけど仲良し」に潰された夫の本音 無言の圧力をかけてない?

豆木メイ フリーライター
更新日:2024-07-16 06:00
投稿日:2024-07-16 06:00

 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。

 セックスレスのつらさについて発信していると、日々たくさんのコメントが寄せられます。

 それは、ときに肯定だったり、否定だったりとさまざまです。

 最近私が気になったのは「私たちはレスだけど仲良しです!」というコメント。

 そう思ってるのはあなただけじゃないですか? と疑ってしまうのは、夫婦関係をこじらせているからでしょうか。

【読まれています】セルフプレジャーを早く知りたかった 男女比では大きな差が

お互いに納得しているのか

 私自身「セックス」は夫婦にとって愛情を確かめ合うための大事な行為だと思っていますが、そう思わない人がいることも理解しています。

 価値観は十人十色。セックスがなくても、愛情を確かめ合い幸せを感じられる人もいます。

 しかし、大事なのは「お互いが同じように感じているのかどうか」です。

 中には片方だけが「幸せだ」と思っている可能性もあるのではないでしょうか。

レス夫婦の男性は今よりもっと仲良くしたい

 既婚者専用マッチングサイトサービスを提供するレゾンデートルがセックスレスの既婚者635人に「夫婦仲を今よりも良くしたい?」と質問。

 男性の半数近くは、「今よりも良くしたい」と回答しました。一方で、女性の61%は「このままでよい」と答えています。

 この結果だけで、男性側が「レスを解消したい」と思っているとは言い切れませんが、少なくとも関係の改善を望んでいる人が多いのは明らかです。

無言の圧力?

 結婚生活にセックスなんてなくても平気、と思っている人たちの中には、「私たちはなくても幸せだもんね?」と相手に無言の圧力をかけている人もいるのではないか、と感じます。

 調査結果からもわかるように、女性側がそうだと勝手に思い込んでいて、男性に我慢を強いている可能性もあるのではないでしょうか。

 また、セックスレス状態が続いている中で、不満を抱えながらも、「したくない」相手の気持ちを尊重しようと無理に納得しようとしているケースも少なくないでしょう。

豆木メイ
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アラフォー2児の母。2人目の子供を出産後からセックスレスになる。各SNSでセックスレスのつらさについて発信したところ多くの方から反響をいただく。5年後離婚するために経済的自立を目指して奮闘中。趣味は飲酒。
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